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【雲の中の富士山を登った時の話・2日目⑤】火口をのぞいてみるとそこには!? 危険な山頂を進んでみた!!

こんにちは! 雲の中の富士山を登った月見里です!

今までの記事は、こちらのマガジンにまとめてありますので、ぜひご覧ください!


前回、見事登頂を果たし、神社にお参りが終わったところからスタートです!


状況確認


私が山頂でやりたいことを、2日目の①で四つ提示しました(詳しくは↓です!)。


一つ目が、ご来光を見ること。
二つ目が、お鉢参りをすること。つまり、火口のふちに沿って一周することです。
三つ目が、御朱印をもらうこと。頂上には富士山を御神体とした神社があるそうなので、そこで御朱印をもらいたいのです。
四つ目が、頂上の郵便局で「登山証明書」をもらうこと。頂上の郵便局には、そこでしか買えないそれが売っているらしいのです。


このうち、一つ目は不可能であることが確定しました。

次に、三つめは無事前回で叶いました!(詳しくは↓です!)


残りは二つ目と四つ目です。

ここで、ちょうどいい地図が立っていました!


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右側の青丸が現在地です。奥宮と書かれている神社が、前回お参りした神社です。

ここから、赤の点線を伝ってぐるりと一周するのが、私の頂上の目的の二つ目、お鉢参りです。

その道中の、現在地のほぼ真反対に、〒のマークが書かれているのがわかるでしょうか。

この郵便局で、私の頂上の目的の四つ目が叶います。

つまり、お鉢参りをすれば、二つ目と四つ目の目的が叶いそうです!!

また、登りたてで疲れているので、とりあえず様子見を兼ねて、右回りではなく左回りで行こうと決心しました!



いざ行かん……


状況把握ができ、行くべきルートも決まったので、さっそく実行に移します!!


……と、いいたいところですが、いざその方向を見ると……



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正直、シャレになっていない視界の悪さと、風の強さです。


視界の悪さは写真の通り、明るんできても、雲が濃すぎて数メートル先が全く見えない状態です。冗談みたいですが、近づくと少しづつ白い雲から黒い岩肌が現れるのは、非現実的な光景でした。

そして、どれくらい風が強いかというと、頭にきつくゴムバンドでとめていたヘッドライトが吹き飛ばされてしまったほどでした。

さらに、今回は動画も撮っているので、こちらも見てみてください!


この状態で果たしてお鉢参りが可能なのかどうかわかりませんでした。お鉢参りをしたことがないので、どれくらいの道のりなのか見当がつかなかったためです。しかし、ここまで来たからにはとりあえず行ってみようということで私は進みました。


しばらく進むと、まるで月面探査隊の写真かのような仕上がりです。


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深い霧(雲)と、大きなプリン型の岩場がこんもりとしている感じが、映画で出てきそうな惑星を感じさせます。

前方は深い雲でほとんど見えないため、スマホの地図アプリのGPS画面が頼りでした。

日本一高いこんな場所でも電波が通じるし、GPSもばっちりなので、現代技術様様です!



火口


先を進むと、左右で道が分かれました。

地図を見ると、右は途中で行き止まりで、左が正しい道のようでした。

先ほどの地図で示すと、右の道が赤矢印の道で、左の道が青矢印のルートでした。


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無駄な体力を使わないという意味では青のルートが正解ですが、せっかくなら火口の部分を見てみようと思い、少しだけ赤ルートに進みました。

そして火口からのぞき込むと……


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真っ白で何も見えませんでした……

富士山の火口がどうなっているのかを見るのは結構楽しみにしていたのですが、残念です。

しかし、吹き溜まりのように雲が滞留しているのは見ていて不思議な気分になりました。



絶壁


さていったん戻って、元通りの赤いルートを進んでいくと、右手に小高い岩壁が続き、左手には柵もなく真っ逆さまな狭い道になってきました。

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左側はどうなっているかといいますと、


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相変わらず、このように下のほうが全く見えません。

しかも全く柵もなければロープもないので、一歩踏み外したらこの中を転げ落ちて、ただでは済まないことは確実です。


正直、この時点で足が震えていました。

柵も手すりもないうえに、序盤はそれなりに広い道だったのですが、段々と道が細くなっていったのです。

狭さとしては、二人横並びに歩くことはできないほどでした。

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しかし、中腰になって慎重に進めば、まだいける、まだいけると、私は進んでいきました。

思えば、この時の私はアドレナリンが脳に分泌されまくっていて、どうかしていたのかもしれません……。

この顛末は次回に持ち越しです!



 今回は以上となります。

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