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続ちょこっとひとこと

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故郷・神戸に戻り、今を綴るもまだまだヨチヨチのエッセイ集。
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2023年5月の記事一覧

惰性の1200日ではなく、充実の1200日

惰性の1200日ではなく、充実の1200日

昨日、めでたく連続投稿1200日を迎えた。

1200日っていったい何年に相当するのか、にわかには分からないほど長い月日だ。

noteを始めた当初は連続投稿など思いもよらなかった。
しかし何日か続けると、ポップアップが「○日目、すごい!」とおだて、それにそそのかされてしばらく続けてみたら、「1年目、すごい!」とおだてられ、またいい気になった。

しかし、モチベーションというものはだんだんと下がる

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相談相手が僕でよければ

相談相手が僕でよければ

「キャリア」って何?

最近になってやや正しく理解されるようになってきたが、まだまだ誤解の多い「キャリア」という言葉。
どうにもエリート、学歴、出世、昇進といったイメージがつきまとう。
なにせ国が、国家公務員の幹部候補生をキャリアと呼ぶほどだし。

キャリアとはそんな一握りの特権階級だけのものではない。
正しくは「経歴」のことであって、遊びから趣味まで、生き方すべて含んでキャリアと呼び、学歴などは

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せっかく美しい話と思って読んでいたのに

せっかく美しい話と思って読んでいたのに

おかしな夢を見た。

そこでいったん目が覚めた。
2時くらいだっただろうか。
夢かまことか判然とせぬまま、虹の話をnoteに書こうと思った。
そしてそのまま、また眠りに落ちた。

夢の中で、いつしか虹は金の延べ棒に変わっていた。



目が覚めた。

村の皆の明日への希望をなぜ勝手に持ち帰ったのだろう。
なぜそれを自分すら見ることのできない暗い箱に押し込めたのだろう。

僕は何を後生大事に持って

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当時の僕にとって東京は誰の顔も見えない街だった

当時の僕にとって東京は誰の顔も見えない街だった

たしか作文のお題は「顔」だった。

ン十年も前の、大学最後の夏に受けた出版社の就職試験の話。
その日の試験はこの作文から始まって、性格テスト、知能検査、筆記試験と5時間ほども続き、後日さらに一次面接、役員面接と。
一連の選考過程の最初の関門がこの作文だったのだ。

400字で、制限時間は40分だった。
お題はその場で発表されるから、構成を考える時間も含めて40分だ。
当然手書きだから、いったん書き

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わずかでも誰かの役に立てているなら

わずかでも誰かの役に立てているなら

連日あげた苦しいつぶやきに多くのコメントをいただいた。
その返信を考えるうち自分が行きつ戻りつしているポイントもなんとなく見えてくる感覚もあり、言語化の大切さをあらためて知る。

自分が動かねば環境を変えることはできない。
そんなあたりまえのこと、これまでの人生で数知れず学んできたが、また数知れず忘れてもきた。
動かざること山の如し、のその山を動かそう。

衝き動かされるようにハローワークへ行き、

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僕の活動の場ってnoteでいいのか。
昨日から少し考えている。

1週間前も自分は何がしたいのか思い悩んだが、いちおう心を落ち着けた。
でも、その場としてnoteがいいのかという思いは拭えない。
といって他に何があるわけでもなく、迷宮入り。

ちょっと疲れているだけだと信じたい。

昨日、自分の活動の場がこのnoteでよいのかと呟いた。
まだ悶々としているが、いただいたコメントに返信を考える中で、考えが整理されていく感覚はある。
自分が変化したのか、noteが変化したのか、あるいはその両方か。
少なくとも運営がオススメする記事の中に読みたいものは一つもない。

「神戸おでかけティップス」神戸観光コース vol.006~有馬温泉~

「神戸おでかけティップス」神戸観光コース vol.006~有馬温泉~

$${\small「神戸おでかけティップス」神戸観光コース}$$
$${\overline{\underline{\Large \boxed{神戸} 有馬の旅 \small ~市街からすぐ、癒やしの温泉街~}}}$$

神戸・六甲山の北、有馬温泉。

日本書紀、枕草子にも登場し、日本三古泉のひとつに数えられる。
さらに日本三名泉のひとつともされる。
・日本三古泉=道後/白浜/有馬
・日本三名泉

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ものを大切に使う心の灯

ものを大切に使う心の灯

おっと! 炊飯器の釜がこんなことに!

などと今気づいたかのように書いたが、そんなはずはもちろんない。
何年か前から一歩ずつこの状態に近づいてきた。

ここ最近は、ついに炊いたご飯に黒い欠片が混じるように。
取説によると黒い欠片はフッ素皮膜で食べても無害とある。
しかしいくら無害とて、ヒトは基本的にフッ素皮膜は食べないものだ。

もう10年選手だし、買い換えるしかないか。
そう思ってネットを見ると

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ナニイッテルカワカラナイ…

ナニイッテルカワカラナイ…

僕は文系人間だが工学部を出た、というのはこれまでに何度か書いた。
赤ん坊がどうやって言語を獲得するのかという言語学的、発達科学的な興味が高じ、人工知能の研究をするために電気工学科を選んだのだ。

得意な教科は国語、社会だったから、理数系はかすりもしない。
だから電気工学科に入るための数学、物理の勉強は面倒極まりなかった。
でもそんな僕にも、ひとつだけ理数系ぽい興味があった。
コンピューターのプログ

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またいつかの再会を約し、僕は電話を置いた

またいつかの再会を約し、僕は電話を置いた

昼いちばん、携帯電話が震えた。

しばらくその振動を聞き流していたが、途中で訝しくなってくる。
いつもは短く1回震えるだけなのに、全然止まない。
そしてようやく、それが電話の着信であることに気づく。

僕は基本的に電話を取らない。
容赦なく自分の時間に他者が分け入ってくることが気持ち悪いからだ。
会社から貸与されていた携帯も一切取らない不良社員だった。

父からの緊急電話かもしれないと思い、いちお

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了解、このままいくわ!

了解、このままいくわ!

今日はどうも筆が進まない。

昨晩あげた、メンバーシップ特典の「有馬温泉の旅プランの記事」(※メンバー以外の方も冒頭部分をお読みいただけます)がかなりの大作になったことが関係していそうだ。
書き終えてしばらく動けなかったほどだから。



筆が進まないなら、今日はゆっくり考える日にしよう。
とくに上述の記事のようなメンバーシップの活動を点検したい。

定期的に押し寄せる、noteで僕はいったい何

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誕生日が新茶の季節でよかったな

誕生日が新茶の季節でよかったな

昨日の誕生日には、びっくりするくらいたくさんのお祝いのメッセージをコメント欄にいただきました。
ふだんからスキやコメントをたくさんいただいて感謝の気持ちでいっぱいなんですが、昨日はもうさらに輪をかけて。
皆さんがまるですぐそばでお祝いしてくださっているようで、お一人お一人をとても身近に感じ、ほんわかとした気分で誕生日を過ごすことができました。
本当にありがとうございます。

いつもは「だである」で

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たった53周、まだまだこれからだ

たった53周、まだまだこれからだ

手書きデーがまた巡ってきた。

前回の手書きデーが昨年の11/13。
いつの頃からか、半年に一度、手書きでnoteをあげるのが慣わしとなった。
誕生日と、その半年後。

僕は誕生日というと歳月の流れより、宇宙の中の地球の位置を考える。
1年後まったく同じ場所に地球が戻る神秘――そこに地球が戻るのを1年と定めているから当然だけど――を思わずにはいられないのだ。

同じ場所に戻った地球は、僕が生まれた

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