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リーダーシップ

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#センス

論理を学び、経験を積み、言語化する

論理を学び、経験を積み、言語化する

昨日は、「役に立つ」より「意味がある」として、人や組織には物語や世界観をまとわせることで差別化ができるという話を書きました。理屈より直観、スキルよりセンス。これからの時代は前者より後者が大事だと、そう理解できると思います。そしてそれは半分は正しくて半分は間違い。

論理と感覚は、「同じ土俵で戦わせない」ことが大事です。具体的にどちらがいいかという軸でぶつけると往々にして論理が勝ってしまいます。ある

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こだわりを持って「みんなが勝者」になる時代へ

こだわりを持って「みんなが勝者」になる時代へ

「これだけは譲れない」

皆さんにもそんな「こだわり」
一つや二つ、あるのではないでしょうか?

「わかるわかる!」

といった感じで、
たくさんの人に共感されるこだわりや、

「??」

という誰にもわかってもらえない
ニッチなこだわりもある。

おもわず笑ってしまうような
分かる人には分かる?こだわりが並んでいます。

そしてここからが大事
なのですが、

これらは「ぜんぶ正解」
ということ。

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確固たるシステムと、システムを逸脱する創造性のバランスがダイナミズムを生む

確固たるシステムと、システムを逸脱する創造性のバランスがダイナミズムを生む

ビジネスの出発点は
いつも

「経営者の熱狂的な想い」、
そして「揺るぎない意志」

それは、今までにない
あたらしい価値であって、

認識されづらかった
人々がかかえる課題の発見(創造)

でもあります。

経営者の、
さまざまな経験や深い思考の積み重ね

をベースとした、
ロジカルで深層的なビジョンは、

日々直面する具体的事例を
深く観察し、

「それってつまりどういうこと?」

として抽象

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スキル偏重の画一的なサッカークラブはいずれ淘汰されていく

スキル偏重の画一的なサッカークラブはいずれ淘汰されていく

ファンの声に従うのか、従わないのか。

その判断は
己の「ビジョン」による。

どこに向かうのか。
明確な指針があれば、

約束された利益を捨てて、
光の当たらない道を進むという選択

をすることだってありえます。

それが、一般的には
非常識な選択だったとしても、

ファンの不満を逆に
力に変えて、

ファンを巻き込んで「エンタメ化」する
したたかなセンスをもってすれば、

集客を落とすことなく

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常に「エンタメ昇華力」が試されるサッカービジネス

常に「エンタメ昇華力」が試されるサッカービジネス

目的(ビジョン)の実現
に対して手段が講じられる。

しかしながら

手段にこだわりすぎ、
視野が狭くなるにつれて

手段が目的化され、
ビジョンは名ばかりのものとなり、

ビジョンと手段のあいだに設定した
数値目標も期待ハズレに終わる。

経営は、

目的、目標、手段
の意味を整理して使い分けることで

適切かつ有効に
機能するようになります。

手段に傾斜しすぎることなく、

ゆるぎないビジョ

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手段(スキル)や数値目標は目的化してしまう

手段(スキル)や数値目標は目的化してしまう

幅広く、深みある情報を獲得し、

ストックされたさまざまな情報を
取捨選択、組み合わせて

当意即妙に、臨機応変に
アウトプットする。

そのためには、

「無知である」

という謙虚さを失うことなく、

一方で遊び心をもちながら
情報に接すること。

頻度高く、かつ質の高い発信は
情報取得の巧拙による、

として昨日、
まとめてみました。

書いていて思うのが、
情報取得は所詮、「手段」にすぎな

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なぜJクラブは「短絡的思考」に陥るのか?

なぜJクラブは「短絡的思考」に陥るのか?

長期にわたって利益を生み出す
「資本」の増強、

という考え方について
昨日まとめてみました。

要は「先行投資」

クラブの価値を最大化させるために、
長期的戦略を総合的に考え、

クラブ経営者の時間コスト
を先行投資(マネタイズのタイミングは後)して、

「信用」という資本を増強する
という考え方です。

しかしながらこの考え方は、
事業だけではなく現場、

つまりチームを統括する強化部や監督

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リーダーが大切にすべき「時間」と「第二領域」

リーダーが大切にすべき「時間」と「第二領域」

昨日は、

積極的に「外」に出向いて
感性を磨き、

自分にしかできないこと
に集中して成果を求める

「リーダーの理想像」

について記してみました。

今日も補足的に

「リーダーのあるべき姿」

を綴っていきたいと思います。

■すべての仕事は「時間」からはじまるリーダーに限った話ではありませんが、

専門分野における
スキルの伸長や、成果は

「時間」

という最も希少で価値ある資源
によ

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