きなこもち

大学4年 田舎町で大学生してます。 「変わりたい」と試行錯誤の日々。 自己満であり…

きなこもち

大学4年 田舎町で大学生してます。 「変わりたい」と試行錯誤の日々。 自己満でありながら、他人を明るくできる日常を書きたい。

記事一覧

固定された記事

私の世界を彩るモノと瞬間

日常編 早起きの朝、朝日が差し込む一人暮らしの部屋の静けさ。 ”味覚”だけでなく”視覚”にも楽しい、美しい盛りつけのワンプレート。 朝、洗顔後の肌にメイクを載せ…

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またいつか、なんて

大学を卒業した。 この4年間は、高校卒業時には想像もしてなかったことばかりだった。 今振り返ると、日々目まぐるしく進みながらも色濃くて、自分を責めたり労ったりの忙…

きなこもち
2週間前
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拝啓 10年後の私へ

一通りの卒業旅行が終わり、数週間前までは毎日のように顔を合わせていた友も、もはやSNS上のみの付き合いになった。 私の大学の卒業式は3月下旬なので、卒業式が催される…

きなこもち
1か月前
3

maybe杞憂

卒論もろもろの成績がついてひと段落したあたりから、「学生最後の」イベントたちに心揺さぶられる日々を送っている。 いま、私の世界は男女グループ2つで回っていて(う…

きなこもち
1か月前
3

友だち以上の彼らと

年が明けると、目まぐるしく時は過ぎ去ってしまって、 色々追われているうちに残すは卒業というところまで来てしまった。 自宅で親戚を迎えて正月のお祝い。 運転を褒めら…

きなこもち
1か月前
3

まるごと

気づいたら、摂食障害に片足突っ込んでいた。 幼い頃から食欲が強く、年齢を重ねるごとに食に対する執着を強めていた私は、大学入学を機に1人暮らしを始めた。 実家暮ら…

きなこもち
1か月前

My 2023

大学の友だちに初めて誕生日を祝ってもらった。 2年間所属した学生団体から卒業した。 自分の行きたい会社から内定をもらえた。 研究室の同期と地元観光する夢がかなっ…

きなこもち
3か月前
1

今年は帰省しないと言ったあなたへ

お元気ですか。 ちょうど7日前のクリスマスイブの夜、「今日から18連勤なんだよね^_^」と、いつもの屈託のない笑顔でつぶやいたあなたを私は忘れません。 あなたは自身の…

きなこもち
3か月前
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心の補給所

明日はもう大晦日だというのに、ただの月末のように感じてしまうから怖い。 1月という月は、新年の初めであると同時に、新年度を予期させるように思う。 そこで私は、そん…

きなこもち
3か月前
2

徒然なるままにひぐらし

12/28 木曜日 6:30  目が覚め、洗面所に行こうとすると父と母が朝の支度をしている音が遠くから聞こえた。数日前から帰省している私にとって、慣れ親しんできたこの町の…

きなこもち
3か月前
2

同じだけど同じじゃない

立場が同じ(あるいは同じだった)人ほど、関わることが難しい人はいない、と思う。 内定先の同期 大学の同学年の友だち、知り合い 高校以前に交流したかつての同級生 バイ…

きなこもち
3か月前
3

生きたいから食べる

暴食した。 爆食、ではなく暴食。 乱暴にひたすらにがむしゃらに物を詰め込み、飲み込んだ。 色々考えちゃう自分を壊せる気がして、 敢えて血糖値を上げて頭をぼーっとさ…

きなこもち
4か月前
3

未来から逃避する

先日、祖母と久しぶりに面会した。 この記事にもある通り、今年突然脳梗塞で倒れて以降、私の祖母は病院に入院している。 最後に祖母と会ったのは今年8月、大学の夏季休…

きなこもち
4か月前
2

社会人ごっこ

それは突然に始まるゲーム。 参加者は私、1人だけ。 ルールは、学生という肩書きはそのままに、 今の人間関係から離れて時間を過ごすこと。 自分が友達に依存しそうにな…

きなこもち
5か月前
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過去に自分が書いたnoteや日記を見返して、なかなか大したことが書いてあってほくそ笑んでしまう夜がある。私、自分のこと大好きじゃん。

きなこもち
5か月前
5

神様ありがとう‼️‼️😩

きなこもち
5か月前
私の世界を彩るモノと瞬間

私の世界を彩るモノと瞬間

日常編

早起きの朝、朝日が差し込む一人暮らしの部屋の静けさ。

”味覚”だけでなく”視覚”にも楽しい、美しい盛りつけのワンプレート。

朝、洗顔後の肌にメイクを載せ、少しだけ自分に自信をつける時間。

歩いて学校に向かうとき、好きな音楽に浸るひととき。

東京に繰り出し、雑踏のなかでヒールを鳴らしながら歩を進めること。

電車に乗ったとき限定の車窓からの風景と読書が楽しめる空間。

深夜、本や映

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またいつか、なんて

またいつか、なんて

大学を卒業した。

この4年間は、高校卒業時には想像もしてなかったことばかりだった。
今振り返ると、日々目まぐるしく進みながらも色濃くて、自分を責めたり労ったりの忙しない毎日だったなぁ。

卒業式の日、私は自分自身へのけじめとして、親友、同期、先輩に手紙とフィルムカメラ風に模った写真を送った。
言えなかった思い、日常では伝えられない感謝等、それぞれに別々の思いを馳せながら。

大学のある場所からす

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拝啓 10年後の私へ

拝啓 10年後の私へ

一通りの卒業旅行が終わり、数週間前までは毎日のように顔を合わせていた友も、もはやSNS上のみの付き合いになった。

私の大学の卒業式は3月下旬なので、卒業式が催されるまでの期間は皆、新生活に向けて引っ越しをしたり、大学生活を締めくくる旅行・イベントに追われている。が、それらがなくなってしまえば、何もすることはなく、ただひとりSNSでみんなの楽しむ様子を眺めるか、資格勉強等々に勤しむか、引っ越し準備

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maybe杞憂

maybe杞憂

卒論もろもろの成績がついてひと段落したあたりから、「学生最後の」イベントたちに心揺さぶられる日々を送っている。

いま、私の世界は男女グループ2つで回っていて(うち、1人は共通)、女2人男3人の計5人の友人たちがレギュラーメンバーだ。

最近、一方のグループで卒業旅行に行き、ますます私たちは仲を深めることになった。
前回夏の一泊二日旅行に次ぐ2回目の旅行となった今回、我々は男女で部屋を分けるのをや

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友だち以上の彼らと

友だち以上の彼らと

年が明けると、目まぐるしく時は過ぎ去ってしまって、
色々追われているうちに残すは卒業というところまで来てしまった。

自宅で親戚を迎えて正月のお祝い。
運転を褒められて気分上々の初詣。
帰省が明けてひたすらバイト卒論バイト卒論。
つかの間の誕生日パーティー。
気が付けば2月スタート。
なくなく卒論提出しぶしぶ物件探し。
どたばた内見めらめら卒論発表会。

そんなこんなでくるくると日々を渡り歩いては

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まるごと

まるごと

気づいたら、摂食障害に片足突っ込んでいた。

幼い頃から食欲が強く、年齢を重ねるごとに食に対する執着を強めていた私は、大学入学を機に1人暮らしを始めた。

実家暮らしとは異なり、自分のためにつくる食事はとてもつまらなくて、大学3年生まで気まぐれに開催した自炊生活は、もはや私の生活から消えてしまった。

兎も角も、体型が気になるお年頃ではあるから、自炊ならぬ”エサづくり”ともいうべき固定メニューは作

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My 2023

My 2023

大学の友だちに初めて誕生日を祝ってもらった。

2年間所属した学生団体から卒業した。

自分の行きたい会社から内定をもらえた。

研究室の同期と地元観光する夢がかなった。

友人を自分の地元の環境・伝統に触れてもらう至福を知った。

今年だけでnoteのフォロワーさんが30人増えた。

本格的に筋トレをはじめ、-5kgの減量(ほぼ体脂肪の減量)に成功した。

筋トレ開始に伴い、理想像となる女性に出

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今年は帰省しないと言ったあなたへ

今年は帰省しないと言ったあなたへ

お元気ですか。

ちょうど7日前のクリスマスイブの夜、「今日から18連勤なんだよね^_^」と、いつもの屈託のない笑顔でつぶやいたあなたを私は忘れません。

あなたは自身のことを躁鬱かもしれないと冗談交じりに言っていたけれど、他人に弱ったところを見せないあなたのことだから、それはあながち嘘ではないのでは、とちょっと心配です。

あれから1週間がたって、私も帰省してから色々っやることもあって連絡が取れ

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心の補給所

心の補給所

明日はもう大晦日だというのに、ただの月末のように感じてしまうから怖い。

1月という月は、新年の初めであると同時に、新年度を予期させるように思う。
そこで私は、そんな月が始まる前に今年という年を自分がどのように生きていたか思い出そうと考えた。この1年で何があったか変わったか、いかに喜び怒り苦しみ楽しんだかを思い出して、自分自身を労い、鼓舞したくて。

ただ、写真フォルダで色々振り返るうちに、知らず

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徒然なるままにひぐらし

徒然なるままにひぐらし

12/28 木曜日

6:30 
目が覚め、洗面所に行こうとすると父と母が朝の支度をしている音が遠くから聞こえた。数日前から帰省している私にとって、慣れ親しんできたこの町の朝は(というより実家の構造が)寒くて暗くて辛い。
台所に行くと父の姿があった。数年前に米作りをやめてから朝ご飯をパンに変えた父のお腹は、会うたびに肥やしが増えているような気がする。食欲が衰えないのはいいことだが。

7:30

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同じだけど同じじゃない

同じだけど同じじゃない

立場が同じ(あるいは同じだった)人ほど、関わることが難しい人はいない、と思う。

内定先の同期
大学の同学年の友だち、知り合い
高校以前に交流したかつての同級生
バイトの開始時期が同じだった後輩

彼らは「同○○」というカテゴリーとして私の人生に登場するが、彼らと関わる時、私は少し胸が痛くなる時がある。
彼らが自分と同じ立場の、かけがえのない存在であることに変わりない。ただ、彼らと対峙するときに、

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生きたいから食べる

生きたいから食べる

暴食した。

爆食、ではなく暴食。
乱暴にひたすらにがむしゃらに物を詰め込み、飲み込んだ。

色々考えちゃう自分を壊せる気がして、
敢えて血糖値を上げて頭をぼーっとさせて眠気を誘うことで現実逃避した。

お腹の空きに関わらず、口が欲するまま脳が欲するままに口に食べ物を入れては飲みこんだ。

勢いのままにビールを30分で3缶空けた。いつもは何缶飲んでも酔わないのに、4%を1缶空けたあたりで頭がぼーっ

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未来から逃避する

未来から逃避する

先日、祖母と久しぶりに面会した。

この記事にもある通り、今年突然脳梗塞で倒れて以降、私の祖母は病院に入院している。

最後に祖母と会ったのは今年8月、大学の夏季休業のタイミングで帰省した時の頃だったから、約4ヶ月ぶりの再会となった。

生まれた頃から3世帯家族として高校卒業まで一緒に暮らしてきた祖母との記憶は、私の中で4ヶ月前で止まったままだった。

だからこそ、今回の面会は私に現実を突きつけら

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社会人ごっこ

社会人ごっこ

それは突然に始まるゲーム。

参加者は私、1人だけ。

ルールは、学生という肩書きはそのままに、
今の人間関係から離れて時間を過ごすこと。

自分が友達に依存しそうになった時期に何気なく始めたこの”1人遊び”だが、これがどこか楽しくて、終えた後、なぜか初めてのおつかいに出る子供のような誇らしさを覚える。

実家で暮らしてた時、自転車も車も使えなかったからできることが限られていた。その反動からか、大

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過去に自分が書いたnoteや日記を見返して、なかなか大したことが書いてあってほくそ笑んでしまう夜がある。私、自分のこと大好きじゃん。

神様ありがとう‼️‼️😩