【大学受験】国際系学部の落とし穴 何も考えずに受けるのは危険!

国際化、グローバルな時代だから。何となくカッコよさそうなど不純な動機で入学すると痛い目に遭うかも。特徴を紹介し、志望する前にそれぞれで調べるきっかけにしてもらいたい。後悔のない大学学部選び、大学生活にしてほしい。特徴自体が落とし穴になっている。


国際系学部の特徴

 必修外国語の単位が多い

英語の授業は伝統的な学部より多いだろう。英語が苦手、嫌い、外国語学習が得意ではない人が行くと大変だろう。第2外国語は外国語学習が嫌いな自分にとっては苦痛でしかない。(自分は国際系学部ではありません。)※外国語学部・文学部〇〇文学科などにも同じことが言える。

 英語で授業

英語で授業を行うこともある。大学によって割合が異なるのでよく調べること。日本語で説明されてもわかりづらいのに、英語で説明されて理解できるのか疑問。大学入学時にそれなりの英語運用能力がないときつい。ついていけるかという観点でも考えてみよう。純日本人の普通の受験生は苦労するだろう。※外国語学部英語学科(英米語学科)・文学部英文学科(英米文学科)などにも同じことが言える。

 留学必須の場合がある

早稲田の国際教養学部などが当てはまる。留学をしたくないという方は避けるべきだ。出来ればしたいという人は伝統的な学部がいいだろう。最近は大体どこの学部でも留学の制度がある。国際系学部である必要は必ずしもない。期間、内容、奨学金制度など留学制度も千差万別なので確認しておくこと。

 学際的

学際的とは幅広く学ぶことを言う。学びたいこと、やりたいことが明確な人には向かない。やりたいことがない人向けだ。

伝統的な学部でも国際〇〇は学べる

大体どの学部でも国際・グローバル〇〇コースや国際系の授業の設置、ゼミはある。コース制は大学に入ってから決められることが多いので、大学の勉強を通して判断できる。何も考えずに飛びついて失敗することは少ない。
例 明治大学
法学部 国際関係法コース 
商学部 グローバル・ビジネスコース
政治経済学部 国際系ゼミ・プログラムがある。

中央大学 
法学部政治学科 国際政治コース

Marchの中でトップクラスのこれらの大学学部でも国際系はある。

関東・首都圏の代表的な国際系学部

東京外国語大学国際社会学部

東京外国語大学国際日本学部

千葉大学国際教養学部

筑波大学国際総合学類

早稲田大学国際教養学部

上智大学国際教養学部

上智大学総合グローバル学部

国際基督教大学(ICU)

明治大学国際日本学部

青山学院大学国際政治経済学部

立教大学異文化コミュニケーション学部

中央大学国際情報学部(新設)
※多摩ではない

中央大学国際経営学部(新設)
※多摩

法政大学国際文化学部

法政大学グローバル教養学部(GIS)

学習院大学国際社会科学部

まとめ

細かいところまでよく調べて、慎重に考えて、受けるかどうか決めた方がいい。国際系の学部でなくても、国際系の勉強はできます。確固たる目的を持って、志望しよう。

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