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自然を五感で楽しむ。〜本来の自分を取り戻す〜

梅雨の晴れ間。この機会を逃すまいと、子どもたちと川の流れる公園へと車を走らせた。朝炊いたとうもろこしご飯のおにぎりを持っていざ出発。

川が流れ、季節の花が楽しめる遊歩道のある森がある自然公園では、思い思いにあそぶ家族の姿があった。今は紫陽花のシーズンということもあり、紫色や水色が森のあちこちで彩りを添えていた。

自然の中にいると、私の中の感性の受容体が開く感じがする。感じることを大事にして生きていきたいと思い始めてから、どうすると自分の感覚が冴え渡るかを考えて色々と試してみた結果、自然に身を置くのが近道だということに着地した。

川遊びがはじめてだった3歳の次女は恐る恐る水面に足をつけていた。
長らく川遊びをしていなかった私も、川の水の冷たさには驚いた。この時期蛍も出るという川だけあって透き通った美しく輝く水面を眺めるだけでも癒された。裸足で歩けば、石のツルツルや、苔のぬるぬる、砂利のザラザラとした感触が足から伝わってくる。

肉体があるから、感じられるんだと気付かされる。
普段使っていない感覚を使うことで、本当の自分を感じられる。

花の香り、鳥の鳴き声、風の肌触り。
自然を五感で楽しむ。

仕事をしたり、子育てをしたりしていると、あまりにも慌ただしく毎日が過ぎていく。

そんな時こそ自然の中に身を置いてみて、大きく深呼吸することで、自分を取り戻すことができると信じている。

森で子どもたちが見つけた宝物

二十四節気では今は芒種。ヤマモモは実り、梅は黄色に染まっていた。誰に教えられたわけでもなく、季節はしっかりと今を生きている。

忙しいときに、花鳥風月に思いを馳せるなんて難しいと思うかもしれない。
自然のもつ力を借りれば、肩に力が入っていた身体も緩む。

緩んでいこう。
充分頑張ってるとねぎらって。

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