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「台湾カメラ散歩」

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#台南

【台湾カメラ散歩】中華っぽさも時折ある国立成功大学

【台湾カメラ散歩】中華っぽさも時折ある国立成功大学

西欧風の建築物が多いなかで、それでもたまに中華風の古跡がぽつんと建っていたりもする。それが台湾に留学しているっぽさを感じられて好きだった。

【2023/02/25の日記】

机に向かっての勉強時間はゼロ。

【台湾カメラ散歩】ガジュマルだらけの国立成功大学

【台湾カメラ散歩】ガジュマルだらけの国立成功大学

洋風の建物が多くて、緑豊かで広々していて……というだけなら、日本の大学でも似たようなところはあるかも。台南の名門、国立成功大学の最大の特徴はキャンパス内のあちこちにガジュマルの木が立ち並んでいることだった。

光復キャンパスにはその名も「榕園(ガジュマル園)」と呼ばれる一角も。南国らしい雰囲気に包まれ、朝、太極拳をするおじいちゃんおばあちゃんたちを横目にジョギングするのは本当に幸せな時間でした。

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【台湾カメラ散歩】グリーンが映える国立成功大学キャンパス

【台湾カメラ散歩】グリーンが映える国立成功大学キャンパス

台南にある国立成功大学は、もとは日本統治時代の軍人の官舎があった場所をキャンパスとする高等教育機関。中南部では最難関の一つとされ、日本でいうところの京都大学みたいな位置付けらしい。

敷地は広大で、建物も、洋風のとても立派なたたずまい。一部は日本統治時代から使われていると聞いた。理工系の学部の棟は鮮やかなエメラルドグリーンで装飾されていた。あれはなぜなのか、最後までわからなかった。

【2023/

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【台湾カメラ散歩】台南は定番観光地もスルメ系

【台湾カメラ散歩】台南は定番観光地もスルメ系

半年間の台南留学で1度だけ、知人が日本から遊びに来てくれた。安平に足を運び、赤崁樓のあたりをぐるぐる散歩し、林百貨をのぞき……。

いずれも定番スポットなので自分は2度目、3度目なわけだけれど、あらためて自分じゃない誰かと歩いてみると、それぞれ別の表情を見つけられるというもの。派手さには欠ける反面、行けば行くほど味わい深くなるするめスポットが多かったのが台南だったように思う。

【2023/02/

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【台湾カメラ散歩】春節の台南を歩きまくる②

【台湾カメラ散歩】春節の台南を歩きまくる②

春節の台南カメラ散歩&廟めぐり、2日目。

1月22日は旧正月の1日目。日本でいうところの元日。台南ってこんなに人がいたんだっけ? というくらい街は混雑していた。

【2023/01/22廟めぐりの記録】

(以下、上記のカメラ散歩&廟めぐりとは別日の日常の記録です)

【2023/01/11の日記】

机に向かっての勉強時間は4時間26分。

【台湾カメラ散歩】春節の台南を歩きまくる①

【台湾カメラ散歩】春節の台南を歩きまくる①

今年は1月22日が旧正月の始まり。その2日前から私の通う大学の語学センターも休みになり、いわゆる春節休暇に入った。

春節は台湾人も一斉に休みをとって帰省する。観光名所もレストランも閉まっちゃうよ、旅行に行くのはあんまりオススメできないよ――。

そう聞いていたが、だからといって部屋でぼーっとするのももったいない。

思いついたのが路地裏歩き。台南は台湾で最も歴史のある街で、区画整備されていない雑

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【カメラ散歩】大都会・台中の日式ノスタルジー

【カメラ散歩】大都会・台中の日式ノスタルジー

10月10日は「国慶節」。台湾ではとっても重要な意味を持つ祝日だ。

1911年、のちに「辛亥革命」と呼ばれる、清朝の打倒運動が勃発したのを記念する日らしい。日本にも建国記念日ってあるけれど、あれって1000年以上むかしの出来事にもとづいているでしょう? あまりリアリティがない。それと比べれば台湾はせいぜい100年前だし、なにせ建国の歴史が現在の政治にも直結している。興味が湧きやすい。

なお大陸

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【カメラ散歩】台湾の鉄道駅、惚れ惚れレトロ

【カメラ散歩】台湾の鉄道駅、惚れ惚れレトロ

鉄道駅ってどこの国にいっても心惹かれる存在。列車の到着を待つひとたちが、これから向かう先は違っているのに、同じ空間を共有しているのがなんだかドラマチックな感じがする。台南の場合はどこかレトロな雰囲気にも惚れ惚れしてしまう。

ここから下は新營駅。菁寮老街へのアクセスの良い駅です。

【2022/09/26の日記】

10月第2週の週末が3連休なので、どこにいこうか考え始める。日本からだとアクセスの

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【カメラ散歩】台南人のお気に入り 菁寮老街②

【カメラ散歩】台南人のお気に入り 菁寮老街②

台南人におすすめしてもらった古き良き宿屋街「菁寮老街」。被写体を探しながらぶらぶら歩いていたら、にぎやかな鐘の音が聞こえてきた。

なにかしらの隊列が街を練り歩いているみたい。音のするほうへと向かうと、あらわれたのは赤、黄、青とド派手な民族衣装を身にまとった20人ほどの集団。もしやローカル結婚式に遭遇した? 一瞬そうも期待したが、隊列のまんなかで牛車に腰を下ろした男女、どうみてもおじさん&おばさん

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【カメラ散歩】台南人のお気に入り 菁寮老街①

【カメラ散歩】台南人のお気に入り 菁寮老街①

台南から電車とバスを乗り継いで1時間半ほど。清代から宿屋街として栄え、現在も日本統治時代の街並みが残る「菁寮老街(jīngliáo lǎojiē)」に行ってきた。

菁寮老街は日本のガイドブックにはほとんど載っていない小さな小さな街。ただこっちに来てから台南暮らしの長い日本人&台南人に個別にカメラ散歩のおすすめスポットを尋ねたところ、いずれも「ちょっと遠いけど菁寮老街かな」。見事なまでに答えが一致

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【カメラ散歩】「台湾発祥の地」安平を歩く

【カメラ散歩】「台湾発祥の地」安平を歩く

もともと原住民が暮らしていた台湾の歴史が大きく動き出すのは17世紀。オランダ東インド会社が1624年に台南にやってきて周辺を開拓。その37年後、教科書にも出てきた明代の軍人・鄭成功がオランダ人を追い出し、台南を首都に定めた。だから台南は「台湾発祥の地」と言われたりもしている。

その台南のなかでも、オランダ人が最初に上陸した安平という街に行ってきた。いまは観光地になっていて、高校〜大学生くらいの地

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【カメラ散歩】台南のアート横町「神農街」

【カメラ散歩】台南のアート横町「神農街」

清朝以来300年を超す歴史をもつ神農街。かつての繁華街も今ではアーティストの集まるエリアになっているそうで、雑貨店やギャラリーが密集する。外国人向けのザ・観光地というよりは、地元の若い世代が立ち寄るおしゃれスポットという感じだった。

ちょうど夕暮れどきに足を運んだのも良かった。中華圏では提灯=赤というイメージだが、神農街ではとってもカラフル。

【2022/09/03の日記】

午後は歩いて街中

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