ヨリ

7歳、5歳、3歳の母。通勤電車で育児日記を書く日々。暮らしのブログも運営中 もっとみる

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  • よりみち共働きエッセイ

    3人育児&共働き生活をつづったエッセイ。たまによりみち

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暮らす、貸す、集うための家づくり #クレイジータンク

「家を持ちたいんだ」 夕飯を食べ終わるか終わらないかのとき、お醤油とってくれない?と何ら変わらない口調で夫が言った。 私たちは30代後半の夫婦である。子どもは3人。共働きで生計を立てている。同世代の友人・同僚のほとんどが住宅購入するなか、わが家の住まいは一貫して賃貸マンション。これは、うちもそろそろ…という話なんだろうか。思わず箸を置く。 賃貸か持ち家か、はたまた購入するならマンションか戸建てか。住まい選びはその人の大事にしていることを、大げさな言い方をすれば「生き様」

    • 2023年3月31日の日記

      「弟くんのベビーカーはオレが押す」 今朝、家を出発するなり長男(6歳)が言った。わが家のベビーカーは軽いとはいえ、まだまだ体重20㎏もない長男が押すのは大変。長男の後ろにまわり、二人羽織の要領で手を添えて一緒にベビーカーを押そうとすると「ママは手伝わなくていい!」とぴしゃりと言われてしまった。 2023年3月31日の今日は、長男にとって最後の保育園の日である。でもまぁ、さいご…とウルッとくるのは親くらいのもので、当の本人はいつもと変わらない調子ですたすたと徒歩10分の道の

      • GWの日記(4/29-5/1)

        4/29(金) GWの始まりは雨だった。珍しい。春のこの祝日は快晴のイメージがあるのだけど。そう思って過去の天気を調べてみたら、1年前もフツーに雨だった。自分の記憶はあてにならない。急に、毎日のさもないことがスルスルとこぼれ落ちてしまう気がして、ちょっと焦ってしまった。そんなわけで今、久しぶりにnoteを開いている。私にとって今年のGWは、日常の延長線のような連休。だからこそ、日記を書こうと思った。 GW初日は、小雨のなか子どもたちと土と強力粉を買いにいった。土は、「あず

        • 【お知らせ】『暮らしの最適化』が発売されました

          はじめに、note書籍化のお知らせにたくさんのいいねをありがとうございます。 先日、『暮らしの最適化』が無事に発売日を迎えました。Twitterでは、さっそく「本が届いたよー」のお知らせも受け取り、何だか不思議な気持ちです。執筆中は、私に本を書くなんて無理では……と思うこともありましたが、無事にお届けできてよかった! 発売日に合わせて、いくつかメディアでもご紹介いただきましたので、noteでシェアしたいと思います。 🐟 出版元であるワニブックスのWebサイトでは「こど

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          【お知らせ】noteのエッセイが本になります。『暮らしの最適化』

          2月に、本を出版することになりました。タイトルは『暮らしの最適化 小さな家で子どもと楽しく過ごす93アイデア』。ブログとnoteの記事を大幅に加筆し、一冊の本にまとめました。 書籍化オファーを受けたときの感想 「私でいいんですか?」 ブログとnoteを書籍化しませんか? とのメールをいただいたとき、真っ先に思ったのは、大丈夫? 需要あります?? でした。他と比べないようにせねばーと思いつつも、書籍化された暮らし系ブログを眺めると、「ブログランキング上位!」「SNSフォロ

          【お知らせ】noteのエッセイが本になります。『暮らしの最適化』

          東京の冬が好き

          東京の冬はよい。 銀杏の葉が色づく頃になると、どこまでも青い空に映える黄色を見上げて、毎年そう思います。東北で生まれ育ち、冬と言えば曇天と雪だった私にとっては、東京の快晴ばかりの冬にそりゃあ栄えるよな、敵わないなぁと毎年しみじみ思ってしまいます。地元の冬は、ちょっと出かけるにも雪かきとノロノロ運転で夏の倍は時間がかかっていたもの。サッとコートを羽織ってスニーカーで出かける東京の冬は活動量が全然違う。 11月最後の週末はよく晴れて、でも北風がびゅうびゅうで「ああ、もう冬だな

          東京の冬が好き

          小1が漫画を読み始めた

          最近、家のなかで付箋の貼られた本を見かけるようになった。小1長女の仕業である。 どうして付箋を貼るのと聞くと、 「だってこの本すごく面白いから」 と娘。この本というのは『よつばと』のことで、私が半年前から子どもの本棚に仕込んでおいた漫画である。5歳のよつばちゃんの日常が、今の子どもたちそのまんまで、「面白いからまぁ読んでみなよ」とそっと絵本の脇に忍ばせていたのだ。 しばらく見向きもされなかった『よつばと』だけど、夏休みに入り暇を持て余した娘が、ふと手に取り読み始めたが最後

          小1が漫画を読み始めた

          ベランダビオトープ日記

          ベランダにビオトープ(池)をつくり、メダカ等の水棲生物を放った。まだ寒い三月の初め。 ビオトープ設置の過程はブログに書いたので、 noteにはビオトープ観察日記を書きたいと思う。もしよろしければお付き合いください。 三月某日 エビが増えた「エビが増えた!」 4歳息子が言うので、「おお!もう繁殖したかー(ミナミヌマエビは水質が合えば繁殖することもあります)」と、ワクワクして池を覗いたところ、エビが滅茶苦茶キレイに脱皮していた。 三月某日 ヒメタニシを求めて①夫はぜひと

          ベランダビオトープ日記

          娘の卒園式

          先日、長女の卒園式があった。 保護者席の前に着席した娘は、両膝をピタッっとつけ、背筋をしゃんと伸ばした。こちらを見るかな?との私の予想は外れ、娘は唇をきゅっと閉じてまっすぐ前を見続けている。 そんな娘の姿を見ながら、6年間の園生活が脳内に浮かびは消え、また浮かび、印象的だった一コマでふと止まった。娘がこの園に通いはじめた3年前の夏だった。 ◇ 娘はこれまで3つの保育園に通った。0歳で認可外保育園に入り、1歳で認可転園。人見知りのはげしい娘は、そのどちらの園でも初日から

          娘の卒園式

          花を買うこと

          2月の終わりに、サクラの枝を買った。 しばらくして蕾がはじけ、花が咲き、お雛さまをしまう頃には緑の葉っぱが顔をだした。花瓶のなかでくるくると表情をかえるサクラの枝に、心が踊る数週間だった。 思えば、子どもが産まれてから植物とは縁遠い生活だった。観葉植物は、6年間ベランダに出しっぱなしだし、たまに花を買ってみるも、すぐに枯らしてしまった。 けれどもこの数日、サクラの枝を眺めていて、花のある生活がしたいと急に、強く思った。 🌷 数駅離れた土地に、お気に入りの花屋さんがで

          花を買うこと

          『よつばと!』と夫

          家族の共有スケジュールにそっと追加された予定を発見して、笑みがこぼれた。 ”よつばと新刊発売日” アプリにインプットしたのはもちろん夫である。 「Amazonで買う?」 夫に尋ねると、「いや大丈夫。いずれ本屋に寄ったときにでも買うよ」と返された。発売日までチェックしているのに、素直じゃないなぁ。 🌻 ちょうどその発売日。子どもたちが「絵本を見る」と言うので、出先で本屋に立ち寄った。と、すかさず平積みされている『よつばと!』を手に取る夫。「これ買ってくるね!」と、颯

          『よつばと!』と夫

          ブログはいつ、どこで、どうやって書く?

          8月になり、急に思いたち、ブログを毎日更新しています。 ちょっと紛らわしいのですが、ここでいう「ブログ」はnoteではなくこちら。うちの共働き育児のライフログで、家事の工夫や、子供と暮らす部屋づくりなどを細々つづっています。 これまでの更新頻度は週に一度書くか書かないか。気が向いたとき(あとまとまった時間が取れたとき)にゆるゆる書くスタイルでした。毎日更新なんて無理オブ無理。そんな時間あったら食う寝る遊ぶわ。だったのですが、書き方を変えたところ、私の生活サイクルにするりと

          ブログはいつ、どこで、どうやって書く?

          『Casa BRUTUS(カーサブルータス)大人も読みたいこどもの本100』メモ

          『Casa BRUTUS(カーサブルータス)』を買いました。エルマーの表紙に吸い寄せられて、秒でポチでした。 特集、「大人も読みたいこどもの本 100」には、子どもの頃読んだ懐かしい本、最近購入した本、子どもたちが大好きな本、そして今すぐ読みたい気になる本が満載でした。とくに、気になる本はこれから図書館で借りたり、購入したい。というわけで、この記事は私のブックリストです。今回は自分メモ。 📚 5歳と読みたい、はじめての児童書5歳娘は、ひとりで文章多めの絵本を読むようになり

          『Casa BRUTUS(カーサブルータス)大人も読みたいこどもの本100』メモ

          3歳児、リビングを海にする

          3歳息子は魚が好きだ。 行きたいところは水族館。愛読書は魚図鑑。好きな食べ物はお寿司とおっとっと。短冊には「さかなのオモチャがほしいです」と書き、マンボウ・鮫・リュウグウノツカイに会うことが夢。好きの理由こそ分からないけれど、魚への愛情はこちらまでヒシヒシと伝わってくる。 なので、私が3歳の息子を喜ばせたくて魚を折り紙でつくったのは、まぁ自然な流れだった。 のだけれど、まさか1ヶ月後にリビングが海になってしまうとは、思いもよらなかったのだ。 🐡 私がつくった「魚」に

          3歳児、リビングを海にする

          ホットクックと共働きの夕飯づくり

          1年半ぶりに共働き育児生活がはじまり、家事に追われているなーと感じます。とくに夕飯づくりは、帰宅後に調理する時間が取れないため、これからどうやって回していくか、試行錯誤する毎日です。たとえばこんなふうに。 私は現在、1~2日おきに在宅勤務をしているので、平日の夕飯づくりは専ら自宅で仕事をする合間にドドドとこなします。 とはいえ、ずっと台所に張り付いているわけではなく、「あー仕事が煮詰まってきたなーやる気でないなー」とダレてきたら、すかさず台所へGO。5分ほど黙々作業して、

          ホットクックと共働きの夕飯づくり

          5歳児、大好きなアニメとお別れする

          5歳女児、いま一番ハマっているアニメがある。 1年間テレビ放映されていたそのアニメだけど、今週ついに最終回を迎えた。これです。 これまでも、娘が好きなアニメは様々あったけれど、通してずっとハマったのは『ひみつ×戦士 ファントミラージュ』が初めて。少女たちがひみつ戦士に変身するシーンを繰りかえし視聴しては、決めセリフやダンス、最後のポーズを完璧にトレースできるまで練習を重ねていた。 日曜の朝9時。 「アニメの最終回はさぞ寂しがるかな?」と、娘の様子を台所からこっそり観察

          5歳児、大好きなアニメとお別れする