今日注目したのは米国大統領選のニュース。半年後に米国の大統領選挙が迫っており、最近ニュースで見ることが増えてきた。 いくつか改めて思うことがあった。 ■1. 経済…
日銀が物価上昇2%程度を提示することになったらしい。物価上昇は確かに続いている。要因は円安、供給網問題(パンデミックの影響)、原油価格上昇、需要回復、そして賃金上…
今日、注目したニュースは二つ。一つは三井物産のUAEにおけるLNG生産事業への参画、もう一つは住友商事による再生可能エネルギーのための蓄電池ネットワークへの大規模な投…
4月22日の日経のニュース。自治体が法定外税で自主財源確保に走っているという記事。中小企業同様に自治体も経営マインドを持ち始めたということなのか。中小企業も頑張ら…
さいたま市が現在運営している5つのレジャープール施設を2つに再編することを検討していることが日経のニュースで発表された。環境の変化に直面した団体が舵を切るのは当然…
2050年には、地震、津波、土砂災害などの災害リスクを抱えた地域に住む人口が全人口の7割に達するという事実が日経新聞に掲載された。災害リスクが可視化されつつある現代…
この本は、フォーノーツ社長の西尾氏によって書かれ、私の人事制度に対する理解を深めるきっかけとなった。多くの人事制度に関する書籍が出版されているが、この本は人事制…
国の予算委員会調査室の谷合正成氏が公表した令和6年度予算のレポートに目を通した。このレポートは、112兆円にも上る国家予算の内訳とその背景にある経済的・社会的な課題…
環境分析は中小企業にとってしばしば後回しにされがちな業務だが、実は中期計画や将来戦略の策定において不可欠なプロセス。PEST分析、3C、5Fといったフレームワークを駆使…
2024年2月3日の日経新聞で報じられた地方議会の空洞化は、私たち中小企業の経営者にとって看過できない課題だと思う。地方議会の健全な運営は、地域社会の持続可能性と直結…
この本は田中角榮元総理の著作。昭和47年に初版が発行されたこの書籍は、私にとってリーダーが描くべきビジョンの模範であり、今日の経営者にとっても多くの教訓を含んでい…
昨日の日経によると、日経平均株価が33年11か月ぶりにその高値を更新したそうだ。33年11か月ぶりってすごいな、、ということで改めてこの日経平均の推移を見てみてこの高騰…
事実上のデフォルト(債務不履行)状態にあるスリランカと日本が債務再編に関して会談したとのニュース。要は借金返せないから、返済期限の延長等の条件について話合う場を…
昨日の日経新聞に掲載された記事は、人手不足による倒産が過去最高件数に達したと報じていた。これは数字以上の意味を持ち、私たち中小企業経営者にとっては現実の危機だと…
最近、仕事の優先度について深く考える機会があった。それは明確なミッション・ビジョンを追う経営者と協業について話をした時のこと。事業内容的には過大なリスクを抱えて…
この本は、評論家の三橋さんによって書かれたもの。一般的には、国家の借金が増え続けることが財政破綻を引き起こすと考えられがちだが、三橋さんはこの財政破綻論に対して…
カオスブル
2024年5月1日 07:39
今日注目したのは米国大統領選のニュース。半年後に米国の大統領選挙が迫っており、最近ニュースで見ることが増えてきた。いくつか改めて思うことがあった。■1. 経済的なつながりは数字で見る必要がある米国と日本は経済的な強いつながりがあるという印象を持っているが、数字で見ると以下のようになっている。日本は米国よりも米国の対立国である中国との輸入量・輸出量が多い。一方で米国側から見ると、日本に対す
2024年4月26日 06:09
日銀が物価上昇2%程度を提示することになったらしい。物価上昇は確かに続いている。要因は円安、供給網問題(パンデミックの影響)、原油価格上昇、需要回復、そして賃金上昇が挙げられるだろう。賃金上昇は緩やかだというニュースを見るが、国民の生活負担増は実感としてある。みずほリサーチ&テクノロジーズの価格上昇に伴う年収階級別の負担増に関する試算を見ると、全体平均が10万円を越える。こうしてみると結構な負
2024年4月24日 06:37
今日、注目したニュースは二つ。一つは三井物産のUAEにおけるLNG生産事業への参画、もう一つは住友商事による再生可能エネルギーのための蓄電池ネットワークへの大規模な投資。ロシア・ウクライナ紛争によるロシアへの依存低減が急務となる中で、大きなビジネスチャンスを見出したということか、、、。■各社のビジネスモデル住友商事は、全国に蓄電池を設置し、太陽光や風力などの再生可能エネルギーから生成される電
2024年4月22日 05:48
4月22日の日経のニュース。自治体が法定外税で自主財源確保に走っているという記事。中小企業同様に自治体も経営マインドを持ち始めたということなのか。中小企業も頑張らねばと、背筋が伸びた思い。■自治体とは?そもそも自治体とは何なのか?「地方自治体」とは、日本の都道府県や市区町村を統括する行政機関のことを指す。今日本国内には1,718の市町村(市 792 町 743 村 183)が存在する。改め
2024年2月21日 22:17
さいたま市が現在運営している5つのレジャープール施設を2つに再編することを検討していることが日経のニュースで発表された。環境の変化に直面した団体が舵を切るのは当然の話だが、民間企業と違って公共性を持つ自治体の苦しい判断が思い浮かぶ。■日本の地方自治体が直面する環境の変化今日本の地方自治体の多くが高度経済成長期に作られたプール等レジャー施設を含むインフラの老朽化と少子高齢化・人口減少という2つ
2024年2月11日 13:58
2050年には、地震、津波、土砂災害などの災害リスクを抱えた地域に住む人口が全人口の7割に達するという事実が日経新聞に掲載された。災害リスクが可視化されつつある現代において、高リスク地域に住むことの避けられない現実と、その中で私たちが取り組むべき課題がクローズアップされている。企業の代表者として、また一個人として、災害リスクに対する真剣な対峙が必要だと感じざるを得ない。■何故企業は災害リスクを
2024年2月10日 09:07
この本は、フォーノーツ社長の西尾氏によって書かれ、私の人事制度に対する理解を深めるきっかけとなった。多くの人事制度に関する書籍が出版されているが、この本は人事制度の歴史と全体像を概説し、各制度の具体的な内容をサンプルと共に提示している。人事制度を体系的に理解しておらず、多くの人事制度の運用経験がない私にとって、非常に参考になった。この本の目次は以下の通り。1. 人事制度の「目的」をあらためて
2024年2月8日 06:56
国の予算委員会調査室の谷合正成氏が公表した令和6年度予算のレポートに目を通した。このレポートは、112兆円にも上る国家予算の内訳とその背景にある経済的・社会的な課題を詳細に分析している。特に、経済対策に充てられる21.8兆円と、社会保障関係費が37.7兆円に達している点が気になった。■1. 現状の問題点の認識経済対策に21.8兆円投下する予定だが、足元はどうなっているのか?レポートによると、
2024年2月6日 01:48
環境分析は中小企業にとってしばしば後回しにされがちな業務だが、実は中期計画や将来戦略の策定において不可欠なプロセス。PEST分析、3C、5Fといったフレームワークを駆使し、外部環境および内部環境を精緻に把握することは、経営者が未来を先読みし、企業の方向性を定める上で欠かせない。しかし、正直なところ、日々の業務に追われる中で、この重要な環境分析を十分に行っている自信がない。最近、1月15日から1
2024年2月6日 01:14
2024年2月3日の日経新聞で報じられた地方議会の空洞化は、私たち中小企業の経営者にとって看過できない課題だと思う。地方議会の健全な運営は、地域社会の持続可能性と直結している。この記事に触れることで、地方議会の現状を踏まえ、中小企業が貢献できる解決策を思考してみた。■地方議会の空洞化が招く危機日経の報道によると、地方議会の議員不足は深刻化しており、14%が無投票で選出されている。これは、地方
2024年2月1日 03:34
この本は田中角榮元総理の著作。昭和47年に初版が発行されたこの書籍は、私にとってリーダーが描くべきビジョンの模範であり、今日の経営者にとっても多くの教訓を含んでいると思う。田中角栄元総理は、小学校卒業後も自己学習を続け、高い知識と情報収集能力で東大卒の官僚たちを率いた。彼の生活スタイルは、昼間は人々の意見を聞き、情報を収集し、夜は一人で将来を思索するというものだった。このような努力の結果として
2024年1月20日 08:07
昨日の日経によると、日経平均株価が33年11か月ぶりにその高値を更新したそうだ。33年11か月ぶりってすごいな、、ということで改めてこの日経平均の推移を見てみてこの高騰が中小企業に与える影響という観点で少し考えてみたいと思う。■そもそも日経平均とは?日経平均株価は、日経が選定した東京証券取引所上場の225銘柄によって構成される株価指数。これらの銘柄は、日本の産業構造を幅広くカバーしており、特
2024年1月14日 16:41
事実上のデフォルト(債務不履行)状態にあるスリランカと日本が債務再編に関して会談したとのニュース。要は借金返せないから、返済期限の延長等の条件について話合う場を持ったという話だと理解している。「財政破綻」は日本においても熱くなっている話題。国の借金が1,200兆円を超え、「行き過ぎ」、「いや行き過ぎではないもっと」という議論が盛んになっている。私自身も勉強不足甚だしい状況で最近改めて理解を深め
2024年1月13日 05:09
昨日の日経新聞に掲載された記事は、人手不足による倒産が過去最高件数に達したと報じていた。これは数字以上の意味を持ち、私たち中小企業経営者にとっては現実の危機だと思う。特にサービス業では、人手不足の問題は深刻。生産年齢人口の減少が原因となり、優秀な社員の離職や採用の困難が業務遂行に直接的な影響を及ぼしている。当社のサービス事業は、過去厳しい状況に陥った。長時間労働が一部の社員に集中し、優秀な
2024年1月12日 22:34
最近、仕事の優先度について深く考える機会があった。それは明確なミッション・ビジョンを追う経営者と協業について話をした時のこと。事業内容的には過大なリスクを抱えているように見えたが、その経営者が光って見えた。今の自分に足りていないリーダーシップを見た気がした。今の自分にその光があるのか?その時自分が投下している時間の先を考えたとき、「緊急かつ重要」な仕事に夢中になっていることに気づく。本来経営者
2024年1月8日 12:38
この本は、評論家の三橋さんによって書かれたもの。一般的には、国家の借金が増え続けることが財政破綻を引き起こすと考えられがちだが、三橋さんはこの財政破綻論に対して異議を唱えている。財政破綻論の主張として、制限なく発行される国債は無責任なばらまきであり、将来的に大きな負担が国民にかかるという点がある。しかし、著者は自国通貨で発行された国債にデフォルトは起こらないと指摘し、デフレギャップを国が国債発