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1日1エッセイ

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書くことをお仕事に。
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#エッセイ

2020/09/22 イージーモードの幸せ

2020/09/22 イージーモードの幸せ

今日も今日とて、星野源のエッセイを読んでいる。

文字を追うだけで、ふつふつと、じんわりと、ぐわわっと、よろこびが溢れてくる感じがする。
うわぁ〜好き。大好き。おもしろい。幸せ。ずっとここに浸かってたい。

うむ、この気持ちを「幸せゾーン」と名付けよう。

あれは「幸せゾーン」だったなぁ、と思う出来事が一つある。

院生時代。院の先輩後輩同期と集まって飲んだ。ちょうど自分の誕生日が近く、分かってい

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2020/09/07 贈り上手になりたい

2020/09/07 贈り上手になりたい

なんでもない日のプレゼントほど、うれしいものはない。
さりげなく、気を遣わない感じで、ちょっとしたプレゼントを贈れる人になりたい。

今朝突然、職場の先輩にビニール袋を渡された。中にはきれいにラッピングされて紫のリボンが結ばれた何かが。
「今日からまた新たな一歩だね。疲れるだろうから、これ使ってね。」
うれしい言葉も一緒に受け取った。

先週末の退勤前、新しい業務を頼まれたことを話したからだろうか

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2020/09/06 反抗期がなかったわたし

2020/09/06 反抗期がなかったわたし

反抗期、というものが、まだ来ていない。

親に反抗する理由も特に見つからず、もうすぐ30になろうとしている。
「来ない人はヤバい」とか、風の噂で聞くこともあるが、これからヤバくなるのだろうか。一抹の不安はありつつも、変わらずのほほんと生きている。

まあ、反抗期が来た方がいいとか、来ない方がいいとか、そういうことはとりあえず置いておいて。

わたしが反抗する必要もなかったのは、やはり両親のおかげだ

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2020/09/02 習慣の魔法

2020/09/02 習慣の魔法

今日は半日お休みをもらって、早めに帰宅。
満月だから、どこかのカフェで満月のワークをしたり、ノートを書いたりしようと楽しみにしていた。

帰ってすぐ、急に眠くなって昼寝。
気付けば18時過ぎ。
これも満月の影響か、まだまだ眠い。
体も、ものすごく重だるい。

出かけるにはもう遅い。計画倒れだ。
stand.fmとnoteも、今日はやめておくか。たまには休んでもいいだろう。

そう思いつつ、日課にな

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2020/09/01 憧れに、まっすぐに

2020/09/01 憧れに、まっすぐに

最近「憧れの人に近づいてみる」というアクションを意識してとるようにしている。

すごろくノート術を考案された原麻衣子さん。
自己対話について発信されている、さとうみかさん。
ミーニングノートの山田智恵さん。
フリーライターの中村綾乃さん。
Instagramで知った憧れの人のセミナーに参加したり、オンラインサロンに入会したり、商品を購入したり。

「自分から近づいてみる」ということが、その憧れの景

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2020/08/31 勝手にキャンペーン

2020/08/31 勝手にキャンペーン

定時が近づくと、わたしは社内の見回りを始める。
四階建ての各部屋を巡り、照明が落ちているか、空調は切ってあるか、施錠はしてあるかを確認していく。

この仕事を命じられたのは、つい最近。はじめはかなり退屈だった。
当たり前だが、ほとんどの部屋はきちんと片付けられている。デスクワークで凝り固まった身体をほぐすウォーキングだ。そう思って黙々と歩くだけ。
たまに鍵がかかっていない窓を発見するのは宝探しみた

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2020/08/30 センスとは

2020/08/30 センスとは

自分の「好き」や「得意」を仕事にしたい。
働き方を変えていきたい。
今、そんな望みをもって、情報収集をしている。

「好き」「得意」は、自覚していないことが多い、とよく聞く。人よりも簡単にできてしまうことや、人に褒められること。そんなものを探していきましょう、と。

それに基づいて考えると、わたしの「得意」は、文章を書くことや、シールやマスキングテープを使って画面をデザインすることだと思う。
オン

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2020/08/29 わたしの朝と夜

2020/08/29 わたしの朝と夜

朝はのんびり。夜はバタバタ。
わたしの平日を一言で言うならば、こうなるだろう。

* * *

わたしにとって、朝起きてから出勤するまでの時間は、癒しの時間だ。

午前四時。まだ外は暗いが、スマホのアラームで起きる。

ミロをお供にノートを開く。
まずは1ページ、頭の中に浮かんでくるつぶやきをただただ書いていく。今日やりたいこと、昨日モヤモヤしていたこと、なんでも。

ある程度書いてすっきりし

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2020/08/28 トイレ掃除について

2020/08/28 トイレ掃除について

トイレ掃除が好き。
毎朝、ぴっかぴかになった便器の中をのぞき込むのが、密かな楽しみだ。

実家暮らしのときは、母から、用を足したあとは必ず便器を振り返り、自分が汚した分は一拭きしておくように口酸っぱく言われていた。
家族のみんながそれを守ってくれているから、トイレ掃除が楽なのよ、とも。

一人暮らしと同時に、自分でトイレ掃除を始める。
初めて便座の裏を見たときのことは忘れられない。ただ生きているだ

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2020/08/27 「〇〇したい」に素直に

2020/08/27 「〇〇したい」に素直に

大学院に通っていたころ、ゼミの先輩に言われた言葉がある。

「学会は、発表しに行くところじゃない。質問しに行くところだ」

自分のための時間をもらって研究内容を発表することは、申し込みさえすれば誰にだってできる。でも、人の発表を聞いて質問するのは難しい。という意味だと思う。
確かに、2年間の院生生活で5回学会発表をしたけれど、質問は一回もできなかった。

質問すること、そこには2つの難しさがあると

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2020/08/26 発信する理由

最近、毎日stand.fmで一日の振り返りを配信している。
「振り返り」と言えば聞こえはいいが、ただただ仕事で疲れた女による雑談になっている。
それでも聞いてくれる人がいて、「いいね」やコメントをくれる人がいる。なんてあったかい世の中だろうと思う。

インターネット上で自分の言葉を発信することに、心地よさを覚えたのはいつだったろう。

パソコンに触りだしたのは小学生のとき。確かWindows98だ

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2020/08/25 「動く」について考えたこと

2020/08/25 「動く」について考えたこと

「ミロ活」なるものを始めた。
子ども時代の思い出、あのおなじみの「ミロ」を大人が鉄分摂取を目的に飲むこと、らしい。

もともと貧血持ちなのだが、なんだか最近いつもより血が足りない感が強く、とりあえず検索した「貧血によく効く飲みもの」でヒットしたのがミロだった。

一日一杯、栄養ドリンクのつもりで飲んでいる。いや、むしろごほうび、デザート感覚。効く効かないはともあれ、ミロによってちょっぴり人生が楽し

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2020/08/24 おいしそうに書きたい

2020/08/24 おいしそうに書きたい

宮下奈都さんの書く、食べ物が好きだ。

初めて出会ったのは、『太陽のパスタ、豆のスープ』。突然、婚約破棄された主人公。一人暮らしを始め、高級な鍋を買って、ぎこちないながらも料理を作って食べる。その料理のおいしそうなこと。

最近読み返しているのは、『とりあえずウミガメのスープを仕込もう』。これは完全に食べ物の話ばかりのエッセイ集。ページをめくるだけでお腹も心も満たされる。

宮下さんの本を読んでい

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