別れと新たな発見の場。

飲み会は楽しい。けれど、すごく疲れる。

先日、移動で今の職場を離れられるお姉さんの送別会があった。
わりかし大人数が集まっていたし、私が1番下っ端だと思っていたのもあり、いつもより気を張っていたようだった。
誰かのグラスが空けば注文したかどうか訊いて、皿を空けるためにあと1つ残った料理を振り分けたり、空いた食器を店員さんに渡すか下げやすい位置に置いたりと、何故か必要以上にバタバタと動いていた。
そんな中でも飲んだり食べたりはしていた。 
 
私はお酒は強い方だし、今回は明確に主役がいて、上司や同僚に囲まれていたのも原因だ。
もっと気楽に飲めばいいのに、と自分でも思ってしまった。
親しい友人や恋人の前では酔っ払うくらい気ままに飲むのに、ああいう場では性格上出来ない。

帰り道、たまたま方向が一緒だった先輩と歩いた。
彼は普段誰も笑わないような冗談を言うような明るく軽い人という印象だった。
私の恋人の話を皮切りに、ぽつりと話してくれた苦労話と今の恋人への想いはいつもの印象を変える真面目な話だった。
そうか、こんな1面があったんだと親近感が湧く貴重な時間だった。
普段しない、こんな話を出来る飲み会はとても好きだ。

あまり飲みすぎると躁転しそうで怖いけれど。

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