マガジンのカバー画像

🏃‍♂️ランニング関係💨

48
走ることと、走るお仕事にまつわる記事です。
運営しているクリエイター

記事一覧

私にできること

私にできること

なぜ私は陸上クラブのコーチ、ランニング教室の講師をやろうと思ったのかを、一度言葉にしてみようと思います!!

最近、SNSで毎日のように、「〇〇すれば速くなる!」「速くなる走り方!」が流れてくる。とても大切な事だと思う反面、私が伝えたいのは、速く走る走り方なのだろうかと疑問に思った。私が目の前の子どもたちや、ランナーさんに一番お伝えしたい事は、なんだろうか。それは、この仕事をしようと決めた理由でも

もっとみる
その”楽しい”とは?(続編)

その”楽しい”とは?(続編)

 スポーツに関わる仕事をしていて、特に私は陸上競技に関する仕事であるが、「スポーツが楽しい、陸上が楽しい」とはどういうことだろうか?と言う疑問をずっと持っている。(→過去のnote その”楽しい”とは?(前編))
 なぜならば、実業団陸上選手をしていた時、つまり陸上競技を仕事にしていて、最後の方は自分の思考として結果が全てとなり、陸上競技を続けることが非常に苦しくなってしまった経験が大きいと考えら

もっとみる
かけっこ好き?

かけっこ好き?

少し前、森の中でかけっこ教室があった。

夏は暑さもあり、体育館などの屋内で行うことが多い。屋外でも、グランドや人工芝のコートなど限られた場所が多い。グランドや屋内以外でかけっこ教室をするのは、改めて振り返ってみても数えるくらい。

森の中走るのは開放的!

「あのメタセコイア並木の終わりまで、走りたい人〜!!」って呼びかけると、はーい‼️と元気な返事が。

森の中ならではで、すごく楽しかった。

もっとみる
走り方とは?

走り方とは?

走り方に正解はあるんだろうか?

私にとっての正解と、その他のランナーにとっての正解は違うかも知れない。私にとって良いと思うことが、その他のランナーにとって違う場合もある。
走ることにおいて、この方向性が良いと言うことを自分の経験から伝えることはできるが、最終的にそれをやってみるかどうか、自分に合うか、合わないのかは、受けとる人自身に委ねられる。

最近、様々なトレーニングは、それを通して常に自分

もっとみる
私の最近の疑問🏃‍♂️👟

私の最近の疑問🏃‍♂️👟

陸上クラブのコーチをしていて、子どもが楽しく運動するところを見るとうれしくなるし、その時の子どもの動きは、見あきない。時々、子どもを見ていてすごい発見をすることもあるし、子どもの動きから学ぶこともたくさんある。

子どものかけっこ教室などで、だいたい1回は、どうしたら運動会で速く走れますか?と保護者さまから質問を受ける。

そこで私の最近の疑問がこちら、

子どもが「速く走りたい」ってお母さんやお

もっとみる
ワクワクすること

ワクワクすること

"今を楽しめているか?今幸せか?"

そう自分に問うことがあると思う。私はあるプログラムに参加して、ワクワクする事に対してすぐ決断、行動するようになれた。

『世界青年の船』

これは、内閣府が主催する青年国際交流事業のうちの1つである。
船で世界一周するものと思われる人も多いが、違うものである。
日本から120人と海外10か国から参加を募り、合計240人で、約1カ月間、共に船で暮らし、様々なプロ

もっとみる
"人間力ってなんだろう!?"

"人間力ってなんだろう!?"

『人間力』

この言葉を始めて耳にしたのは、高校一年生の時だ。当時、所属していた陸上部の顧問の先生がよく口にしていた。
陸上の基礎、人として大切なこと、礼儀は、ほとんど高校生の時に学んだと、現在もそう思う。その当時、人間力という意味を本当に理解できていたのかは分からないが、最近人間力の大切さを痛感する。

高校生の時に主に先生から厳しく指導されたのは、私生活についてだった。陸上部なのに、私生活?と

もっとみる
人に任せるということ

人に任せるということ

"人に仕事を任せる"

とはどういう事だろう…と最近考える出来事があった。

昔の勤め先で、まだ仕事を覚えたばかりの頃だった。
アルバイトの子に、簡単な仕事を頼んだ。
配送伝票に郵便番号が抜けていたので、住所から郵便番号を調べて欲しいと、お願いした。

簡単な事だと思っていた。

しかし、数日後…その伝票を貼った荷物が届かないという連絡があった…。
ちゃんと送ったのになと思った。

原因は、郵便番

もっとみる
"灯台下暗し"

"灯台下暗し"

昨年、世界青年の船に参加して思ったことがある。  

価値観の違う人、考え方が違う人、バックグラウンドが違う人、自分と違う人、と話すことは面白い、新たな発見をくれる、驚きをくれる、また時に自分を見つめ直すきっかけをくれる。たくさんの刺激をくれた、プログラムだった。  

それから、一年以上たった。
この一年、不思議と世界青年の船で、夜遅くまで色んな国の参加者たちと話した時の光景と、似たような状況が

もっとみる
"世界が広がった2つの経験"

"世界が広がった2つの経験"

”私〇〇歳なんで・・難しい仕事は無理です”

周りに比べて、若いのを理由にしんどい事から逃げる人、失敗の言い訳を年齢のせいにする人。

”私歳なので、そんなことできない”

歳を理由に、チャレンジするのをやめる人。やりたい事を我慢してしまう人。

どちらも、人生もったいないのかもしれない…

『世界青年の船』2017年2月に参加した内閣府主催の青年国際交流事業の一つだ。このプログラムでの経験は、現

もっとみる
リズムよく走るとは?

リズムよく走るとは?

最近マラソンランナーさんへ、走ることについて話していた時に、ふと思った。

”あの時先生が言ってたことは、こういう意味だったんだ!”

”監督・コーチが言ってた意味は、そういうことか!”

今になって、あの時はその言葉の表面だけしか理解していなかった…と最近よく思う。

中学生から陸上競技を始めて、現役を引退するまで15年だった。それから少し陸上から離れた期間もあったが、現在の指導する立場になり3

もっとみる
苦手な事に向き合う

苦手な事に向き合う

誰にでも苦手なことがある。
得意をのばす、苦手を克服する…どちらも大切だ。

私は、中学生の時に陸上競技に出会った。
それが、陸上人生の始まりだった。

出会いは突然で、 "走る・跳ぶ・投げる" どれも得意ではないのに、始める事にした。

きっかけは、中学校の部活の仮入部だ。
その当時は、泳ぐのは得意、食べるのも得意(笑)

しかし、水泳部が無かったため、好奇心のままに、剣道部、ソフ

もっとみる
"向き合う"

"向き合う"

最近、"自分と向き合う"という事について考える。

私にとって、自分と向き合う事はごく自然な事だ。

現役時代は、練習が終わったら、

・今日の自分はどうだったんだろう?
・なぜ、悪かったんだろう?
・なぜ良かったんだろう?
・なぜ、毎回同じことを繰り返してしまうのだろう?
・自分の中に何が起きてるんだろう?
・この心理状態はなんだろう?

などなど、さまざまな事を問いかけていた。
スポーツをして

もっとみる
" 未経験に対しての先入観 "

" 未経験に対しての先入観 "

未経験のものって、分からないので先入観や思い込みがあると、最近感じる事があった。

私は、中学生から陸上部で長距離を始めたので、短距離とは無縁だった。
体力テストの50m走も遅くて、短距離に苦手意識があった。

最近、短距離に触れる機会も多く、興味も強くなってきた。学ばせていただくチャンスもあり、少しずつ短距離の練習に参加している。

『たくさんの、驚き、発見』

未経験なものなので、本格的に練習

もっとみる