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#コラム

凡人が、天才に勝つ方法。

凡人が、天才に勝つ方法。

はじめまして、どうも、つんく♂です。

作詞・作曲を中心に音楽やエンタメ全般のプロデューサーをやっています。モーニング娘。のプロデュースから始めて、アイドルやアーティストなど、たくさんの作品を生み出してきました。

『リズム天国』などのゲームや、アニメにも関わっています。今は、「つんく♂エンタメ♪サロン」のメンバーで、「中2」をテーマにした映画制作を始めたばかりです。

声の病気をしたので今は歌え

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プロ作詞家としての「歌詞の書き方」教えます。

プロ作詞家としての「歌詞の書き方」教えます。

プロの作詞家とアマチュアの違いこれまでも、何度か歌詞の書き方を伝授してきました。

歌詞って誰でも書けるし、誰が書いたものも正解です。100m競争みたいに、誰が1位かを明確にする指標はありません。

ただし、概ねの人が「素敵」とか「感動した」と感じる作品があります。また、逆に誰が見ても「え? 何が言いたいの?」とか「何にも入ってこない」というような「差」はあるでしょう。

しかし、「え? 何が言い

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ひろがる仕事と子供の未来【エッセイ】

ひろがる仕事と子供の未来【エッセイ】

「びっくり仰天、テストは0点、つるつる食べるはところてん」

うちの4歳がこの前、突然言いたした。
もちろん彼はテストで0点を取ったこともなければ、ところてんを食べたこともない。聞いたこちらが、びっくり仰天で問いただしたところ、何やら恥ずかしそうにしながら教えてくれた。

「ユーチューブで言ってた……」

◇◇◇

調べればすぐにでてきた。

子供むけの有名Youtuberが使うフレーズらしい。

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対話の選択肢(手札)を増やすための流れ。

対話の選択肢(手札)を増やすための流れ。

小学生のA君とB君が喧嘩をしていた。
どうも、A君が調子にのってやり過ぎてしまったのが喧嘩の原因のようだ。でも、A君は絶対にそれを認めない。以前にも同じようなことが何度もあったのに、A君に何と言えばいいんだろう?

そんな話を妻としていた。
細かな子どもの性格やなんかは、一旦置いておいて、どう対応するのがいいのだろうか。



どうも、ケンカのキッカケはやはりA君にあるようだ。だがA君にしてみれ

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”小人家事”148個書き出してみた!

”小人家事”148個書き出してみた!

「小人さんが勝手にやってくれてるわけじゃないんだぞ!」 
日々細々と家事をしている人だったら、絶対に思ったことがあるはず。

「知ってる? 掃除機って掃除してやんないと掃除してくれなくなるんだよ?」
「シャワーのホースって、カビるって知ってた?」
「子どもの靴、14センチだと思ってるの? もう18センチなんだけど?」

何ていうんだろう。この細かすぎて伝わらない家事たち。
でも、誰かが確実にやって

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外出自粛歴3年の私が語る、心晴れやかなおうち暮らしのコツ

外出自粛歴3年の私が語る、心晴れやかなおうち暮らしのコツ

ついにこの話題に触れる時が来てしまった……という感じもしますが、その筋の人である以上、自分が蓄えてきた知見をお伝えすることにも意味があるのかな?と考えまして、外出できない時の心晴れやかな過ごし方について書いてみることにしました。

私は2016年11月に病気になってから外出自粛(ホントは外出不能)の状態にありまして、最初の1年間は近所のお散歩くらいなら出来ていたのですが、2018年〜現在に至る2年

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走ることの意味を考えてみた

走ることの意味を考えてみた

現代は便利である。こういう状況になってもリモートやオンラインで凌げる状況は一応あるのだから。

これからリアル活動が少しずつ戻って来るとしても完全に元通りになるだろうか?

少なくともオンラインで出来ることの範囲は広がっていくようニーズは高まるだろうし、使いこなせるようにしていきたいもの。

これからの話を組み込むと長くなるからここではしょるけど、AIや自動運転、街の無人化も進むかもしれない。

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たとえば、すべてをできなくなる日がやってきたとしても

たとえば、すべてをできなくなる日がやってきたとしても

看護師って大変な仕事だよね

と、言われることに関しては
以前もこちらに書いたのですが

その中でもトップオブ大変
言葉に出さないにしろ
最もやりたくない仕事だと思われるのが

シモの世話。

だいたいの人は、我が子ならまぁ許す。
親のはやりたくないけど
やらなきゃいけないなら仕方なく。
他人のは死んでもイヤ!
という感じでしょうか。

仕事とはいえ
よくそんなことできるね…
わたしだったら死んで

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不安と自信は、仕事のあるなしと無関係

不安と自信は、仕事のあるなしと無関係

「#聞いてよ20歳」というコンテスト用に書いた文章ですが、20歳の人が読んでもあまり意味ないかもしれません。フリーランスのイラストレーターが何年経っても抱えている不安と自信のなさの話です。



小脇に抱えた不安

イラストレーターになろうと思った頃、早く仕事をするのがぼくの目標だった。でもそう目標を掲げる一方で、「イラストの仕事で食っていくことは不可能なのではないか?」とも思い始め、暗い気持ち

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誰からも好かれるという虚構

誰からも好かれるという虚構

梅の花が蕾を開きはじめた。

春の花と言われれば、桜というのが当たり前になっていて、しかしその中でも「私は桜より梅の方が好き」という人は一定数いるものだ。

誰からも好かれる人はいない。
誰からも好かれる人を、好きになれない人が必ずいるからだ。

ただのあまのじゃくか、本当に魅力を感じないかは定かではないが、これは誰にでも思い当たる節があるのではないかと。自身でそういった思考を抱いたり、周りに主流

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感情の先行に気をつけて

感情の先行に気をつけて

「気持ちだけじゃどうにもならない」
そんな言葉を耳にし、過去に私も言ったことがある。でも、これは少し違う。言葉足らずだ。

正しくは、「気持ちだけじゃどうにもならないが、気持ちがなきゃどうにもならない」ということで、最終的にはやはり意思が必要であると思っていた。

しかし、この感情も時として邪魔に感じることもある。

・・・

数年前まで、私は幼稚園教諭をしていた。
常々、同僚と交わしていた言葉は

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曖昧なままでもいいこと

曖昧なままでもいいこと

「言葉にすれば」などという合唱曲があったような気もするが、言葉にすれば良いことであれ悪いことであれ、その思想は強まるのではないかと考えている。

言葉にすれば…というよりは、声に出せばと言ったほうが正確だろう。たいして思っていないことでも、毎日声に出していれば、その気持ちは膨れ上がっていくものだと思う。

洗脳なんていうのはその最たるもので、一つの信仰に対して何度も声に出して唱えているうちに、その

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守るべき存在があるから、自分を大切にできるようになった。

守るべき存在があるから、自分を大切にできるようになった。

自分にとって、なによりも守りたい存在がいるということって、すごいことなんだなと思う。

ぼくにとってそれは、妻と娘。

娘が産まれて、ちいさな身体をはじめて抱き上げたとき。
「この子のことはなんとしても守らないと」
と、強烈に思ったのをよく覚えている。

それから。
ぼくは自分のことも大事にするようになった。
妻や娘を守る、というのは経済的にとか、家事育児を助け合いながらとかそういうことだけを指す

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ポジティブな人について

ポジティブな人について

昔の私は、ポジティブな人のことをどこか薄っぺらいと思っていた。どうせ人生でつらい経験なんてしたことがないんだろう。環境的に恵まれているから明るい性格なんだ。生まれもってのものなんだ、と。

ネガティブでいても許される場所を求めて、私はインターネットに逃げ込んだのだった。SNSは気楽だった。赤の他人と無責任な友情に浸れる。一人の自由さと、人に囲まれる気持ち良さがちょうど良い塩梅で混ざり合っていた。

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