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こどもとくらし

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2人の女の子との暮らしを綴る。
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金木犀の香りと記憶

金木犀の香りと記憶

においして!においして!

"香りを嗅いでみて"と
まだ言えない3歳の娘が
幼稚園から金木犀の小枝をお裾分けしてもらい
大事そうに持って帰ってくれた。

匂いを嗅ぎたい時や、嗅いでほしい時は、
"においしたい!"
"においして!"と言うのが
なんとも愛らしい。
何度でも聴いていたい。

慌ただしい渦中にいたとしても
こういった日々の思い出は忘れたくない。
ずっと大切に抱きしめていたいと思う。

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マティスの切り絵に挑戦 〜夏休みの作品作り〜

マティスの切り絵に挑戦 〜夏休みの作品作り〜

子供たちの園では、夏休み期間中に自由研究や作品作りなど、何かひとつ作ることが課題。
写真集や、絵本をテーマにした作品を作ったりもしましたが、
今年は、ちょうど開催中のマティス展からインスピレーションを得て切り絵に挑戦。

マティスの絵本やポストカードをもらって切り絵がしてみたいと言っていた長女の願いを叶えて。

きってきって、はってはって

作品のタイトルは
"つみきのダンス"

素敵な作品ができ

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小さな子どもとお茶じかん

小さな子どもとお茶じかん

ほっとできる時間をなるべくつくるようにしています。
心がほぐれる、ゆるむことって私のとってすごく大事な時間です。

フルタイムで働きながら子育てをしていると、時々息がつまりそうになるんですよね。
心に余白がなくなると、「なんで私ばっかり大変なんだ」というような感情が」湧いてきた時こそ、積極的にゆるむ時間を取るように心がけています。

子どもが小さいとそんな時間とれないよ、、と私も以前はそう思ってい

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自然を五感で楽しむ。〜本来の自分を取り戻す〜

自然を五感で楽しむ。〜本来の自分を取り戻す〜

梅雨の晴れ間。この機会を逃すまいと、子どもたちと川の流れる公園へと車を走らせた。朝炊いたとうもろこしご飯のおにぎりを持っていざ出発。

川が流れ、季節の花が楽しめる遊歩道のある森がある自然公園では、思い思いにあそぶ家族の姿があった。今は紫陽花のシーズンということもあり、紫色や水色が森のあちこちで彩りを添えていた。

自然の中にいると、私の中の感性の受容体が開く感じがする。感じることを大事にして生き

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小さな子どもたちと京都旅

小さな子どもたちと京都旅

幼児の子どもを連れての京都はハードルが高いと思って、行く前から諦めていた。けれども、どうしても行きたいお茶会があったので、夫と子供と共に、えいやと向かった。

子連れ旅の、行き先は子供が喜ぶところというより、いつも私が行きたい場所の方が多かったりする。沖縄のリゾートホテル、温泉地、美術館を目的とした旅にはじまり、京都という大人の街だってそうだ。

京都では、幼児は入れないお店はもちろんあるが、楽し

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子連れ京都旅での宿選び

子連れ京都旅での宿選び

2泊3日の子連れ京都旅で宿泊した宿は「梅小路ポテル京都」さんだ。
京都での旅はとにかく歩く。タクシーやバスなどを利用することもあるが、基本は自分の足が頼りだ。3歳の娘は体力がまだないため、度々おんぶやだっこを求める。
そんな私自身の身体の疲労回復に非常に貢献してくれたのが、銭湯“ぽて湯”の存在だった。
広い湯船に浸かることが、どんなに気持ちいいか。体力を回復させてくれるか。私はこの度で身をもって実

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子連れ京都旅

子連れ京都旅

大人の街、京都に6歳と3歳の幼稚園児を引き連れて旅にいってきた。
大人ひとりで行くのとは訳が違うので、
・子どもでも入れる場所
・子どもの足でも歩ける範囲で
・大人も子どもも楽しい
という条件が揃っている必要がある。

今回は、私がどうしても行きたい吉田山大茶会に参加することがメインの目的だったため、それ以外の計画はほぼなく、自由に過ごした。

京都には良い本屋さんが沢山ある。
恵文社さんには独身

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