翼は翔ぶためについている 〜Diary〜

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あの銃声を聞いた日、私は喰らうことを知った。

ズドーーーン……

鉛の重く鋭い音が、遮るもののない土地に広がった。その瞬間、どこかで冷たい自分が悟った。銃声だ、と。後にも先にも、本物の銃声を聞いたのはその時だけだ。

*・*・*・*

中学3年生の夏休み。希望者制の海外英語研修に参加した。オーストラリアのケアンズで約3週間のホームステイ。初めての海外体験、初めての英語づけだった。

その中で、ケアンズのホストファミリーの元を少し離れ、酪農家の

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私も、スキ。
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「声のメディア」はじめました

文章は好きです。お手紙も好き。「書く」こと自体は嫌いではありません。

だけど、もう少し「おしゃべり」してみたくなりました。

だから、stand.fmというプライベートラジオのアプリでチャンネルを開設しました。

日々の徒然を気まぐれに話す。だから、チャンネル名はこのマガジンと同じく「翼は翔ぶためについている」にしました。

「書く」と「話す」は、やっぱり少し違う

「書く」には少し時間がかかり

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そんなあなたが、ステキです。
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戦争が始まるのを、目の当たりにした日――9.11同時多発テロ あれから月日が経って

本投稿は、2017年9月11日にmediumで更新した記事を編集したものです。

あっという間に夏が過ぎ、9月も半ば。ふとカレンダーを見ると、今日は9月11日だった。

9.11。毎年この数字を見るたびに、ため息が出るような暗澹とした気分になる。



2001年の今日。ニューヨークで起きた同時多発テロ。当時の私はまだ8歳、小学校3年生だった。

いつも通り家に帰ると、テレビをつけて観ている母。

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『心魂プロジェクト』バリアフリーのミュージカル

7月14日、心魂プロジェクトのプラネタリウムミュージカ『あなたへの贈り物』を観てきました。

会場で販売していた星空のアクセサリー、てんびん座を購入。手作りなので一つ一つ色の異なる一点物なのだそうです。

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ミュージカル、贅沢な時間でしたぁ……。

よく考えたら、楽器は人の声とピアノとドラムだけなのですが、なんか全然そんな気がしない。それだけ、心魂の世界が、パフォーマンスが奥行きがあ

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『主戦場』

『主戦場』を観て来ました。

公開から4ヶ月のロングラン。平日21:00~にも関わらず、人が入っていて驚きました。

都内では、渋谷のイメージフォーラム、吉祥寺のアップリンク、東中野でもまだ上映しています。

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慰安婦問題について、論点を整理し、様々な立場、特に対立する2者両者の意見を取り上げ、深めていくドキュメンタリー映画です。

特徴的なのは、監督が日本人でも韓国人でもなく日系アメリカ

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おもしろがれる仲間がいれば、いつだって自由になれる -- チームこめのこ インプロ発表会

長引く雨に、億劫でモヤモヤし、「でも……」という言葉が口をついて出てきそうなどんよりとした日々が続いた7月。そんな暗くシトシト続く梅雨が明ける前に、自分たちの力で心の曇天を吹き飛ばした4人組がいます。

「チームこめのこ」です。

(▲こめのこの4人。左上からZ順に、まさみ、のりんご、かの、しんちゃん)

私は、トリノスしょうじのインプロワークショップで4人と知り合いました。

しょうじさんのワー

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反応する勇気と、反応に敏感であることと

雑誌が好きだ。最近は、本屋にふらりと立ち寄ると、だいたい1冊雑誌を抱えて出てきている。

雑誌を買う楽しみは、福袋を買う感覚にも似ている。webメディアや本とは違った、街で穴場のお店を見つけるような記事との出会いが嬉しい。

好きな雑誌は、と聞かれて真っ先に思い浮かぶのは『ソトコト』。福祉やソーシャル分野に関心の高い人にとってはベタな一冊かもしれない。「ソーシャル&エコ」をテーマに、ポップで愛らし

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私も、スキ。
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ことばの理解に潜む、無自覚の偏見 〜クライストチャーチ銃乱射事件と「テロ」の意味から

ニュージーランドのクライストチャーチで3月15日、銃乱射事件が発生した。標的となったのは現地のモスク(イスラム教の教会)。死者50名、負傷者50名にのぼる大規模な被害となった。

治安の良さから英語留学に選ばれることも多いニュージーランド。私も、高校1年の時に希望者参加の海外英語研修で北島のヘイスティングスに約4週間ホームステイをした経験がある。

クライストチャーチは訪れたことのない都市だが、そ

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「今」に生きようとしたら、「可哀想」じゃなくなった

先日、webメディア『soar』である女性のインタビュー記事を読んだ。

どのような生きにくさを抱えてきたのか。どのようにして境界性パーソナリティ障害だと気がついたのか。そこから、どのように人と関わり、どのように回復の一歩一歩を歩んでいるのか。彼女の半生が丁寧に語られている。

その中で、私の目を捉えて離さない言葉があった。

“これまで私は、自分が抱えてきた傷を赤裸々に話すことで、どこか、私を苦

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きっと、未来の私がヨシヨシしてくれる

ああ、今の私はがんばりきれていない。

あのときの方が、がんばれていた。
あれをやっていたときの方が、がんばっていた。
初めてアレルギー対応ツアーのお客様窓口の方が丁寧だった。
ベトナムで日本語教師をしていたときの方が、真剣だった。

それに比べて、今の私はなんと走り切れていないんだ。なんと怠けているんだ。なんと手を抜いているんだ。

もっとがんばれるはずじゃないか。昔の自分の方がずっといいじゃな

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