きなこもち

社会人1年目。 「自分を好きな自分になりたい」試行錯誤の日々。 自己満でありながら…

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社会人1年目。 「自分を好きな自分になりたい」試行錯誤の日々。 自己満でありながら、他人を明るくできる日常を書きたい。

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私の世界を彩るモノと瞬間

日常編 早起きの朝、朝日が差し込む一人暮らしの部屋の静けさ。 ”味覚”だけでなく”視覚”にも楽しい、美しい盛りつけのワンプレート。 朝、洗顔後の肌にメイクを載せ、少しだけ自分に自信をつける時間。 歩いて学校に向かうとき、好きな音楽に浸るひととき。 東京に繰り出し、雑踏のなかでヒールを鳴らしながら歩を進めること。 電車に乗ったとき限定の車窓からの風景と読書が楽しめる空間。 深夜、本や映画の世界に何時間も没頭してしまった時の背徳感。 言葉巧みなフレーズや表現で私を

    • 届くことのない手紙

      お元気ですか。 私はそれなりに過ごしています。 2年前、私の人生で初めての彼氏になった貴方と出会ったのは大学だったね。 当時貴方には2年半付き合っている年上の彼女さんがいたし、私と貴方は歳が2個離れていたから、まさか付き合うだなんて思っていなかったよ。 だからかもしれない。 顔もスタイルも合理的な考え方も”手に届かない存在だからこそ”の輝きを放っていたから、途端にそれが自分ごとになったとき、私はそれを処理できなかった。 憧れの先輩とすることと恋人がすることでは明らかな

      • 大人アレルギー

        0:34 暗い部屋の中、そっとスマホを開いた。 ごっこ、ではなく正真正銘の社会人になって3ヶ月が経った。 目まぐるしく動く日常と、それほど変わり映えのしない日常の狭間で、すり減らす日々だ。 ・ いろいろなことがあった。 この数ヶ月、大学時代に続けていた日記をやめて、心の整理をわざと怠った。 文字に起こすと息ができなくなりそうだったから。 最近、大学時代の男女グループのLINEから親友(と思っていた女の子)が退会した。これで2度目。 もうこの4人で集まれることはないの

        • 人間のフリして生きている

          「〇〇ってふてぶてしいネコみたい」 そう中学時代に言われてから10年弱。 私の思考回路はあの頃からそれほど変わらず、ふてぶてしい顔もそのままである。 変わったことといえば、より一層諦観を強め、人間関係にクヨクヨしなくなったことだろうか。 ある程度他人に期待するのをやめたあたりから、私はライトな人付き合いを心地よく感じ始めた。 ・ かれこれひとり暮らしを始めて5年。 1人での過ごし方なんて慣れる慣れないという問題ではないけど、大学1年の頃のワクワク感と寂しさを感じ

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        私の世界を彩るモノと瞬間

          他人依存症

          どうも、enfjです。 小学校のときから星占い、血液型占いでキャッキャしてた身分なのでmbtiにハマらないはずがないですね。 私は今年新卒の社会人なのですが、まだまだ研修が続いております。 同期と話す時もこの話題は尽きず、営業系の子がE、事務系の子がIみたいな傾向があるみたいで、なかなか面白いな〜と思います(もちろん例外はある)。 最近、彼女たちから一定の距離を置かれてるような、むしろ私が彼女たちのテリトリーには入れないような感じがして、非常に気まづい。 なんていって

          纏まらなくてままならない

          春から東京で新生活をスタートさせた。 配属が決まる数ヶ月だけ東京に住むことを許された私は、憧れの都会生活を4年越しに叶えることになった。 スタートから約1ヶ月が経ち、念願の初任給も振り込まれた。 ただ、研修してもらってる身分で給与をいただいるという半ば相反したような状況で、私はまだ社会人としての自覚を持てずにいる。 ・ 憧れの東京生活は私にとって刺激的なことばかりである。 都会嫌いの姉を持つ私は、東京への漠然とした不安を持っていたけれど、実際暮らしてみると便利すぎて

          纏まらなくてままならない

          またいつか、なんて

          大学を卒業した。 この4年間は、高校卒業時には想像もしてなかったことばかりだった。 今振り返ると、日々目まぐるしく進みながらも色濃くて、自分を責めたり労ったりの忙しない毎日だったなぁ。 卒業式の日、私は自分自身へのけじめとして、親友、同期、先輩に手紙とフィルムカメラ風に模った写真を送った。 言えなかった思い、日常では伝えられない感謝等、それぞれに別々の思いを馳せながら。 大学のある場所からすでに引っ越していた私と親友は、卒業式を終えて早々に帰宅した。 その帰り。 私は

          またいつか、なんて

          拝啓 10年後の私へ

          一通りの卒業旅行が終わり、数週間前までは毎日のように顔を合わせていた友も、もはやSNS上のみの付き合いになった。 私の大学の卒業式は3月下旬なので、卒業式が催されるまでの期間は皆、新生活に向けて引っ越しをしたり、大学生活を締めくくる旅行・イベントに追われている。が、それらがなくなってしまえば、何もすることはなく、ただひとりSNSでみんなの楽しむ様子を眺めるか、資格勉強等々に勤しむか、引っ越し準備を黙々と進めるほかなく、案外つまらない。 かくいう私は、やるべきこと(卒業式直

          拝啓 10年後の私へ

          maybe杞憂

          卒論もろもろの成績がついてひと段落したあたりから、「学生最後の」イベントたちに心揺さぶられる日々を送っている。 いま、私の世界は男女グループ2つで回っていて(うち、1人は共通)、女2人男3人の計5人の友人たちがレギュラーメンバーだ。 最近、一方のグループで卒業旅行に行き、ますます私たちは仲を深めることになった。 前回夏の一泊二日旅行に次ぐ2回目の旅行となった今回、我々は男女で部屋を分けるのをやめた。 日付が変わるまでカードゲームに勤しみ、夜食をつまみながら駄弁って、疲れ

          友だち以上の彼らと

          年が明けると、目まぐるしく時は過ぎ去ってしまって、 色々追われているうちに残すは卒業というところまで来てしまった。 自宅で親戚を迎えて正月のお祝い。 運転を褒められて気分上々の初詣。 帰省が明けてひたすらバイト卒論バイト卒論。 つかの間の誕生日パーティー。 気が付けば2月スタート。 なくなく卒論提出しぶしぶ物件探し。 どたばた内見めらめら卒論発表会。 そんなこんなでくるくると日々を渡り歩いては 友人と思想を交わし、 先輩から教えを乞い、 先生から叱咤激励され、 理不尽なお

          友だち以上の彼らと

          まるごと

          気づいたら、摂食障害に片足突っ込んでいた。 幼い頃から食欲が強く、年齢を重ねるごとに食に対する執着を強めていた私は、大学入学を機に1人暮らしを始めた。 実家暮らしとは異なり、自分のためにつくる食事はとてもつまらなくて、大学3年生まで気まぐれに開催した自炊生活は、もはや私の生活から消えてしまった。 兎も角も、体型が気になるお年頃ではあるから、自炊ならぬ”エサづくり”ともいうべき固定メニューは作るのだけれど、これがまあダメで。 素材そのままの蒸し鶏むね肉と玄米、もやし、ブ

          My 2023

          大学の友だちに初めて誕生日を祝ってもらった。 2年間所属した学生団体から卒業した。 自分の行きたい会社から内定をもらえた。 研究室の同期と地元観光する夢がかなった。 友人を自分の地元の環境・伝統に触れてもらう至福を知った。 今年だけでnoteのフォロワーさんが30人増えた。 本格的に筋トレをはじめ、-5kgの減量(ほぼ体脂肪の減量)に成功した。 筋トレ開始に伴い、理想像となる女性に出会えた。 笑顔の自分を好きだと思えた。 他人に合わせることだけが正解ではない

          今年は帰省しないと言ったあなたへ

          お元気ですか。 ちょうど7日前のクリスマスイブの夜、「今日から18連勤なんだよね^_^」と、いつもの屈託のない笑顔でつぶやいたあなたを私は忘れません。 あなたは自身のことを躁鬱かもしれないと冗談交じりに言っていたけれど、他人に弱ったところを見せないあなたのことだから、それはあながち嘘ではないのでは、とちょっと心配です。 あれから1週間がたって、私も帰省してから色々っやることもあって連絡が取れていないけれど、どうかあなたが無事に新年を迎えられるといいなと遠くの地から願って

          今年は帰省しないと言ったあなたへ

          心の補給所

          明日はもう大晦日だというのに、ただの月末のように感じてしまうから怖い。 1月という月は、新年の初めであると同時に、新年度を予期させるように思う。 そこで私は、そんな月が始まる前に今年という年を自分がどのように生きていたか思い出そうと考えた。この1年で何があったか変わったか、いかに喜び怒り苦しみ楽しんだかを思い出して、自分自身を労い、鼓舞したくて。 ただ、写真フォルダで色々振り返るうちに、知らず知らずのうちに忘れていたことを酸いも甘いも思い出してしまった。 ネガティブになる

          徒然なるままにひぐらし

          12/28 木曜日 6:30  目が覚め、洗面所に行こうとすると父と母が朝の支度をしている音が遠くから聞こえた。数日前から帰省している私にとって、慣れ親しんできたこの町の朝は(というより実家の構造が)寒くて暗くて辛い。 台所に行くと父の姿があった。数年前に米作りをやめてから朝ご飯をパンに変えた父のお腹は、会うたびに肥やしが増えているような気がする。食欲が衰えないのはいいことだが。 7:30 早々に朝食を終えた父を見送り、仏壇にご飯とお茶を供えた。帰省すると、母の生活リズム

          徒然なるままにひぐらし

          同じだけど同じじゃない

          立場が同じ(あるいは同じだった)人ほど、関わることが難しい人はいない、と思う。 内定先の同期 大学の同学年の友だち、知り合い 高校以前に交流したかつての同級生 バイトの開始時期が同じだった後輩 彼らは「同○○」というカテゴリーとして私の人生に登場するが、彼らと関わる時、私は少し胸が痛くなる時がある。 彼らが自分と同じ立場の、かけがえのない存在であることに変わりない。ただ、彼らと対峙するときに、私が何らかの強みを持っていたいと思ってしまう潜在的な上から目線と、彼ら自身もそれ

          同じだけど同じじゃない