「あの角を曲がれば」 小説×料理のペアリングイベント開催しました 無事に終わりました 来て頂いた方々、本当にありがとうございました 改めて、僕は幸せ者だなと感じま…
ある程度孤独である必要がある それなりに孤独である必要がある 独りで夜を過ごすことが 次の自分への糧になる 楽しいと思うことを 楽しいと感じるのは素敵である 独り…
「二人とも、もう少し右かな。あ、うん、そこで」 「本当にいいの?一緒に撮らなくて」 「いいの。撮るほうが好きだから。しかも、誰が撮るの?」 「タイマーとかあるだろ…
久しぶりのnoteだ 包み隠さず伝えることができればいいが そんなこともできない気もする 私はここ2週間ほど、書けなかった サボっていたなーとか、時間を作っていなかっ…
少し科学的な宇宙的な、量子力学的な話になるのだが 知っている人も多いだろう 有名な実験である『二重スリット実験』を 光の粒を飛ばしてその波の流れを観測するもの(…
「人それぞれ、好みはあるからね。気に入らなかったのかな私のこと」 うつろな目をしながら隣で 短い前髪の分け目を気にして彼女は言った。 二人の目の前には 夜の街のネ…
世の中には沢山の音楽がある。 そのすべてを聴くことはほとんど無理なほどにある。 だからこそ、自分の好きな曲に出会えた時はたまらなく嬉しい。 忘れてしまった感覚を、…
新年度になり、4月ももう数日過ぎましたね。 皆さん新年度はどうですか。 新年度の1月には多くの計画や目標を立てた方々も 一度立ち止まり、振り返り、軌道修正をするい…
日々を過ごしていると、人からの些細な言葉だったり、誰かの事を気にして(スマホの中を気にして)生きてしまうことが、特に今の現代は多いかもしれない。 僕自身そうなるこ…
3/31のイベントで公開する小説の一部を紹介しています。是非当日は楽しんでもらえればと思います。 --------------------------------------- 「あの角を曲がれば」-If …
昔、とある恋愛リアリティー番組で見た一コマが強烈に今も心に残っている。 「言葉はね。とても強くて難しくて、だから扱い方が分からなくなるの。相手にこれを言ったらど…
起きた朝のベッドの温もりと同じような 安心する場所があったらいい 僕はまだ見つけられないまま それでも日々を重ねていく 最近書き始めた小説は 人の気持ちが分からない…
愛を知りたい 愛が曲がる 愛が遠のく 愛ゆえの 負けないように 転けないように 荒々しく吠える 怪訝な顔をした君がいる 本当にそれで大丈夫か 私はいつも 会話を繰り返す …
じんわりと感じる 炎のあたたかさに 僕らの心は童心へ戻る あの若い日々を 空に向かって伸びた日を 今だけは鮮明に思い出す ドロまみれのくつ下 かさぶただらけの脚 赤いほ…
影森 スズ 『最後の言葉』 目を瞑ってベッドで眠る時 切り離された孤独の世界を感じる時 青々とした芝生の上で 光り輝く空に顔を向け 陽の光に照らされると 目の前に現…
奥野 翼
2024年4月1日 15:24
「あの角を曲がれば」小説×料理のペアリングイベント開催しました無事に終わりました来て頂いた方々、本当にありがとうございました改めて、僕は幸せ者だなと感じましたまさか自分の書いた小説がこんなにも多くの方々の目に届くのかと人生というのは予測ができないことがたまに起きてしまうからやはり面白い沢山の笑顔と真剣な目を僕はたくさん見ることができてじんわりと噛み締めてその時を
2024年5月9日 14:20
ある程度孤独である必要があるそれなりに孤独である必要がある独りで夜を過ごすことが次の自分への糧になる楽しいと思うことを楽しいと感じるのは素敵である独りで独りを噛み締めるそんな孤独な作業も等しく素敵である孤独が無ければ世に何も生み出せない僕は最近あまりにも人に恵まれている少しだけ独りでいる時間を作ろう
2024年4月30日 13:14
「二人とも、もう少し右かな。あ、うん、そこで」「本当にいいの?一緒に撮らなくて」「いいの。撮るほうが好きだから。しかも、誰が撮るの?」「タイマーとかあるだろ」「あ、そうだった。んーでもやっぱり二人で!」春先になり温かい春風が吹いている青と緑を背景に若菜は写真を撮りたいと言った。「なんだよ、こんな時に男二人で」ハジメは少し照れながら森下の右肩に腕を回す筋肉質の腕と体重が森下の
2024年4月24日 09:03
久しぶりのnoteだ包み隠さず伝えることができればいいがそんなこともできない気もする私はここ2週間ほど、書けなかったサボっていたなーとか、時間を作っていなかったなーとか、色んな要素はあるが、とにかく何を言っても自分への言い訳になるので一言見失っていた自分自身を見失っていた何をやるにも心ここにあらずで日々の美しさと儚さに目を向けることをとても安易に受け流していた強迫観
2024年4月10日 08:55
少し科学的な宇宙的な、量子力学的な話になるのだが知っている人も多いだろう有名な実験である『二重スリット実験』を光の粒を飛ばしてその波の流れを観測するもの(だいぶザックリ)で、2枚の板を通った後の光の動き方をみたもの。だったはず。実験をしてできた光の粒の波がなんとも不思議であったことから、実験者たちは、もっと細かく詳しくその光の粒たちを知るために、板を通るとき何が起きているのかを調べよ
2024年4月8日 08:11
「人それぞれ、好みはあるからね。気に入らなかったのかな私のこと」うつろな目をしながら隣で短い前髪の分け目を気にして彼女は言った。二人の目の前には夜の街のネオンが広がる。この街じゅうで奏でる音たちが混ざりあって今私たちの世界を作っている。「あんなこと言われるなんて、思わなかった。私たち、何か間違ったことしちゃったかな」「まさか、俺たちは何も悪くないよ」二人でなんとなく立ち
2024年4月6日 15:06
世の中には沢山の音楽がある。そのすべてを聴くことはほとんど無理なほどにある。だからこそ、自分の好きな曲に出会えた時はたまらなく嬉しい。忘れてしまった感覚を、時間が経っても思い出させてくれる。僕にもある。僕は小学校4年生の時に初めて触れたアーティストに夢中になった。オレンジレンジだ。あの時の衝撃は今でも覚えている。あれは新しい年が始まる日だった。歳が近いいとこのお兄ちゃん
2024年4月6日 08:09
新年度になり、4月ももう数日過ぎましたね。皆さん新年度はどうですか。新年度の1月には多くの計画や目標を立てた方々も一度立ち止まり、振り返り、軌道修正をするいい時期がこの新年度のタイミングでもあります。ちなみに僕は新年に目標を立てていた「筋トレ」が2月半ばまでしか続かなかったので、4月からまた再開しております。いやはや、習慣になったはずだが、僕は本当にサボり癖があります。
2024年4月4日 08:57
日々を過ごしていると、人からの些細な言葉だったり、誰かの事を気にして(スマホの中を気にして)生きてしまうことが、特に今の現代は多いかもしれない。僕自身そうなることは多々あるが、その時にふと考える。その時間は勿体無い。人生は短いのだ。誰かや何かに時間を取られている時間は、積み重なって1日、1ヶ月、1年、10年とすぐ経ってしまう。幼い頃は、早く大人になりたい。毎日が学校や習い事ばか
2024年3月30日 20:49
3/31のイベントで公開する小説の一部を紹介しています。是非当日は楽しんでもらえればと思います。---------------------------------------「あの角を曲がれば」-If you turn the corner.おめでとう。よく頑張ったね。母と一緒に見た合格発表通知。 来月、マコトは地元を旅立つ。 風が強い日。タクシーを降りて、両手いっぱいに食材が入
2024年3月25日 02:31
昔、とある恋愛リアリティー番組で見た一コマが強烈に今も心に残っている。「言葉はね。とても強くて難しくて、だから扱い方が分からなくなるの。相手にこれを言ったらどう思うかなとか、この言葉を使ったことでどうなるか。本当に想像するだけでも怖くなることがあるの。だから、私は言葉にできないの。考えて考えた結果、やっぱり言葉にできないの。だって、言葉って強いから」確かこんな風な内容だった。僕にはそのシー
2024年3月10日 02:52
起きた朝のベッドの温もりと同じような安心する場所があったらいい僕はまだ見つけられないままそれでも日々を重ねていく最近書き始めた小説は人の気持ちが分からない五感で感じることしか信じることができないそんな男を書いている何が欲しくて何を言って欲しいか僕はいつでも考えて、渡してはまたひとり朝まで眠れぬ夜を過ごす目に見えること以外は信じることができないという男を描く事はとても
2024年3月8日 02:45
愛を知りたい愛が曲がる愛が遠のく愛ゆえの負けないように転けないように荒々しく吠える怪訝な顔をした君がいる本当にそれで大丈夫か私はいつも会話を繰り返す私はいつも怪物に睨みを利かせて檻から出れないようにズンッと立ちさらすいつも求めては巻き戻すまたここから求め明け方になれどもまだ覚めぬ夢の途中愛と知りながら叫ぶこともせずただそこにいる私と愛と誠の心
2024年2月19日 00:00
じんわりと感じる炎のあたたかさに僕らの心は童心へ戻るあの若い日々を空に向かって伸びた日を今だけは鮮明に思い出すドロまみれのくつ下かさぶただらけの脚赤いほほに笑い声この景色の奥から包み込まれるように僕たちを囲う負けたくなくてほほを濡らした夕暮れが過去になじんで今キラキラと輝くあの日と同じ心できしむ奥歯をかみしめ感謝し燃やし続ける雪消月___________
2024年2月15日 01:35
影森 スズ 『最後の言葉』 目を瞑ってベッドで眠る時切り離された孤独の世界を感じる時青々とした芝生の上で光り輝く空に顔を向け陽の光に照らされると目の前に現れる赤褐色の瞼の色を見た時僕は安心を覚える 母を想う時大切な誰かと愛を交わす時煌びやかな街と風景に多勢が押し寄せ取りこぼさないようにこの瞬間は二度とないという眼差しに満ちた海へ放り出される時僕は強く不安になる
2024年2月13日 23:51