文才なんてないよ

文才なんてないけど、書きたくなっちゃうときもあるよね。

文才なんてないよ

文才なんてないけど、書きたくなっちゃうときもあるよね。

記事一覧

大人

※この作品は、フィクションです。※ 今日は支店長から転勤を告げられる日だ。 午前中に支店長が本部へ出向き、来年度の人事異動を告げられる。そして、本部から戻った支…

便利すぎる雑貨屋さん

春は出会いと別れの季節なんてよく言うだけあって、なんやかんやそういうシーズンである。このソワソワ感が苦手だな〜なんて思いはあるものの、今、困っているのはそこでは…

めかぶと私

何気なく、インスタやTikTokを流し見してしまう。 知らない人が物を食べているところなんて興味もないけど、何だか見てしまう。漫画やテレビ番組の切り抜きなんかが流れて…

私の好きな病院

私は皮膚科に定期的に通院している。 めちゃくちゃ何かあるわけではなく、ニキビ関連の症状で通っており、気休めかもしれないけどまぁなんかいい気がするし行っとくか的な…

思い出の味。ベニエ!

ベニエが食べたい。 みなさんは、ベニエをご存知だろうか? ドーナツの一種で、角型で、ふわふわしてて、とにかく美味しいのだ。 さらにさらに、みなさんは、カフェデュ…

上を目指す老女

我が家では、毎年同じ場所に家族旅行に行く。県内の、車で1時間ほどで着く場所なので、気軽なものだ。主に祖父母が計画し、同じホテルに泊まり、食事を共にする。日中は、…

不思議なエレベーター

図書館に用事があり、運転していた。周辺でイベントが開催されていることもあって、いつもより車が多い。図書館と繋がっている駐車場は、その入り口へ向かうための交差点が…

見つからない話

探し物をしていた。 今使っているトリートメントがなくなりそうなので、買い足したいのだ。 しかし、このトリートメントがどのトリートメントなのかわからない。 状況を整…

事後感

滑らかに道を走る車の中で、移り変わる見慣れた景色を視界に映しながら、下腹部の重みを感じる。痛みとか、そういう不快な感覚ではない。じんわりとした、心地よい、重み。…

裸のつきあい

その日の私は、疲れていた。 体力的には全然そんなことがないが、精神的に疲れていた。 食欲が止まらない。だから、無限に太り続ける。この受け入れ難い(しかし、至極当た…

おじさんのケーキ屋さん

「おじさんのケーキ屋さん」と呼んでいる店がある。 その名の通り、おじさんがやっているケーキ屋さんだからだ。 ここでいう「おじさん」とは、「親戚のおじさん」「叔父…

思い出せない。

思い出せない。 「これはnoteに書こう!」と思った話があった気がするが、まったく思い出せない。 日常生活を送る中で何か面白いことに出会った瞬間に、そう思ったような…

習い事

私は幼い頃から習い事をたくさんさせてもらっていた。 この曜日はこの習い事、という感じでスケジュールが埋まっていたから、今思えば、下手な社会人よりも忙しい日々を送…

出会いを求めて...

マッチングアプリをやろうと思う。 なんか、怪しげなタイトルをつけてみたけど、特に何も起きていないので、そういう意味で面白いことは何もない。 私は、マッチングアプ…

近所のレストラン❄︎私の思い出の記録❄︎

思い出の店を振り返ってみると、今はもうない店がたくさんあることに気づかされる。「思い出の店」を書きたいだけなので、今はもう閉店してしまった店にこだわりがあるわけ…

喫茶店❄︎私の思い出の記録❄︎

以前、思い出のお好み焼き屋さんについて書いた。 誰かにわざわざ話す機会はないけど、自分の中で大きな思い出として残っていることを書き残してみたいと思ったからだ。 そ…

大人

大人

※この作品は、フィクションです。※

今日は支店長から転勤を告げられる日だ。
午前中に支店長が本部へ出向き、来年度の人事異動を告げられる。そして、本部から戻った支店長によって、私たち社員へ伝えられる。まだ内々の状態なので、この時点では内部の人間にしか知らされず、取引先に明かしてもよいのはもう少し先になる。とはいえ、私たち社員にとっては多くの人間の様々な思惑が絡み合う複雑な日だ。

私は毎年、この日

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便利すぎる雑貨屋さん

便利すぎる雑貨屋さん

春は出会いと別れの季節なんてよく言うだけあって、なんやかんやそういうシーズンである。このソワソワ感が苦手だな〜なんて思いはあるものの、今、困っているのはそこではない。

プレゼントどうしよう問題である。

クリスマスとかバレンタインとか、ただ通り過ぎていくだけのシーズンイベントなら、失敗してもいいと思う。あとで笑うネタになるし。まぁ、あとで笑うネタになるという意味で言えば、プレゼントを渡す相手との

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めかぶと私

めかぶと私

何気なく、インスタやTikTokを流し見してしまう。
知らない人が物を食べているところなんて興味もないけど、何だか見てしまう。漫画やテレビ番組の切り抜きなんかが流れてきたとき、違法なんだろうなと思いながらも見てしまう。「おすすめデートスポット」とか「記念日にお勧めのちょっと豪華なホテル」とか、記念日旅行はおろかデートの予定すらないのに、見てしまう。


そんな、いつものだらだらタイムを過ごす中、

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私の好きな病院

私の好きな病院

私は皮膚科に定期的に通院している。
めちゃくちゃ何かあるわけではなく、ニキビ関連の症状で通っており、気休めかもしれないけどまぁなんかいい気がするし行っとくか的な感じで通っている。

私が通っている皮膚科には少し独特なルールがある。予約の仕方もちょっとややこしい。あまりこの辺のルールをしっかりと説明するとどこの病院なのか特定されると困るから、これ以上具体的な部分については言及しない。

でもそれだけ

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思い出の味。ベニエ!

思い出の味。ベニエ!

ベニエが食べたい。

みなさんは、ベニエをご存知だろうか?
ドーナツの一種で、角型で、ふわふわしてて、とにかく美味しいのだ。

さらにさらに、みなさんは、カフェデュモンドというお店をご存知だろうか?
アメリカのニューオリンズ発祥のチェーン店で、ベニエという角型のドーナツが有名なお店である。

よく訪れていたショッピングモール内に店舗があり、幼少期から食べていた。
粉砂糖がかかった熱々のベニエを、デ

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上を目指す老女

上を目指す老女

我が家では、毎年同じ場所に家族旅行に行く。県内の、車で1時間ほどで着く場所なので、気軽なものだ。主に祖父母が計画し、同じホテルに泊まり、食事を共にする。日中は、海やプールに行ったり、部屋でのんびりしたり、近くのカフェや博物館に行ったり、各々が好きなように過ごす。
昔は夏休みに開催していたが、私たち孫が大人になってからは、10月の祖母の誕生日に合わせて同じように計画されるようになった。なんやかんや仕

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不思議なエレベーター

不思議なエレベーター

図書館に用事があり、運転していた。周辺でイベントが開催されていることもあって、いつもより車が多い。図書館と繋がっている駐車場は、その入り口へ向かうための交差点が渋滞しているようだった。少し歩くことにはなるが、図書館の隣の大きめの立体駐車場に停めることにした。ここも図書館と連携しており、図書館の認証機に駐車券を通せば2時間まで無料で利用できる。

ちょうど電車が到着したタイミングだったのか駅から歩い

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見つからない話

見つからない話

探し物をしていた。
今使っているトリートメントがなくなりそうなので、買い足したいのだ。
しかし、このトリートメントがどのトリートメントなのかわからない。

状況を整理しよう。
ドラッグストアのヘアケアコーナーをうろうろしながら、記憶を巡らせる。

私は、ディズニーが好きだ。
特に、『アラジン』のアラジンが一番好きで、
次に『塔の上のラプンツェル』のラプンツェル、
僅差で、『アラジン』のジャスミンが

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事後感

事後感

滑らかに道を走る車の中で、移り変わる見慣れた景色を視界に映しながら、下腹部の重みを感じる。痛みとか、そういう不快な感覚ではない。じんわりとした、心地よい、重み。

口の中には、今しがた味わっていた大好きな味が、まだ残っている気がする。元気が出る、でも、甘くてとろけそうな、大好きな味。

少し腰を浮かせて、少しだけ座っている位置をなおす。その動きに合わせて、私の髪や衣服から大好きな匂いが漂う。ほのか

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裸のつきあい

裸のつきあい

その日の私は、疲れていた。
体力的には全然そんなことがないが、精神的に疲れていた。

食欲が止まらない。だから、無限に太り続ける。この受け入れ難い(しかし、至極当たり前でもある)現実を筆頭に、そのほかの不安なことをいろいろ思い出しては考え続けてしまったり、そんな様々な要因が絡み合って自己肯定感が下がり続けている。

こんな時期は家に1人でいる時間を減らしたほうがよい。取り返しがつかないことが起きそ

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おじさんのケーキ屋さん

おじさんのケーキ屋さん

「おじさんのケーキ屋さん」と呼んでいる店がある。
その名の通り、おじさんがやっているケーキ屋さんだからだ。

ここでいう「おじさん」とは、「親戚のおじさん」「叔父・伯父」とかそういうことではなく、「よその年配の男性を親しんでいう語。」の意味だ。

じゃあ年配の男性がやっているケーキ屋さんなのかというと、微妙なところだ。男性は男性なのだが、年配と言っていいのか、判断に迷うところである。

話が長くな

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思い出せない。

思い出せない。

思い出せない。

「これはnoteに書こう!」と思った話があった気がするが、まったく思い出せない。

日常生活を送る中で何か面白いことに出会った瞬間に、そう思ったような気がする。

だから、街を歩いていて面白い人を見かけたとか、何かを食べていて新しい発見があったとか何かそういう類のもののような気がするし、全くそうではない気もする。

思い出せない。

あまりにも内輪ネタすぎると書けない。
身バレと

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習い事

習い事

私は幼い頃から習い事をたくさんさせてもらっていた。
この曜日はこの習い事、という感じでスケジュールが埋まっていたから、今思えば、下手な社会人よりも忙しい日々を送っていたと思う。

どの習い事も、めちゃくちゃ楽しくてやっていたわけではないけれども、強要されたことはなく、自分なりに納得してやっていた。
習い事をやるときに、母親が、その習い事をやってほしい理由を説明し、嫌ならばやらなくていいこと、やると

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出会いを求めて...

出会いを求めて...

マッチングアプリをやろうと思う。

なんか、怪しげなタイトルをつけてみたけど、特に何も起きていないので、そういう意味で面白いことは何もない。

私は、マッチングアプリ自体は初めてではない。以前、何人か会ってみたもののその後に発展せず、コロナに突入したこともあって辞めてしまった。

それ以降、何度か再開しようと思いつつ、ここまで来ている。

足踏みしている理由はいろいろある。

私は、アイドルオタク

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近所のレストラン❄︎私の思い出の記録❄︎

近所のレストラン❄︎私の思い出の記録❄︎

思い出の店を振り返ってみると、今はもうない店がたくさんあることに気づかされる。「思い出の店」を書きたいだけなので、今はもう閉店してしまった店にこだわりがあるわけではないのだけど、まだ今も行っている店は思い出が生成され続けているので、いざ振り返って書こうと思うと、今はもうない店になりがちだ。
ひとつひとつ書いていったら、いつかすべて書き終わるんだろうか。その前に書きたい今は無い店が増えていったら嫌だ

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喫茶店❄︎私の思い出の記録❄︎

喫茶店❄︎私の思い出の記録❄︎

以前、思い出のお好み焼き屋さんについて書いた。
誰かにわざわざ話す機会はないけど、自分の中で大きな思い出として残っていることを書き残してみたいと思ったからだ。
そういう記憶がまだまだたくさんある。
だから、今回も書こうと思う。

書くに当たって、前回もちょっと不便だったのがお店の名前を出さずに書くことだ。
別に出してもいいのだけど、こうやって書き続けることによって、もしかしたらいつの日か住んでいる

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