マガジンのカバー画像

ギランバレーに恋をして⁉️

1,012
“ある朝目覚めたら立ち上がれない 御飯たべようにもお箸🥢持てない” でも 仕事に行かないと 這って行きましたが….. 一秒でも早い診断と 治療が必要な難病だった。 細やかな所見か…
運営しているクリエイター

2023年7月の記事一覧

暑すぎて… お籠り

暑すぎて… お籠り

本日 鮎漁師は お休み…
漁場に 皆さん水浴びに入って来るから

水少なくて 鮎も居ない…

空には モクモクと雲が湧く

なんにも 日陰の無い漁場
鮎の溜まるのを 待つのは辛い

新しい漁場だけ 鮎が居た

目の前の鮎漁師は
溜まっている 若鮎を掻っ攫って行く
(珍しい 若鮎掬いを 動画にて)↓

その一点に 鮎は溜まる

こちらは フラフラになりながら
投網を 打つ

良い鮎だ いつ見ても 

もっとみる
“皆で悩んで居ます” ギランバレーに恋をして

“皆で悩んで居ます” ギランバレーに恋をして

診察室の
主治医は呟く

皆で  悩んでいると….

ギランバレーを発症して もう直ぐ2年

調子が 悪いのである。

顔が全く 動かなかったり
一日中 涙がとまらなかったり
口から物が 溢れたり….

診察室に 入ると 主治医が
たずねる。

“如何ですか?”に
絶好調ですとは なかなか答えれない

闘病しているつもりは 全く無い

身体が 何らかのメッセージを
出しているんだと 思っている

もっとみる
田園界にて 歩き方を乞う

田園界にて 歩き方を乞う

この景色の中 三ヶ月居た
田園界(回復期リハビリテーション病棟)である。
久々の理学療法士 スパルタMの日
一から歩き方を 教えてくれたトレーナーである。

“この腕観てよ”

相変わらず おばあちゃんみたいな腕やねー

“筋力付けようと 7.5キロの投網使ったら
全身筋肉痛で 気が付いたら
ほら 骨触れるくらいに 痩せて…”

本当だ.... 前腕は 筋肉あるのに...
二の腕は スリム
なんだ

もっとみる
“今 幾つや?”. 鮎漁師の誕生日?

“今 幾つや?”. 鮎漁師の誕生日?

朝目覚めれて
毎日毎日
川の神さまに招かれて
スパルタリハビリ

激流の中を歩いてる

そんな姿を 観てか
バタバタバイクを見つけてか
鮎漁師のお爺達が 寄って来る。

“獲れたか?”から始まる....
お爺達は 色々な話をしていく

“若鮎 他の鮎漁師に 残しておいてやれよ”一番の長老の言葉に 喜ぶ

門前の小僧見習いにも成らずは
やっと 門前に立たせて貰ったようで…

長老は
なんと 今 86

もっとみる
ずっと 泣いてます

ずっと 泣いてます

って…
涙が止まらない

悲しい訳で無く
昨夜の唾液の代わりに 
涙がダラダラで無く

久々の 目が持たない
本日の 視覚情報インプット
終了ですって

そんな日は 灯りを消して
静かに 静かに 
音楽を 愉しみなさいと

ずっと 泣いています

ギランバレーに恋をして
回復期リハビリテーション
ずっと泣いてます

海の日   鮎漁師の徒然

海の日   鮎漁師の徒然

猫主人の雄叫びで
朝目覚めれて…

“イテテテ イテテテ” を繰り返す
相変わらず 全身筋肉痛…
スパルタリハビリが効き過ぎている

朝の支度を終え 川へ
猛暑の中 投網を打つ体力気力は無い

昨日 大漁の漁場は 居座りの鮎漁師が
陣取っている

いつもの漁場は 鮎中毒さんが
早よから頑張っている

まだ 九時過ぎなのに 陽射しは
厳しい
鮎も居ない…

新しい漁場も 鮎は居ない

“朝は 獲れな

もっとみる
空と雲と川と鮎 川の神さまからギフトな日

空と雲と川と鮎 川の神さまからギフトな日

朝 猫師匠の雄叫びで目覚めれて…

相変わらず 全身筋肉痛
ちと スパルタリハビリ過ぎた…
日焼けし過ぎた 顔が痛い

携帯の写真フォルダーを眺める
変わらぬ景色

庭のキャベツを 食べたんだった。

川は少し水が引き 濁りも取れた。
“水冷たいか?”
あまりの暑さに 坊は尋ねる
“まだ 冷たい”

山にたっぷり降って 水量があるから
水温が 上がらない…

supに 空気を入れ
一足先に出かける

もっとみる
午後三時  鮎漁師の呟き

午後三時  鮎漁師の呟き

リハビリを済ませ
珈琲豆を買いに行き

遅めの昼食の後 川へ
大雨の後 高水
そんな中 激流の中に鮎漁師?
いやはや 師匠か?

そっちの世界は 視え 無かった筈なのに…

漁場を渡る
水が冷たくて 鮎は動いて居ない

流れが早いから 重たい玉錘投網を持ち出す
スパルタリハビリ

師匠?が 立っていた激流
そんな所に 近づこうものなら
伊勢湾に 浮かんでしまう

川見に来た 鮎漁師からメールが入る

もっとみる
嵐の後の 鮎漁師達

嵐の後の 鮎漁師達

“こんな雨の中 鮎獲ってたのか?”

坊は呆れる。

水と戯れた朝

昼からは 嵐がやって来た。
雷鳴に 雷に 大雨

そんな中 静かに部屋で 
破れた投網を 直していく。

嵐が去り 川の水位を見てみると
増えている

水が動く鮎漁師は そのタイミングをずっと待っている。

気象レーダーで
雷の遠ざかる事を確認し
40分後には 大雨がやって来る

ワンチャンスに 掛けてみる

新しい漁場に 直行

もっとみる
雨上がり 高水 “鮎おらんやろ….”

雨上がり 高水 “鮎おらんやろ….”

朝目覚めれて…

何気ない 朝の徒然

昼から 雷雨になるとの事
流石に 雷雨の中では 網は打たない

氷に 水に 簡易食を クーラーバックに詰めて 漁場に出かけた

新しい漁場
先客が 日傘を持ち出し
投網を 直している
一日中 張り付くつもりだ…

いつもの漁場へ

途中 渡りの鮎漁師(飛び回って
鮎をかっさらって行く鮎漁師)が
打っていた。

打ってみる
高水で 水は冷たい

一匹しか残って

もっとみる
白鷺のように….

白鷺のように….

朝目覚めれて
六時 新しい漁場に向かう
もう直ぐ 大雨がやって来る
その前に..

朝霧が 湧いては消え
消えては 湧く
幻想的な 景色を魅せてくれる
その中に…

微動だにしない 白鷺…

こちらは まるで飢えたクマだなと

全く獲れない

諦めて 次の堰堤へ
また 獲れない

激流を 端から端まで歩いて打つ
スパルタリハビリ
でも 獲れない…

堰堤には 先客の青鷺の置き土産

激流の中 重た

もっとみる
甘露煮職人 浮世雲

甘露煮職人 浮世雲

“めっちゃ旨いやん
一匹で 酒一合呑める”と

自画自賛を しまくる。

川の神さまにボーナスを貰い

鮎漁師のお爺達に
稚鮎の稚鮎を貰った

鮎漁師から貰った稚鮎達
炊いてみるか 甘露煮
甘露煮職人のスイッチが 入った

春先に炊き足した甘露に火を掛け

稚鮎達を 炊いていく

家の中が 佃煮屋みたいな 香りに包まれる

いい 塩梅

食卓に 置いておくと 
いつしか 無くなっている

自然の恵

もっとみる
鮎漁師のボーナス日 

鮎漁師のボーナス日 

毎日毎日
川で スパルタリハビリ

いつしか 激流の中も歩けるように

漁場には 誰も居ない

暑かった 昨日
たっぷり獲れたと
鮎漁師の仙人さまが 語りに来る

まだ 高水
流れの中に 投網を打つと
白い魚影が…

“サツキマスか?”
思わず 抱きつき 網を絡める

銀化した ニジマス 39cm

やったーと 大声ではしゃぐ
周りに 誰も居ないし
唸る水の音に かき消されてしまう

美しい いい

もっとみる
鮎漁師 朝の徒然

鮎漁師 朝の徒然

網目の若鮎を 眺めて呟く

“美しい”
天然遡上の鮎は スイカの薫り….

スパルタリハビリ 非日常を 重ね重ね
寝込みを繰り返し…
超回復の理論に 沿っているのだと…

noteに描きたい事は 溜まるばかり..

大雨が続いていた 川を
久々に観に バタバタバイクを走らせる
朝六時

漁場には 鮎漁師
“綱 積んでないのか?”

川見に 来ただけだから…
まだまだ 高水だなと….

漁場を譲り

もっとみる