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2023年7月の記事一覧
“皆で悩んで居ます” ギランバレーに恋をして
診察室の
主治医は呟く
皆で 悩んでいると….
ギランバレーを発症して もう直ぐ2年
調子が 悪いのである。
顔が全く 動かなかったり
一日中 涙がとまらなかったり
口から物が 溢れたり….
診察室に 入ると 主治医が
たずねる。
“如何ですか?”に
絶好調ですとは なかなか答えれない
闘病しているつもりは 全く無い
身体が 何らかのメッセージを
出しているんだと 思っている
田園界にて 歩き方を乞う
この景色の中 三ヶ月居た
田園界(回復期リハビリテーション病棟)である。
久々の理学療法士 スパルタMの日
一から歩き方を 教えてくれたトレーナーである。
“この腕観てよ”
相変わらず おばあちゃんみたいな腕やねー
“筋力付けようと 7.5キロの投網使ったら
全身筋肉痛で 気が付いたら
ほら 骨触れるくらいに 痩せて…”
本当だ.... 前腕は 筋肉あるのに...
二の腕は スリム
なんだ
“今 幾つや?”. 鮎漁師の誕生日?
朝目覚めれて
毎日毎日
川の神さまに招かれて
スパルタリハビリ
激流の中を歩いてる
そんな姿を 観てか
バタバタバイクを見つけてか
鮎漁師のお爺達が 寄って来る。
“獲れたか?”から始まる....
お爺達は 色々な話をしていく
“若鮎 他の鮎漁師に 残しておいてやれよ”一番の長老の言葉に 喜ぶ
門前の小僧見習いにも成らずは
やっと 門前に立たせて貰ったようで…
長老は
なんと 今 86
ずっと 泣いてます
って…
涙が止まらない
悲しい訳で無く
昨夜の唾液の代わりに
涙がダラダラで無く
久々の 目が持たない
本日の 視覚情報インプット
終了ですって
そんな日は 灯りを消して
静かに 静かに
音楽を 愉しみなさいと
ずっと 泣いています
ギランバレーに恋をして
回復期リハビリテーション
ずっと泣いてます
海の日 鮎漁師の徒然
猫主人の雄叫びで
朝目覚めれて…
“イテテテ イテテテ” を繰り返す
相変わらず 全身筋肉痛…
スパルタリハビリが効き過ぎている
朝の支度を終え 川へ
猛暑の中 投網を打つ体力気力は無い
昨日 大漁の漁場は 居座りの鮎漁師が
陣取っている
いつもの漁場は 鮎中毒さんが
早よから頑張っている
まだ 九時過ぎなのに 陽射しは
厳しい
鮎も居ない…
新しい漁場も 鮎は居ない
“朝は 獲れな
空と雲と川と鮎 川の神さまからギフトな日
朝 猫師匠の雄叫びで目覚めれて…
相変わらず 全身筋肉痛
ちと スパルタリハビリ過ぎた…
日焼けし過ぎた 顔が痛い
携帯の写真フォルダーを眺める
変わらぬ景色
庭のキャベツを 食べたんだった。
川は少し水が引き 濁りも取れた。
“水冷たいか?”
あまりの暑さに 坊は尋ねる
“まだ 冷たい”
山にたっぷり降って 水量があるから
水温が 上がらない…
supに 空気を入れ
一足先に出かける
午後三時 鮎漁師の呟き
リハビリを済ませ
珈琲豆を買いに行き
遅めの昼食の後 川へ
大雨の後 高水
そんな中 激流の中に鮎漁師?
いやはや 師匠か?
そっちの世界は 視え 無かった筈なのに…
漁場を渡る
水が冷たくて 鮎は動いて居ない
流れが早いから 重たい玉錘投網を持ち出す
スパルタリハビリ
師匠?が 立っていた激流
そんな所に 近づこうものなら
伊勢湾に 浮かんでしまう
川見に来た 鮎漁師からメールが入る