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りすのよまい言、大きな木のうろの中から

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「だから、なんなの?」と言われてしまいそうな他愛もないことを綴っていきます。悪しからず。
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2020年5月の記事一覧

アイ・キャン・フライ!

アイ・キャン・フライ!

ー"アゲハの季節"31日のBG(バルコニー・ガーディアンズ)リポート(※)によると、わが家のベランダにある鉢植えで確認できたチョウの幼虫は、前日に比べて1匹多い4匹。1−3令の新たな個体を発見。一方、前日、姿を消した体長3cm、推定4令の個体は、われわれ夫婦の懸命な捜索にもかかわらず、依然行方知れず。今後、見つけられる可能性は、残念ながらほぼなさそうだ。生息が確かめられた別の幼虫に、チョウになる期

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わずかな隙間

わずかな隙間

ー"アゲハの季節"わが家のベランダに生息しているチョウの幼虫。30日夜時点で確認できた個体は前日に比べて1匹少ない3匹。その中に、にわかにその姿を現し、われわれ夫婦を驚かせた体長3cm、推定4令の青虫はいない。夕方に写真を撮った後から、あらためて観察に戻るまでのわずかな隙間の時間に、スズメなどに襲われた恐れがある。事実そうならば、悔やんでも悔やみきれない。

関連リンク:「『芋活2020』シリーズ

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ビッグサプライズ

ビッグサプライズ

ー”アゲハの季節”わが家のベランダにあるグレープフルーツの鉢植えに、ビッグサプライズだ。29日夕、脱皮を済ませたチョウの幼虫を見つけた。体長3cm、推定4令。文字通りの"青虫"が苗木のてっぺんに陣取り、若い葉っぱをモシャモシャ食べていた。これまで複数の幼虫を見つけたが、ちょっと大きくなると、相次いで謎の失踪を遂げ、全滅を覚悟していたところだった。一体どこに隠れていたのか、また一つ謎が増えた。

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同じ道ではつまらない

同じ道ではつまらない

ーオレとアチキの西方漫遊記(42)今回の旅行も、残りの行程はあとわずか。京都・嵐山を発った後、亡くなった義父の別宅がある静岡県伊東市に寄り、東京都内の自宅に戻るだけだ。次の目的地である伊東市まで、すぐに高速道路を使わず、途中まで一般道を使うことにする。旅行を楽しみ尽くすのに、行きと帰りが同じ道では、どこか物足りないー。そう感じていた。

前回のお話:「足りない位がちょうど良い」/これまでのお話:「

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俳句で"オレアチ漫遊記"(拾捌)

俳句で"オレアチ漫遊記"(拾捌)

連載「俳句で"オレアチ漫遊記"(※)」は、りすが書いた「オレとアチキの西方漫遊記(※)」のワンシーンを取り出し、それを題材に"note仲間"やまきちさんが俳句を詠む企画。今回、やまきちさんが"お題"に選んだ写真は、トロッコ嵯峨駅(京都市右京区)の近くにあるレトロモダンな喫茶店での一枚。奥さんが注文した季節限定のいちじくのケーキ、それにホットコーヒーだ。ケーキを一つしか頼まなかったせいか、年老いたマ

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「りすの独り言」

🐿奥さんが26日まとめたBG(バルコニー・ガーディアンズ)リポートによると、わが家のベランダにある鉢植えで確認できたチョウの幼虫は、わずかに1匹。前日比3匹減。同日、スズメが幼虫を襲っていることが判明。ただ現時点で対策講じず。早ければ27日にも全滅の恐れ。

「りすの独り言」

🐿「ニューノーマル(新常態)」という言葉を見聞きするたびに不快になる。コロナ禍が収束しても、もとの生活には戻れない諦感を強いられているようだ。ニューノーマルの社会を想像してみる。マスク生活。ソーシャルディスタンス。オンライン飲み会でウェイウェイ。心が乾く。

オマエダッタノカ・・・

オマエダッタノカ・・・

ー"アゲハの季節"わが家のベランダにある鉢植えで育つチョウの幼虫。ちょっと大きくなったかと思えば、すぐに姿を消す。一体どういうことなのか。夫婦揃って頭を抱えていた。その答えがようやく明らかになった。ハンニンハオマエダッタノカ・・・知りたくなかった事実を突きつけられ、幾らか気が滅入る。

関連リンク:「『芋活2020』シリーズ」「『芋活2018-19』シリーズ」

"本ボシ"判明26日午後に奥さんが

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ラストリポート

ラストリポート

ー"アゲハの季節"奥さんに代わってベランダにいるチョウの幼虫の見回り。生い茂るグレープフルーツの葉をかき分け、体長1cm超を2匹、同5mm未満を2匹、計4匹を確認して撮影した。注意深くチェックしたが、これがすべてではないだろう。

見回り報告
前日に比べて1匹減、個体サイズの内訳も異なる。ここのところ、日替わりで確認内容が変わる。そんな状況に戸惑いを覚えつつ、奥さんに嘘偽りのない"ベランダの守り人

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移りゆく季節

移りゆく季節

アジサイが勢いづいている。バラの代わりにじわり存在感を増してきた。ここ数日、雨の日が続き、これまで咲き乱れていたバラ(※)が花びらを落としたこともある。やがて梅雨が訪れる。アジサイはますます輝きを増すだろう。ただ、そんなアジサイも、直にアサガオに取って代わられる。

移りゆく季節。栄枯盛衰。あはれなり。

(出典〈トップ写真〉:街角で見かけたアジサイ。バラに取って代わり、じわり存在感を増してきた=

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「りすの独り言」

🐿ベランダの鉢植えにいるチョウの幼虫。"入れ替わり"が激しい。体長2cmほどに成長すると、軒並み姿を消し、代わりに5mmにも満たない幼虫が姿を現す。23日に確認できた個体は前日に比べて2匹増えた5匹。うち、4匹は1cm未満。青虫への脱皮。依然、高いハードル。

INDEX

INDEX

チョウやガなどの幼虫「イモムシ・ケムシ」を愛で、その世界を楽しむ"芋活"ー。2020年春、わが家でもいよいよスタートした。前年に次いで今年が2期目になる。その様子を綴ったコンテンツが徐々に増えてきたので、これまでの話を整理すべく、INDEX(インデックス、目次)をまとめる。各回いずれも、目次にあるタイトル、あるいはその下にあるカードのトップ写真をクリックすると、そのページに移行するようになっている

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INDEX

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2020年春、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、わが家の2期目となる"芋活"がスタートした。芋活はチョウやガなどの幼虫「イモムシ・ケムシ」を愛で、その世界を楽しむ。今期はさらに上を目指したいと思い、noteに書き留めた19年(前期)の記録を読み返すことも少なくない。そのため、当時の話をINDEX(インデックス、目次)にまとめる。各話いずれも、目次にあるタイトル、あるいはその下にあるカードの

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"ベランダの守り人"報告

"ベランダの守り人"報告

ー"アゲハの季節"
奥さんが、にわかに"ベランダの守り人"づいている。ほぼ毎朝、ベランダに所狭しと並んだ鉢植えやプランターを巡回・観察しているようだ。このところ、この役目に新たな価値を見い出したのか、見回り中に気付いた様子をリポートしてくれるようになった。スマートフォンのメッセージを通じ、画像付きでもらっている。中には衝撃的な内容もあり、なかなか興味深い。

どげんかせんといかん
今日は、わが家の

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