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別れと新たな発見の場。
飲み会は楽しい。けれど、すごく疲れる。
先日、移動で今の職場を離れられるお姉さんの送別会があった。
わりかし大人数が集まっていたし、私が1番下っ端だと思っていたのもあり、いつもより気を張っていたようだった。
誰かのグラスが空けば注文したかどうか訊いて、皿を空けるためにあと1つ残った料理を振り分けたり、空いた食器を店員さんに渡すか下げやすい位置に置いたりと、何故か必要以上にバタバタと動いていた。
私は上手く”普通”に生きられない。
私は上手に普通に生きていたいと思っている、らしい。
らしい、というのは時々自分を振り返ったその時に大体抱いているのがこの気持ちであって、割と無意識だからだ。
”上手く”も”普通”も正解はイマイチ分からないのに。
私の両親は”普通”を求める人たちで、自分の常識を疑わない人たち。
例えば、普通に大学を卒業して、普通に就職をして、みたいな。
うちの場合は家業があるから、大学を卒業したら家業を継ぐのが彼
どこかに飛び立ちたかった夜の話。
保護されて実家へ強制送還された。
たしか処方された薬をたくさん飲んで、ベランダに腰掛けていたら警察が来て、誰かに引っ張られて降ろされた。
飲んだ薬が眠剤だったために、次に目が覚めるまでの記憶が所々なくてぼんやりしている。
でも、これだけは覚えている。
私はどこかへ飛び立ちたかった。
実家から両親が迎えに来るまで5、6時間警察署で待っていた。
途中で彼がマックとお菓子を差し入れてくれて、警察官さ