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情報管理局末端組織アーダコーダー
【あぁだこうだ、言う奴】
中学生の頃、
柔道部に入った。
体が小さくて、
体重は40kgくらいしかなかった。
親は、
「体が小さいから、
柔道部なんかじゃなくてもいいのに」
と言った。
でも、
柔道の教えというのは
「柔よく剛を制す」なんだ、と。
だから
体が小さいからこその
希望だったし、
面白そうだと思った。
結果的に、
体は小さくとも、
軽量級で戦績を残し、
高校進学したし
時間拘束人ジット・シテロー
命の時間を誰かに
拘束されていると感じたら怖くない?
もちろん、
そう思わないこともできる。
自分の人生に
主体的でいられたら
それは、拘束されてるわけではなく、
そこにいたいからいるんだ。
だけど、
もしコントロールされた世界の
住人になっていたら、
もはや命を握られている。
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インスタ連載物語
【王家の血】
人々のキレイゴトを奪い、
合理的な世界で支
今日パパが家出した。③(全3話)
最終話
それは、
「愛する」とは
どういうことかという
課題だったんだと思う。
僕はいつも間違う。
しかし、
僕は離婚届を書いた。
「今日パパが家出した。」
第3話
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「パパ、
今日は泊まっていって、、、」
小学校に入ったばかりの
息子が僕に言った。
家出をしたと言っても、
週に何回かは、
子どもたちの顔を
見に行っている。
最初は
子どもたち
短編小説「情動の月」③最終話
第3話(最終話)
(第2話はこちら)
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君は、
自分を認識する
名前を持たない。
君は、
自分の感情を表現する
言葉を持たない。
君は、
家族もいなければ、
友達もいない。
きっと生きる意味も持たない。
しかし、
君が生きていたことを
僕は見たんだ。
その美しさを見たんだ。
君は
最後の狼。
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「金になるぞ」
父がそう言った。
父は
短編小説「情動の月」②(全3話)
第2話
(第1話はこちら)
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君は死んだ。
君との友情は、
儚く残酷なものだったが、
今になって、
案外そうでもない気がしている。
君は、確かに生きていた。
僕たちは一度も話をすることも
なかったが、
友達だった。
確かに君は生きていたんだ。
君は最後の狼。
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夜中に目が覚めた。
用を足しなくなったが、
少し躊躇った。
というのは
会社を辞めた、そして起業した③(全3話)
生み出し、そして手放した
「会社を辞めた、そして起業した」
エピソード③
(エピソード①はこちら)
この話は、
サクセスストーリーではない。
だけど、
僕にとって
本当に愛おしい
大切な経験だ。
きっと今必要な誰かには
感じてもらえることがあると思う。
今日の話の結末は、
生み出した、
だけど手放したという結末。
会社を辞めて、
2ヶ月間、人の悩みを聴き続ける日々。
夢中になって