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2020/08/30 センスとは

自分の「好き」や「得意」を仕事にしたい。
働き方を変えていきたい。
今、そんな望みをもって、情報収集をしている。


「好き」「得意」は、自覚していないことが多い、とよく聞く。人よりも簡単にできてしまうことや、人に褒められること。そんなものを探していきましょう、と。

それに基づいて考えると、わたしの「得意」は、文章を書くことや、シールやマスキングテープを使って画面をデザインすることだと思う。
オンラインでもオフラインでも、しばしば「センスあるね〜」と言われてきたので、恥ずかしながら「自分は人よりセンスがあるんだ!」と思っていた。

中でも文章を書くことは好きで、続けていくのも非常に楽しく、これで生活できたら最高!と、この「1日1エッセイ」をスタートした訳だ。が。


『センスは知識からはじまる』という本を読んで、「センス」の正体を知ってしまった。

言ってしまえば、タイトルの通り、「センス」は「知識」。

「センス」は、決して感覚的・非言語的なものではなく、知識に基づいて組み立てられた論理なのだ。

目的・対象を明確にして、どうすればそれが達成できるかをきっちり筋道立てて考えていく。そのためには、そのものについての知識が不可欠だろう。
その論理的思考の末に産まれた結果を見て、人は「センスがある」と感じる。


何が「わたしにはセンスがある」だ。
ライティングに関する知識も、デザインに関する知識もない。目的も対象も何も考えていない。むしろ、「何も知らないのにいい感じにできる」ことに「センス」を感じていた。自惚れが過ぎる。

もちろん、文章を書くことは知識がなくてもできるし、本当に楽しめる。しかし、もっと楽しむために、そして仕事にしていくためには、わたしには知識が、センスが足りない。

早速、ライティング講座に申し込んだ。知識を積み重ねて、センスを磨いていくつもりだ。



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