おパンダ文庫

サラリーマン、沖縄生活、レタスおばさん、植木屋さんを経て、今は期間限定でロンドンの端に…

おパンダ文庫

サラリーマン、沖縄生活、レタスおばさん、植木屋さんを経て、今は期間限定でロンドンの端に住んでいます。好きなものは、食べ物、生き物、乗り物。実用性低めの情報発信をしていきます。

マガジン

  • イギリスのらりくらり

    2022年6月から期間限定でイギリスに住んでいます。 ときに働き、庭いじりをし、のらりくらりと過ごしています。

  • その他

    「その他」な分類の雑文です。

  • うちのパンダ

    フィアットパンダ。 ちょっと古めな相棒です。 いつかこの車に乗れなくなる時のために、パンダとのことをいろいろ書いておきます。

  • 絵本ができるまで

    一冊の絵本が出来上がるまでの記録です。絵本のページに込めた思いと情景をつらつら書いています。

ストア

  • 商品の画像

    絵本 ふしぎなもり

    てくてくとマングローブやその周辺を冒険するお話です。 かつて沖縄で自然案内人をしていた頃、とてもお世話になり、とても好きになった場所。 その場所での体験を、ほとんどそのまま描いています。 沖縄に行ったことことのある人もそうでない人も、一緒に『ふしぎなもり』を歩いてみませんか? 小さな生き物たちへのエールと感謝を込めました。 【絵本の内容について】 ・noteで全ページ公開しています https://note.com/0h_panda/n/nad12b7b1b57f ・noteマガジン「絵本ができるまで」※不定期更新中です https://note.com/0h_panda/m/mecd245788788 【商品やお届けについて】 ・レターパックライトでのお届けとなります  ※10冊以上ご希望の方は、お問合せよりご連絡ください ・本文全22ページ ・A4サイズ ・無線綴じ、厚手の紙の表紙です(ハードカバーではありません) ・製本屋さんでの製本です ・ご不明な点はお問合せください
    1,500円
    おパンダ文庫

記事一覧

イギリスのらりくらり かわいい新聞記事

イギリスの新聞は、駅の売店やスーパーで売っている物(大手の新聞?)と、街角や電車バスなどに置いてある無料の新聞、地方紙などがあります。 有料の新聞を買うことはめ…

おパンダ文庫
4週間前
3

クルマ遍歴

2023年もあとわずか。 海外で暮らすようになって、長らくクルマの運転から離れていますが、そんな今だからこそ?、今までお世話になったクルマや印象に残っているクルマに…

おパンダ文庫
4か月前
4

イギリスのらりくらり 庭いじり

かれこれ1年以上続けている庭いじりのボランティアについてです。 ボランティアへ向かう “道のり” についてはこちらの記事から。 植物の保育園 毎週水曜日。 泥に強い…

おパンダ文庫
4か月前
8

イギリスのらりくらり 夜にピアノを弾いたこと

勝手にアナザースカイだと思っているりんご農園で過ごした、ちょっと素敵な時間の話です。 ピアノの思い出 私の実家のリビングの端っこにはアップライトのピアノがあって…

おパンダ文庫
4か月前
2

イギリスのらりくらり 英会話学校

もうとっくに通っていないけど、イギリスに渡ってから数か月間通っていた英会話学校での思い出。 私が通っていた英会話学校は、だいたいひとクラス8~12人くらい。 途中…

おパンダ文庫
5か月前
4

イギリスのらりくらり お小遣い稼ぎ

イギリスに来てから始めたちいさなお小遣い稼ぎと、その後の謎の連鎖(?)のお話です。 ムズムズする無職 無職になってイギリスに来てしばらく経つと、だんだんと心がムズ…

おパンダ文庫
5か月前
6

迷い込んだトンボの話

仕事帰りの電車の中、途中の駅で一匹のトンボが車内に迷い込んできた。 まだ帰宅ラッシュには早い時間で、電車の中はさほど混んでいない。 何だ?と目で追うおじさん。 ト…

おパンダ文庫
5か月前
2

イギリスのらりくらり 火をおこそう

何度も訪れたりんご農園。そこでは暖を取るために火おこしが必須でした。 登場人物は、農園のお父さんジェレミー、お母さんクレア、あと私。 Shepard hut りんご農園に滞…

おパンダ文庫
5か月前
3

レタス畑とうちゅうひこうしのうた

小説と曲。 場所と匂い。 色と思い出、とか。 自分の中でリンクして、片一方を思うともう一方も勝手に思い出される組み合わせがあったりする。 今でも我ながらぴったりと思…

おパンダ文庫
6か月前
2

イギリスのらりくらり フードスパイ

私が勝手にアナザースカイだと思っているりんごの農園。そこで出会ったおいしいものの記録。 朝ごはん編です。 朝が来た、母屋へ行こう 8時〜8時半ころ。ノコノコ母屋へ…

おパンダ文庫
6か月前
2

イギリスのらりくらり サイダー作り

農泊で二度訪れたりんご農園で、どんなことをしていたのか少しだけ紹介です。りんご農園についてはこちらの記事をご覧ください。 一日の流れ まずは一日のざっくりしたタ…

おパンダ文庫
6か月前
5

数か月にわたる旅から帰ってくると、世界が少し変わっていた。 「いつもどおり」が出来なくて、地元の道でおまわりさんに捕まったり(右折禁止)、地元の郵便局にたどり着…

おパンダ文庫
6か月前
1

イギリスのらりくらり ことばあそび

私が勝手にアナザースカイだと思っているりんご農園のお父さん、ジェレミー。彼はむかし小学校の先生でした。 だからか英語の言葉遊びを沢山知っていて、いくつか私にも教…

おパンダ文庫
7か月前
4

イギリスのらりくらり 勝手にアナザースカイ

農泊してみるか イギリスに来てから数か月たったころ。 私の行動範囲は家の周辺か、たまに出かけていくロンドンの中心部に限られていました。 「せっかくイギリスにいるん…

おパンダ文庫
7か月前
13

職歴 ヤギ

そう言えば、私はヤギに縁があるのかもしれない。 始めに働いていた都会の会社は別として、 はじめての出会いは脱サラして移住した沖縄。 ちかくに何匹もヤギを飼っている…

おパンダ文庫
7か月前
1

イギリスのらりくらり プール始めました

水不足 こちらでは川や運河などの水辺はとても身近なのですが、入水する勇気はなく、かねてから「水(との戯れ)不足」になっていました。 ちなみに。現地イギリスの人に…

おパンダ文庫
7か月前
1
イギリスのらりくらり かわいい新聞記事

イギリスのらりくらり かわいい新聞記事

イギリスの新聞は、駅の売店やスーパーで売っている物(大手の新聞?)と、街角や電車バスなどに置いてある無料の新聞、地方紙などがあります。

有料の新聞を買うことはめったにないけれど、無料の新聞は気になる一面記事が見えたときや、家の掃除や生ごみ処理に使いたいときに貰ってくることがあります。

今回もそろそろ生ごみ用の箱を折ろうかな、とバスで "METRO" という無料紙を貰ってきました。
積極的に記事

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クルマ遍歴

クルマ遍歴

2023年もあとわずか。
海外で暮らすようになって、長らくクルマの運転から離れていますが、そんな今だからこそ?、今までお世話になったクルマや印象に残っているクルマについて、振り返ってみようと思います。
マイカーはパンダのみなので「愛車遍歴」とは言えない。

実家のクルマ

・日産 テラノ(幼少期)
物心ついた時の実家の車。
大抵、リアの三人掛けシートの真ん中に座らされていた気がします(末っ子だから

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イギリスのらりくらり 庭いじり

イギリスのらりくらり 庭いじり

かれこれ1年以上続けている庭いじりのボランティアについてです。
ボランティアへ向かう “道のり” についてはこちらの記事から。

植物の保育園

毎週水曜日。
泥に強いブーツを履いて、今の季節だと防寒をばっちりして、水筒に飲み物を詰めて、私は出かけます。
向かう先は、Nursery(ナーセリー)と呼ばれる、種や苗をはじめグリーン関連の商品(ティールーム、アンティークショップも併設)を扱うお店。
N

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イギリスのらりくらり 夜にピアノを弾いたこと

イギリスのらりくらり 夜にピアノを弾いたこと

勝手にアナザースカイだと思っているりんご農園で過ごした、ちょっと素敵な時間の話です。

ピアノの思い出

私の実家のリビングの端っこにはアップライトのピアノがあって、姉と私が弾いていました。と言っても、それは高校生くらいまでの話。
受験だなんだという、よくある忙しい時の流れの中で、いつの間にか弾かなくなって、ある時ごく久しぶりに楽譜を開いたら、「ヘ音記号」の方の音符が瞬時には読めなくなっていました

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イギリスのらりくらり 英会話学校

イギリスのらりくらり 英会話学校

もうとっくに通っていないけど、イギリスに渡ってから数か月間通っていた英会話学校での思い出。

私が通っていた英会話学校は、だいたいひとクラス8~12人くらい。
途中で新しいメンバーが加わったり、いなくなる人が居たり、メンバーの流動性のある学校でした。

なにじん?

さて、どこ出身の人々が集まっていたかというと…
ウクライナ、ポルトガル、イタリア、フランス、ブラジル、コロンビア、スーダン、香港、日

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イギリスのらりくらり お小遣い稼ぎ

イギリスのらりくらり お小遣い稼ぎ

イギリスに来てから始めたちいさなお小遣い稼ぎと、その後の謎の連鎖(?)のお話です。

ムズムズする無職

無職になってイギリスに来てしばらく経つと、だんだんと心がムズムズしてきて「ちょっとお小遣い稼ぎでもしてみるか」と思うようになりました。
出来れば英語を練習できて、緑に触れられるようなこと。

イギリスに住んでいる日本人向けに、便利なコミュニティーサイトなるものがあると聞き、覗いてみれば「こんな

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迷い込んだトンボの話

迷い込んだトンボの話

仕事帰りの電車の中、途中の駅で一匹のトンボが車内に迷い込んできた。
まだ帰宅ラッシュには早い時間で、電車の中はさほど混んでいない。

何だ?と目で追うおじさん。
トンボが近くに来るたび、ちょっとよける女子高生二人組。
あらら~と見ている私。

迷惑なような、かわいそうなトンボ。
どうしようもないな、と車内にはあきらめムードが漂う。
誰も、何もしない。

次の駅で、学校帰りの小学生が乗ってきた。

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イギリスのらりくらり 火をおこそう

イギリスのらりくらり 火をおこそう

何度も訪れたりんご農園。そこでは暖を取るために火おこしが必須でした。
登場人物は、農園のお父さんジェレミー、お母さんクレア、あと私。

Shepard hut

りんご農園に滞在するときは、一人ずつ個室、というか小屋に滞在させてくれます。
2.0m×3.5mほどのミニマルなその小屋は、その名の通り羊飼いのための小屋。車輪が付いていて、移動できるようになっています。

中にはベッド、棚・たんす、折り

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レタス畑とうちゅうひこうしのうた

レタス畑とうちゅうひこうしのうた

小説と曲。
場所と匂い。
色と思い出、とか。
自分の中でリンクして、片一方を思うともう一方も勝手に思い出される組み合わせがあったりする。
今でも我ながらぴったりと思える組み合わせを記録しておこうと思う。

コロナがまん延して間もないころ、マスクをする生活から解放されたくて、山の上のレタス農家へ住込みで働きにいった。
標高約1,200m。
夜には星が良く見えた。
そして、レタス。見渡す限り、とにかく

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イギリスのらりくらり フードスパイ

イギリスのらりくらり フードスパイ

私が勝手にアナザースカイだと思っているりんごの農園。そこで出会ったおいしいものの記録。
朝ごはん編です。

朝が来た、母屋へ行こう

8時〜8時半ころ。ノコノコ母屋へ向かいます。
朝ごはんは用意しくれているもの中から好きなものをどうぞ、というスタイルです。
イングリッシュブレクファスト(ベーコン、ソーセージ、卵、ベイクドビーンズ、トーストなどがワンプレートにのったもの)というものがありますが、あれ

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イギリスのらりくらり サイダー作り

イギリスのらりくらり サイダー作り

農泊で二度訪れたりんご農園で、どんなことをしていたのか少しだけ紹介です。りんご農園についてはこちらの記事をご覧ください。

一日の流れ

まずは一日のざっくりしたタイムスケジュールをご紹介。

8~9時頃 母屋で朝ごはん
その後(明確な時間は決まっていない?) 作業に向かう
11時頃 母屋でお茶(だいたい30分位?)
13時過ぎ 母屋でお昼ごはん
お昼ご飯終了次第、ぼちぼち解散
その後 自由時間

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旅

数か月にわたる旅から帰ってくると、世界が少し変わっていた。

「いつもどおり」が出来なくて、地元の道でおまわりさんに捕まったり(右折禁止)、地元の郵便局にたどり着けなかったり。
それから、お向かいに住むお家のおじさんが亡くなっていた。

おじさんが切り開いた森の中に、ご厚意で車を置かせてもらっていた。
あまり多くを話すことは無かったけれど、見かけるとどちらともなく挨拶したり、何かと気にかけてもらっ

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イギリスのらりくらり ことばあそび

イギリスのらりくらり ことばあそび

私が勝手にアナザースカイだと思っているりんご農園のお父さん、ジェレミー。彼はむかし小学校の先生でした。
だからか英語の言葉遊びを沢山知っていて、いくつか私にも教えてくれました。
メモに残すことができたものの中からいくつかご紹介します。

レモンのやつ

“easy peasy lemon squeezy“
わざわざ日本語にするなら、「余裕のよっちゃん」と言った所でしょうか?
これは日常でもたまに聞

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イギリスのらりくらり 勝手にアナザースカイ

イギリスのらりくらり 勝手にアナザースカイ

農泊してみるか

イギリスに来てから数か月たったころ。
私の行動範囲は家の周辺か、たまに出かけていくロンドンの中心部に限られていました。
「せっかくイギリスにいるんだからヨーロッパでもどこでも、遊びに行っていいのに。」と、相方は言ってくれていましたが、働いていないのに海外旅行に行くなんて、となかなか気が進みませんでした。
そんな時見つけたのが、WWOOF(ウーフ)というシステムでした。
これはいわ

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職歴 ヤギ

職歴 ヤギ

そう言えば、私はヤギに縁があるのかもしれない。

始めに働いていた都会の会社は別として、
はじめての出会いは脱サラして移住した沖縄。
ちかくに何匹もヤギを飼っている人がいた(その人はヤギっぽい長いひげを生やしていた)。
たまにヤギを見に行ったり、餌やりを手伝ったこともあった。
そのつながりが元で、「やぎ食堂」の看板を作ったりもした。
沖縄を去ってしばらくして、私の元職場でもヤギを飼い始めたそうな。

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イギリスのらりくらり プール始めました

イギリスのらりくらり プール始めました

水不足

こちらでは川や運河などの水辺はとても身近なのですが、入水する勇気はなく、かねてから「水(との戯れ)不足」になっていました。

ちなみに。現地イギリスの人に聞いてみると、「テムズ川で泳ぐなんて考えられない!」という意見が多く、実際泳いでいる人を見かけることは稀です(犬はよく泳いでる)。
それでも、冬にテムズ川泳いでいる人がいたり、泳ぐ用の池がある公園があったり、日本より屋外で泳ぐ習慣がある

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