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久保大輔
2021年7月20日 22:30
昨日は、「役に立つ」より「意味がある」として、人や組織には物語や世界観をまとわせることで差別化ができるという話を書きました。理屈より直観、スキルよりセンス。これからの時代は前者より後者が大事だと、そう理解できると思います。そしてそれは半分は正しくて半分は間違い。論理と感覚は、「同じ土俵で戦わせない」ことが大事です。具体的にどちらがいいかという軸でぶつけると往々にして論理が勝ってしまいます。ある
2020年6月15日 18:49
「これだけは譲れない」皆さんにもそんな「こだわり」一つや二つ、あるのではないでしょうか?「わかるわかる!」といった感じで、たくさんの人に共感されるこだわりや、「??」という誰にもわかってもらえないニッチなこだわりもある。おもわず笑ってしまうような分かる人には分かる?こだわりが並んでいます。そしてここからが大事なのですが、これらは「ぜんぶ正解」ということ。
2020年6月5日 08:27
ビジネスの出発点はいつも「経営者の熱狂的な想い」、そして「揺るぎない意志」それは、今までにないあたらしい価値であって、認識されづらかった人々がかかえる課題の発見(創造)でもあります。経営者の、さまざまな経験や深い思考の積み重ねをベースとした、ロジカルで深層的なビジョンは、日々直面する具体的事例を深く観察し、「それってつまりどういうこと?」として抽象
2020年6月4日 14:44
ファンの声に従うのか、従わないのか。その判断は己の「ビジョン」による。どこに向かうのか。明確な指針があれば、約束された利益を捨てて、光の当たらない道を進むという選択をすることだってありえます。それが、一般的には非常識な選択だったとしても、ファンの不満を逆に力に変えて、ファンを巻き込んで「エンタメ化」するしたたかなセンスをもってすれば、集客を落とすことなく
2020年6月3日 14:24
目的(ビジョン)の実現に対して手段が講じられる。しかしながら手段にこだわりすぎ、視野が狭くなるにつれて手段が目的化され、ビジョンは名ばかりのものとなり、ビジョンと手段のあいだに設定した数値目標も期待ハズレに終わる。経営は、目的、目標、手段の意味を整理して使い分けることで適切かつ有効に機能するようになります。手段に傾斜しすぎることなく、ゆるぎないビジョ
2020年6月2日 14:40
幅広く、深みある情報を獲得し、ストックされたさまざまな情報を取捨選択、組み合わせて当意即妙に、臨機応変にアウトプットする。そのためには、「無知である」という謙虚さを失うことなく、一方で遊び心をもちながら情報に接すること。頻度高く、かつ質の高い発信は情報取得の巧拙による、として昨日、まとめてみました。書いていて思うのが、情報取得は所詮、「手段」にすぎな
2020年5月24日 17:31
長期にわたって利益を生み出す「資本」の増強、という考え方について昨日まとめてみました。要は「先行投資」クラブの価値を最大化させるために、長期的戦略を総合的に考え、クラブ経営者の時間コストを先行投資(マネタイズのタイミングは後)して、「信用」という資本を増強するという考え方です。しかしながらこの考え方は、事業だけではなく現場、つまりチームを統括する強化部や監督
2020年5月12日 19:01
昨日は、積極的に「外」に出向いて感性を磨き、自分にしかできないことに集中して成果を求める「リーダーの理想像」について記してみました。今日も補足的に「リーダーのあるべき姿」を綴っていきたいと思います。■すべての仕事は「時間」からはじまるリーダーに限った話ではありませんが、専門分野におけるスキルの伸長や、成果は「時間」という最も希少で価値ある資源によ