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#コラム

赤の他人と話す時に私たちが知るべきこと

赤の他人と話す時に私たちが知るべきこと

信じられないような話ですが、人間はお互いの感情が外見からは全く分かっていません。嘘をついている人は正直者に見えるし、スパイ活動をしている人は信頼できる人に見える、不安そうにしている人は何か悪いことをしているように見えています。人の表情から読み取れる情報は、その人が頭の中で考えていることを理解するのに信頼できる要素ではありません。

この驚くような内容は、世界的ベストセラーを何度も出しているマルコム

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「あなたのステキ」を「この町の誰かのステキ」にした理由 ~「おしゃれのふじ園」裏話~

「あなたのステキ」を「この町の誰かのステキ」にした理由 ~「おしゃれのふじ園」裏話~

さて、わたしのFacebookページでは告知していました、2月24日開催の「おしゃれのふじ園」にいらしてくださった皆さま、いらっしゃることができなかったけれど、Facebookイベントページを見てくださった皆さま、ありがとうございました。

※おしゃれのふじ園 Facebookイベントページ
https://www.facebook.com/events/2089825674419616/

こち

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いつか、とびきりスペシャルな名前をあげる。

いつか、とびきりスペシャルな名前をあげる。

もうすぐ、梅雨明けだ。雨のにおいから、すこしずつ夏のにおいに移り変わっていくのを感じる。

帰宅後、昼間にたまった部屋の生ぬるい空気に耐えられず、エアコンをつけて涼んでいたら、だんだん寒くなってきて電源を消した。するとたちまちむわんとした空気が身体にまとまりついてきて、また電源をつけた。でもまた寒い。

つけては消して、消してはつけて……

小一時間、そんなことをもう何度も繰り返しているのだけど、

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聞こえない音楽

聞こえない音楽

聞こえない音楽を聞いてしまった。時速250キロで走行する新幹線の中で、僕は聞こえないはずの音楽を聞いた。聞くつもりはなかったし、まさかこんなところで演奏されているなんて思いもしなかった。どうやら、音楽は若い女性の車掌さんから漏れ出てくるらしかった。

「切符を拝見させていただきます」

そう告げた彼女を追いかけていた。今となってはどうでもいいような用件だけど、とにかく用があって車掌さんを探していた

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かみさまと話をする

かみさまと話をする

かみさまとおしゃべりしたいと思う。今日みたいに真っ青な空だとよけいに思う。春の光の中では何もかもが許されているようで、そっと打ち明けてみれば真実を話してもらえそうな気がする。
「まあ、座りなよ」と、白い服を着たかみさまが椅子を勧めてくれたりして。

きっと、子どもの頃はいつでもその椅子に腰掛けられた。
友だちから預かった小鳥に最初のお水をあげる瞬間とか、夏休みのプールの帰りに足を踏み入れた路地の奥

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「マルチ・ポテンシャライト」という生き方-救われる人はきっと多い

「マルチ・ポテンシャライト」という生き方-救われる人はきっと多い

「これからの働き方の中で、ひとつの見本になるものだ」と感じた考え方がある。それが「マルチ・ポテンシャライト」だ。

人によっては、バイブルのように大切にしたくなるかもしれない。わたしはまるで予言書みたいだ、と感じた。日本語訳版が今年9月に発売されたばかりの本である。

マルチ・ポテンシャライトって?TEDtalkで550万回再生された動画がきっかけでムーブメントになった、ひとつの生き方のこと。シン

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観劇ことはじめ

観劇ことはじめ

劇場でお芝居を観る習慣のない人達は、演劇についてこんな風に思っているかもしれない。

ケース1:とにかくよくわからない
「演劇っていつどこで何がやってて、誰が出てて、おもしろいのかどうか、チケットはどう買うのか、もう色々、よくわからない」 

ケース2:初心者に世界が開かれてない気がする
「一部の好きな人たちだけの世界って感じがして敷居が高い」
「初心者は手を出しづらい」

ケース3:映画でよくね

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