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メジャーじゃなかったパニック障害

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発症当初、自律神経失調症で片付けられていたパニック障害に、長年悩まされてきた経験者として、発症のきっかけ、発病の素質は何かを振り返り、 今思うことを素直に書き下ろしました。 スト…
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#ストレス

メジャーじゃなかった心の病パニック障害【24】

メジャーじゃなかった心の病パニック障害【24】

人生これから!
人間のベテラン
僕なりの反省点です。

自分をよく見せようと
背伸びをしてきたことが
ストレス以外の何者でもないことが
わかってきました。

この性格が病気になりやすい
原因のひとつだったのではと。

これに気付き
晩年反省をしました。

かつて何故そうだったのか。
自分の未熟さによる
世間に対する不安
だったのだろうと。

年の功や、知識の豊富さで
相手より劣ると察すると、
声を

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メジャーじゃなかった心の病パニック障害【23】

メジャーじゃなかった心の病パニック障害【23】

ー 薬のために働くという間違い ー病気を患っているにも関わらず、
休んで治す勇気を受け入れられないでいたぼくは、
絶望感に似たスパイラルに陥ります。

病を認めたくないとの思いが継続し、
治療に専念ではなく、
健常者として社会の一員でありたい
との思いの方が強く出てしまったことで、
次のような悪循環がおこりました。

病気を治したい(本音)

薬で治していく

通院、処方には健康保険、

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メジャーじゃなかった心の病パニック障害【17】

メジャーじゃなかった心の病パニック障害【17】

4.病気と付き合う【10】
ー変わった見解を示す先生登場ー

薬のストックは安心の担保として
残りおおよそ1ヶ月分となる頃を目安に、
院長の診察がある土曜日に、もらいにいきます。

看護婦さんたちは、ぼくを覚えているようで、
いくたびに話しかけられるようになった。
ぼくは、恥ずかしくて、
いつも苦笑いしてやり過ごす。
看護婦さんたちは
へっちゃらで、フランクに話しかけてくる。
強い女性はかっこよく

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メジャーじゃなかった心の病パニック障害【15】

メジャーじゃなかった心の病パニック障害【15】

【4】病気と付き合う(8)ー 新天地で回復を願う ー

新たなる病院、転勤。

朝の通勤電車は
下りになり、混むがさほど気にならない。
グ~ンと通勤が楽になる。

車で病院にいける。駐車場も広い。
仕事が休みの日に
わざわざ電車に乗らないで済む。

遠距離の出張もない。

これは、もう治るのは時間の問題
などと楽観的に考え出していた。

だが、数週間でわかる。
そうでもなかった。

単純に、人

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メジャーじゃなかった心の病パニック障害【14】

メジャーじゃなかった心の病パニック障害【14】

【4】病気と付き合う(7)ー この病気って ? ー転勤の話が来た。

僕の会社は3~5年毎に
異動があり、ぼくにもその話が
ちらほらあった。
x課長から
『あなたに来て欲しいと言っている支店があるんだけど、
広島か名古屋どう?』
ぼくは希望異動先に地元の埼玉県を常に望んでいて、
半期に1回とるアンケートにもその旨記載していた。

つまりは、病気であることで、引越を伴う
地方にいくことは考えてもい

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メジャーじゃなかった心の病パニック障害【11】

メジャーじゃなかった心の病パニック障害【11】

4.病気と付き合う【4】ー 案ずるより産むが易し ー新幹線にのり大阪へ。

これは、治療として
おおきな一歩を
踏みこんだ経験。
行動療法にあてはまる。

おおげさな〰️!と思われるでしょう。

おわかりの方は、
理解されるでしょう。

ボクにとっては
毎日の通勤電車に
ドキドキしていることと
程度が違いすぎる出来事。

新幹線に乗る。

このチャレンジは、
清水の舞台から飛び降りる

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メジャーじゃなかった心の病パニック障害【10】

メジャーじゃなかった心の病パニック障害【10】

4.病気と付き合う【3】ー 新幹線に挑む ーこの病気を発病し、
病院へ行くきっかけをつくってくれた
x主任は、課長に昇進していた。

そのx課長から、突如
『出張行ってもらいたい。
飛行機はまだ、だめかな?』

ぼくは間髪いれずに
「すいません。それはまだ無理です。」
と答えた。

「それは」の意味は出張に行くこと
を込めていた。

出張と聞いた時点で、

え?突然、なに?まじで… え

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メジャーじゃなかった心の病パニック障害【9】

メジャーじゃなかった心の病パニック障害【9】

4.病気と付き合う【2】ー 通勤との戦い ー色んな仲間とも疎遠になりつつ
付き合いの悪い人になっていった。

何かのせいにしたい。
全て病気のせい。
病気になる素質のせい。
こんな才能はいらない。

もう、自身との戦いであった。

病院からの治療方針は薬物療法だ。
とにかく不安になっちゃいけない。
そして、自信をつけていく。
そのために心をコントロールさせる
くすりだ。

朝夕のソラナックス0

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メジャーじゃなかった心の病パニック障害【8】

メジャーじゃなかった心の病パニック障害【8】

4病気と付き合う【1】ー さまざまなクスリを試す ー病院を変えて
治療法もかわった。

今までは、
自律訓練とやらを
ひたすらやって
薬は、頓服として
デパス0.5mgのみだった。

ここへ来て
頓服は頓服のままとし、
ぼくに合う
メインの
"くすり"を探していく。

とにかく
なおれば…と、
藁をもすがる思い
だった。

薬なんかに頼るのは
良くない、と
罪悪感があった過去の
考えを捨ててい

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メジャーじゃなかった心の病パニック障害【7】

メジャーじゃなかった心の病パニック障害【7】

3診察【5】ーセカンド・オピニオンー

症状は日ごとに悪化。
治療方法に疑問をもち、
くすりとは、応急処置的なもの。
回復傾向に程遠い。どうしたものか。

当時、
発病する1年くらい前から
付き合っていた彼女に、
病気も打ち明けていた。

ところが、
電車にのれなく
(乗れるが、なるべく避けていた。)
飛行機はもってのほか。
(これは想像しただけで、心臓が飛び出そう。)

こうなると、旅行もいけな

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メジャーじゃなかった心の病パニック障害【6】

メジャーじゃなかった心の病パニック障害【6】

3診察【4】ー 病院をかえよう。 ー

【1】~【5】のあらすじ

飛行機内で発病。
会社の健康診断で
自律神経失調症と
あいまいな診断をうける。

上司に打ち明け
会社の総合病院で
神経内科の門をたたく。

そこの医師が
いわゆる(やとわれ)で
自分のクリニックへ誘導。

そして、
その診察に
疑問。

ーセカンド・オピニオンー

会社が引っ越しをすることに。
五反田から飯田橋になった。

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メジャーじゃなかった心の病パニック障害【5】

メジャーじゃなかった心の病パニック障害【5】

3診察(3)病気になる素質。
これは、いったいなんだろう?

友達k君に言われて
その夜、深く考えた。

…そもそも
自身の性格など分析することなど
考えたこともなく、

素質。

と、いわれて
へこむ自分は一体…

ぼくの性格

神経質。
人の目が気になる。

色んな人と話すと
明らかに
自分のほうが
何でも気にしすぎている。

こういうことに
気づくキッカケとなった。

ただ、この当時は
そん

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メジャーじゃなかった心の病パニック障害【4】

メジャーじゃなかった心の病パニック障害【4】

3.診察(2)薬を処方され、
いざ再診へ。

会社関係の総合病院の
神経内科にむかう。

診察室では、y先生に
調子のほどを聞かれ、

「不安になるけど、薬のお陰で
今までの辛かった症状は現れなかったです。」
そう答えるぼくに、

『よく眠れますか?』
y先生は前回と同じ質問である。

このようなやり取りのあと

『治療法を紹介しますので
一週間後にまたきてください。
但し、場所が変わります。

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メジャーじゃなかった心の病パニック障害【3】

メジャーじゃなかった心の病パニック障害【3】

何かと言えば、
とりあえずの内科受診。
この感覚は変なプライドによるもの。
薬はよく効いた。3.診察初めての神経内科。

『一度医者に診てもらいなさい。』
僕は上司のx主任に背中をおされた。

会社の出張でこの病気になり
次の出張指示を受け、
この病の治療が開始となる。

なんか不思議であったが、
病院でみてもらうとなれば
少しばかり
ほっとした。

会社の系列に総合病院があり、
仕事中に行かせて

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