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読書好き

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ラフに気まぐれに読書日記
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2020年5月の記事一覧

夜と霧 ヴィクトール・E・フランクル 訳池田香代子 みすず書房

夜と霧 ヴィクトール・E・フランクル 訳池田香代子 みすず書房

オススメ度:⭐️⭐️⭐️⭐️ ※4星評価

4星の理由:この一冊には次の世代にも受け渡していきたい。

内容精神分析科医のフランクルは、ユダヤ人という理由でナチス強制収容所に投獄される。

アウシュビッツやその支所に投獄され明日も奪われるかもしれない絶望的環境の中、精神分析科医として彼は「人」を見つめ続けた。

なぜ、人はこれほど冷徹になれるのか。被収容者たちはどうやって精神の平衡を保ち、または崩

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風の歌を聴け 村上春樹 講談社文庫

風の歌を聴け 村上春樹 講談社文庫

オススメ度:⭐️⭐️⭐️⭐️ ※4星評価

4星の理由:この一冊からはじまった。それだけで十分。しかも舞台が…。僕の故郷だ。

物語1970年の8月8日に
始まり、18日後、つまり同じ年の8月26日に終わる。   P18

帰省した海辺の街でのひとときの話、としかいいようがない。(*´∇`*)

赤線ポイント「完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。」 P1

「1

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ティモレオン・ヴィエッタ ダン・ローズ 訳:金原瑞人 石田文子

ティモレオン・ヴィエッタ ダン・ローズ 訳:金原瑞人 石田文子

オススメ度:⭐️⭐️⭐️  ※4星評価

3星の理由:ティモレオンを思うと、4星はつけられません(-。-;

物語ティモレオン・ヴィエッタは犬の中で最高の種、雑種犬だ。少女の瞳のように愛らしい目をしている。初老の飼い主と暮らしていたが、ボスニア人を名乗る不審な男があらわれ、街角に捨てられてしまう。

世界中で繰り広げられる残酷で不条理な愛の物語を横切りながら、ティモレオンはひたむきに家路を急ぐ…。

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日の名残 カズオ・イシグロ ハヤカワepi文庫 土屋 政雄訳

日の名残 カズオ・イシグロ ハヤカワepi文庫 土屋 政雄訳



オススメ度:⭐️⭐️⭐️⭐️ ※4星満点

4星理由:個人的にイシグロ作品で最も好き。主人公の執事にどんどん引き込まれて、クライマックスで抱きしめたくなる。

ストーリー時代は第二時世界大戦前後。自らを律して品格を追求し続くた執事はかつて仕えた、女中頭に会いに短い旅にでる。

英国の美しい田園風景の道すがら、長年仕えた卿への敬慕や、尊敬する父、大戦の間に邸内で催された重要な外交会議へ思いを馳せ

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生きがいについて 神谷美恵子 みすず書房

生きがいについて 神谷美恵子 みすず書房

オススメ:⭐️⭐️⭐️⭐️ ※4星評価

4星の理由:理不尽で絶望感を味わい価値観が崩れたとき、生きがいを失うかもしれない。そんなとき生き延びることの助けになるから。

内容「いったい私たちの毎日の生活を生きるかいあるように感じさせているものは何であろうか。ひとたび生きがいをうしなったら、どんなふうにしてまた新しい生きがいを見いだすのだろうか」 P8

精神科医としてハンセン病治療に終生を費やした

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スプートニクの恋人 村上春樹 講談社

スプートニクの恋人 村上春樹 講談社

オススメ度:⭐️⭐️⭐️   ※4星評価

3星評価の理由:宇宙に放り出されたライカ犬の身になるといたたまれない。きっと宇宙への知的好奇心はなかっただろうな。

ストーリー22歳の春にすみれは生まれて初めて恋に落ちた。広大な平原をまっすぐ突き進む竜巻のような激しい恋だった。それは行く手のかたちあるものを残らずなぎ倒し、片端から空に巻き上げ、理不尽に引きちぎり、完膚なきまでに叩きつぶした。

恋の物

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火星に住むつもりかい? 伊坂幸太郎 光文社

火星に住むつもりかい? 伊坂幸太郎 光文社

オススメ度:⭐️⭐️⭐️ ※4星が満点

3星の理由:個人的に同著者のゴールデンスランバーと比較してしまうから。ただ、本書最後の、ぼくのりりっくのぼうよみさんの解説は好き。

ストーリー相互監視と密告。「平和警察」によりとつぜん危険人物になり公開処刑にかけられる。追いつめられる人々。

そこに現れた全身黒ずくめのヒーロー。謎の武器を操り平和警察に挑む。

なぜ彼は戦うのか?この世界に救いはあるのか

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独裁者の最強スピーチ術 川上徹也 星海社

独裁者の最強スピーチ術 川上徹也 星海社



オススメ度:⭐️⭐️⭐️ ※4点満点

満点でない理由:僕は人前に立つことは苦手で出来るだけ避けたいから。

内容なぜ言葉だけで世界を動かすことができるのか。ストーリーブランディングの著書が解説。ヒトラーと橋下徹のスピーチから黄金律を紹介する。

こんな方におすすめこのままでほんとうに私達の未来はいいのか、いま動かないともう手遅れなんじゃないか。

でも自分一人の力では無力だ。どうすればいいの

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陽気なギャングが地球を回す 伊坂幸太郎

陽気なギャングが地球を回す 伊坂幸太郎



オススメ度⭐️⭐️⭐️    ※4星評価中

満点でない理由:個人的に会話主体よりも動作表現とかが好きだから( ̄◇ ̄;)

物語嘘を見抜く名人、天才スリ師、演説の達人、精確な体内時計を持つ女の四人組銀行強盗の陽気なストーリー。

こんな気分に最適モヤモヤしてて、頭の中がぐるぐると解決しないことに支配されている。このまま銀行襲ってしまいたい、って思った方に最適です。

モヤモヤを吹っ飛ぶような陽

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ゴールデンスランバー 著:伊坂幸太郎 新潮社

ゴールデンスランバー 著:伊坂幸太郎 新潮社



オススメ⭐️⭐️⭐️⭐️ ※満点

首相暗殺の犯人になった、無実の男の話。

情報統制って怖い。だけどそんな中でも、これまで築いてきた人間関係ってアナログだけど、救いがある。そんな気持ちにさせてくれる一冊。

こんな気分に最適sns疲れとか、フェイクニュースに惑わされ、何を信じればいいんだ、という時にぜひおすすめしたい。人のつながりってシンプルにいいなぁ、と思えます。

作品評価伏線回収が爽快

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