記事一覧
引きこもる時間はない 〜櫻の旅路を共に歩く〜
何かにどうしようもなく心が惹かれる理由を考えると、
「理屈じゃないんだ」という一言に集約される。
それでも言語化させてほしい。
これを読んで「ふざけんな」とか「それは違う」と思う人もいるだろう。
それは正しい。なぜならあなたと私は別の人間だから。
違うと感じるのは、正しい。
しかも、前に書いたものと重複している部分もあり、長い。
それでも読んでくれたら、それはそれで私は嬉しい。
私は2017年の
傷を愛せるか。9→0の蛹
数日前、ある夢を見た。私は昔から夢をよく覚えている。
一番古い夢の記憶は幼稚園児の夢だ。
今でも、まるで昨日の体験のように覚えている。
幼稚園児の頃の夢の話はさておき、数日前に見たのはスーツケースの夢だ。
私は街の中を一生懸命歩き回っている。目的地に向かって歩いているようなのだが、いつの間にか違うところへ行っている。そうしているうちに、私はスーツケースをどこかに置き忘れたことに気づくのだ。スーツ
あの子の背中、私の帽子
中学生の頃、とても気の合う友達と出会った。
ちょっとやんちゃでコミュ力が高くてかわいい子だった。
対して私は部活も生徒会もやっている優等生だったから、
「なんであの子と仲がいいの?」とよく聞かれた。
好きな音楽も、放課後の過ごし方も
全然違う私たちには共通点があった。
それは、自分に自信がなくて、
小さなことですぐに心が揺らぎ、傷ついてしまうところ。
タイプが違うのに分かり合える人がいると知った
櫻坂46初の卒コンで渡邉理佐に救われた話
5月21日と22日、渡邉理佐卒業コンサートが行われた。
欅坂46時代を含めて、櫻坂46で卒業コンサートが行われたのは今回が初めてだ。
欅からのグループの顔が卒業してしまう寂しさと、
これまでにないほど大規模のイベントへの期待。
二日とも配信勢の私でさえそうだったのだから、
現地勢のその感情の揺れ幅は相当なものだっただろう。
そうして幕を開けた卒コンは、
欅坂から櫻坂という二つの坂を登り続けた渡
欅坂46と櫻坂46、二度目の思春期のその先⑥
ものすごく乱暴な言い方になるが、
欅坂に出会うまで、私が抱いていたアイドルのイメージは、
コミュ力が高くてクラスの1軍感強くて
いつもニコニコしていて、自信に溢れている、という感じ。
でも、欅坂はちょっと違った。作り笑顔じゃない表情。
一生懸命やっているがゆえに、枠からはみ出してしまう。
奮闘する彼女たちの姿は、そんなふうに私の目に映った。
ともすると叩かれるネット社会で無数の傷を負いながら、