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世界の文学界が絶賛したメキシコ発の衝撃作『ハリケーンの季節』(フェルナンダ・メルチョール/宇野和美訳)12月20日発売

【文字迷宮】「日の名残り」カズオ・イシグロ(読書感想文)

5か月前

クィアの人々の「リアルな生活」に、作家として言葉と物語を与えること──ブッカー賞最終候補作『その輝きを僕は知らない』解説(早稲田大学教授・佐久間由梨)

◆読書日記.《J・G・バラード『太陽の帝国』》

【読書感想#31】誰もが知る名作中の名作。読書家の必読書。

67回目 "Midnight's Children" を読む(第19回)。インディラ・ガンジーが強行した「貧民窟の清掃 Sterilization」という都市の近代化事業

どうしようもなく惨めでどこまでも美しい人生ーミニ読書感想「シャギー・ベイン」(ダグラス・スチュアートさん)

1年前

800字日記/20221212mon/156「ヘヴン」川上未映子 / 読書メモ

妊娠・出産についての本音

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ブッカー国際賞に輝いた翻訳家

『抱擁』A.S. バイアット (著)栗原 行雄 (翻訳) ハーレクインロマンスみたいな装丁とタイトルだけれど、1990年ブッカー賞の傑作本格小説。「ヴィクトリア朝時代詩人男女、それぞれを研究する現代の男女、二組の男女をめぐるスケール大きな、そして精妙に組み上げられた傑作。小説を読んだーという満足感あり。

2022/08/20 English

1年前

ホットミルク/2022年7月29日

「春のこわいもの」幻視者・川上未映子〈迷路的なるもの〉の終末のヴィジョン

ミルクマン/ウォーターダンサー 2月の読書。

2年前

『恥辱』転落する人生の痛みと可笑しみ

2年前

【コラム】ブッカー賞とは?

『真夜中の子供たち』(岩波文庫 ) サルマン・ラシュディ (著),  寺門 泰彦 (翻訳) インド現代史と主人公の個人史が深く連動するという企みの傑作、というと大真面目な小説と思うかもだが、奇想天外なファンタジーと、下世話な愛と性の一代記でもある。深刻な問題で悪ふざけをする人なのだなあ。

『イギリス人の患者』 マイケル オンダーチェ (著) 土屋 政雄 (訳) 四人の主人公の、過酷な、凄絶な、しかし美しくもある個人的体験を通じて、戦争が世界にもたらした変化を描き切った大傑作でした。

恥辱