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20240422注目ニュース_三井物産、UAEでLNG生産参画 総事業費1兆円規模/住友商事、2000億円投じ蓄電池網 再生エネを安定電源に

今日、注目したニュースは二つ。一つは三井物産のUAEにおけるLNG生産事業への参画、もう一つは住友商事による再生可能エネルギーのための蓄電池ネットワークへの大規模な投資。ロシア・ウクライナ紛争によるロシアへの依存低減が急務となる中で、大きなビジネスチャンスを見出したということか、、、。

■各社のビジネスモデル
住友商事は、全国に蓄電池を設置し、太陽光や風力などの再生可能エネルギーから生成される電力を効率的に活用する。この初期投資は大きいが、電力需給のバランス調整サービスを提供することで、長期的には安定した収益源となり得る。具体的には、需給がピーク時には高価格で電力を売り、需給が低い時には安価で購入する戦略を取る。当たり前だが、安く買って、高く売る。商売の基本原則をみた。

一方、三井物産はLNGプラントの建設と運営に投資し、生産したLNGを日本を含む複数の国へ販売する。この取り組みは、特にロシアからのエネルギー依存を減らすため、非常に重要な意味を持つ。正直私はあまりイメージがわかない世界。

■中小企業に対する影響
これらの大企業による市場参入は、直接的にはバリューチェーンに関与していない中小企業に即座の影響を与えるものではない。ただ、エネルギーコストの長期的な高騰が予想されることは、全業界に波及効果を持つ。これは、物価の持続的な上昇を意味し、社員の生活コストが増加する一方で、収入が追いつかなければ生活の質が低下するリスクがあるという話。

政府が企業に賃上げを促している現在、具体的な施策を示さないと、社員が帰属感を失う可能性がある。社員に将来へのビジョンを示し、賃上げを含む具体的な改善策を速やかに実行することが求められる。悩ましい、、、というか、、やるしかない。

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