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学び_仕事の優先度

最近、仕事の優先度について深く考える機会があった。それは明確なミッション・ビジョンを追う経営者と協業について話をした時のこと。事業内容的には過大なリスクを抱えているように見えたが、その経営者が光って見えた。今の自分に足りていないリーダーシップを見た気がした。今の自分にその光があるのか?その時自分が投下している時間の先を考えたとき、「緊急かつ重要」な仕事に夢中になっていることに気づく。

本来経営者の立場で意識したいのは、緊急ではない重要な仕事。会社のミッション、ビジョン、長期計画は重要だと口では言いながら、どれだけ時間を投下しているのか?重要だが答えのないものでとても時間がかかる。しかし、その内容次第で直近のタスクは変わる。

課題や仕事における取組み優先度を知るためのツールとして広まったアイゼンハワーマトリクスで最近の自分の仕事を整理するとげんなりする。本来自分の時間の6、7割を緊急ではない重要な仕事に投じなければならない。

アイゼンハワーマトリクスと理想的な時間配分

緊急かつ重要な仕事は周囲を見渡せばたくさんある。それに取り組めば比較的すぐアウトプットが出るので周囲の評価もあるし達成感も味わえてしまう。これに取り組むのが普通であり自然の流れだ。だが、そこで自分の役割を認識した上でプライオリティを付けられるかで会社の成長が変わる。

直面する緊急事態への対処は自然な反応だが、何が緊急で、何が本当に重要かを見分ける能力が、優れた経営者を定義すると思う。日々の忙しさに追われることなく、重要なことに集中する必要ある。簡単にできれば苦労はないが、やはり自分を律する力を出す、そして律せざるをえない環境に身を置くことが重要だと思う。頑張ろう。

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