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自動筆記シリーズ

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自動筆記したものをここに入れていきます。 人は何故生きるのかなど。 もう無理ぽから生まれた言葉たち
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#心のからくり

優秀な人、という幻想

優秀な人、という幻想

友人と、ホテルのラウンジで食事をしていた。

サンドイッチが数種類あったため、お店の方に中身を訪ねて、食べたい食材を元に頼むものを決めるつもりだった。

お店の方は、メモを見ながら食材をひとつひとつ丁寧に教えてくれた。
おそらく新人の方なのだろう、メモを見ることに断りを入れてきたので、こちらもそうしてくださいと答え、読み上げてくれる食材をうんうんと聞いていた。

ふと、視界の隅に、その様子を心配そ

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からだをまもること

からだをまもること

知恵袋系の情報を見まくっていたときに、こんなスレッドを見つけた。

文体から、小学生がパニック起こして書いてると推察された。
スレッドは昔のものなので、今はしめられている。

この書き込みは、小さな子どもが泣きながら必死に書いてる様子がにじみ出るものだったけれど、それについたコメントが軒並みひどかった。

◆今すぐ病院に連れていけ

◆それができないならハムスターを飼う資格なんてない

◆運転でき

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やっかいなもの

やっかいなもの

人が生きる上で、とても厄介だな、と思うものがある。

最も人の美しさを曇らせるものは、

認められたい
嫌われたくない
私は正しく有りたい

のような思いなのではないだろうか。

それらがないまぜになることで、美しい心がモンスターに変わる。

認められたい思いは、
自分は認められていない、という不足感から生まれる。
つまり、他人から否定されたと強烈に感じた感情から生まれることが多いように思う。

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柔軟剤のにおい

柔軟剤のにおい

すれ違う人から、強烈なにおい。

思わず息を止める。

当の本人はお洒落をして、魅力的な自分を演出しながら歩いている。

これは例え話だが、日常にそんなことがある。

その強烈なにおいが体臭であれば、一瞬ウッと思って終わりなのだが。
香水や柔軟剤のとき、得も言われぬ気持ちになる。

何故、わざわざそんなにおいつけた?

本人は、いい香りなんだと思ってる。
もちろん、ほんのり香る程度ならそれは、中々

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様々な「わたし」をファイアーエムブレム風花雪月に見つける

様々な「わたし」をファイアーエムブレム風花雪月に見つける

発売されてもう2年ほどが経つけれど、今更風花雪月で遊び始めた。

ファイアーエムブレムは、まだファミコンカセットの時代に、弟が遊んでいたのを見て一緒に遊ぶようになり、それからシリーズが出るたびに遊んでいる。

ファイアーエムブレムの始まりは、ある日国を奪われた王子が、仲間を得て祖国を取り返すというストーリー。
それが様々に変化して、ifや風花雪月では三つ巴の国のそれぞれの立場を見るような作り込み方

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心に育つ苦しみの理由

心に育つ苦しみの理由

春分が過ぎた朝。
妙に長くて生々しい夢を見た。

私の恐怖を集めてグッと凝縮したような夢。

そして、まだ真っ暗な時間に目覚める。
頭の中は冴え冴えとしている。
覚醒した。
そんな気分。

冴えた頭を自覚しながら、そのまま布団に横たわっていると、私が体験してきたこの世界の仕組みを理解していることに気がついた。

夢の影響だろうか。

私が見せられたのは、自分が生きてきた半生で、何を思い込まされてい

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生きる世界観を選ぶこと

生きる世界観を選ぶこと

この世界を生きるって、とてもとても奥深い。

幼い私が心の奥底に自分で深く埋めた、宝物のような悲しみがあった。

その悲しみは、表現を変えれば

愛の表現の勘違い

その連鎖が起きていた。
それだけだった。

愛を伝えようとするとき。
その方法を外から学べば、途端に間違う。

そんなサドンデスみたいな世界に生きている。

そして、愛という冠を頭に乗せて、人はいろんなことをしようとする。

その1つ

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恋愛テクニックってなぁに?

恋愛テクニックってなぁに?

好きな人に振り向いてもらう為の、恋愛バイブルってあるじゃないですか。

あれって、なんだろう?

と、はたと思った。

人の好みなんて、本当に人それぞれ。

なのに、どうして

「異性にモテる人の特徴」

みたいな文書が、売れるのか(笑)

私が今わかることは、異性に夢中になってもらうためには、二通りの方法がある。と言うこと。

これは、白魔法と黒魔法くらいの違いがある。

で。

異性にモテるテ

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