記事一覧
【読書日記⑧】一生使える「勝ちメンタル」のつくり方(著者: 宋世羅/青春出版社)
<ちょっと長めのきっかけ>著者である宋世羅さんは、元々野村證券にいらっしゃった方で、Youtuberとしても活躍されています
私も金融業界に属しており、野村證券に勤めている知り合いが何人かいます。年齢が近いこともあり、「宋世羅さんって知ってる?」と興味本位で聞いたことがあります
結果は「あんな奴大したことない」「大した数字もあげれなかったくせに」という否定的な反応でした。つまり、バリバリに意識
【読書日記⑤】声優 宮村優子 対談集 アスカライソジ(著者:宮村優子、構成・文:木俣 冬 /カドカワ)
エヴァンゲリオンのアスカや、名探偵コナンの遠山和葉役で有名な声優さんです。
<きっかけ>noteのこの記事でした。
宮村さんは、例えばエヴァンゲリオンの碇シンジ役だった緒方恵美さんや、綾波レイ役だった林原めぐみさんと比べて、私にとって謎が多い人でした。詳しく調べたわけではありませんが、極端に露出が少なく、雑誌などでもお見掛けすることはなかったように思います。Wikipediaを見ると「オース
読書日記④コンサル0年目の教科書 誰も教えてくれない最速で一流になる方法(著者:古谷昇/PHP研究所 )
<前提知識>著者は昔のBCG(知る人ぞ知る、超限られた人しか入社出来ない会社/二徹三徹が当たり前の世界)で、普通に20時とかに帰り、かつ圧倒的な成果を上げていたことから「手抜きの天才」と言われていた人。私が就職活動をしていた頃(10年以上前ですが…)2chをはじめとするネット上では噂だけが残っていた記憶があります。
元々の種本は「もっと早く、もっと楽しく、仕事の成果をあげる法 知恵がどんどん湧
【読書日記③】ゼロ金利との闘い 日銀の金融政策を総括する(著者:植田和男/日本経済新聞出版)
<きっかけ>お客さんとの会話の中で、「植田さんってどういう考えを持っている人なんだろうね」と聞かれた際に適当な言葉しか出てこず、自分なりの見解を述べたいなと思って読みました
<読む前に>植田さんは現在の日銀総裁です。元々は大学の先生であり、1998年4月~2005年4月まで日銀の政策員会審議委員をされていました。ちなみに、日銀の政策委員会は総裁(1人)、副総裁(2人)、審議委員(6人)であり、
【読書日記②】推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない(著者:三宅香帆/ディスカヴァー・トゥエンティワン)
<きっかけ>小説の感想を書くのが難しすぎる、と思って読んだ本です
<言いたいこと>
推し語りのためには技術が必要であり、その際に最も大切なことは「自分の言葉」を作ること
他人の言葉と距離をとり、自分の言葉をつくろう
<これいいな、と思った観点>文章の核が「自分だけの感情」だとすれば、その核を包むものとして「文章の工夫」がなければ他人には伝わらない。誰かに読んでもらいたい、と願うのであれば
【読書日記①】物語思考(著者:けんすう/幻冬舎)
<言いたいこと>
幸せとは、今(プロセス)が充実している状態であり、自分の理想のキャラを決めて、物語を転がすことで幸福感は増す
なりたい状態から、キャラを作り出し、行動し、環境を整えることで、物語を転がしていく
<これいいな、と思った観点>
なりたい状態を書いたら、抽象度を上げて、「なんでそうなりたいか」を考える。これが明確になればなるほど、解像度が上がり、鮮明にイメージできる。理想を現
【美術館・博物館の訪問記録】東京国立近代美術館
美術館のレビューは、前回の三菱一号館美術館以来です。
「美術展の不都合な真実」で、著者が企画展があれば必ず行く美術館として挙げていたところです。ようやく訪問することが出来ました。
皇居の真横、東西線竹橋駅から徒歩3分と、美術館としては屈指のアクセスの良さを誇ります。
私が行ったときは、特段企画展などはなく、常設展のみでした(厳密にいうと、「MOMATコレクション」という所蔵作品展をやっていま