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少し真面目な仕事の話

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仕事に役立つかな?って話
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利益相反けしからん?

利益相反けしからん?

短めに。

『利益相反』という言葉を以て、犯罪行為とか違反行為と認識してはいけない。

『利益相反取引』を行った=『不正な取引』を行った。

んなわけない。

『利益相反取引』をしたけど、取締役会で、「利益相反にはなるけど別にいいんじゃね」ってなれば問題ない。

行為や取引として、利益相反になるかどうかであって、それ自体が不正ってわけではないぞ。

声高に、「それは利益相反だ!」って言われても、「

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意図的に苦労をさせる

意図的に苦労をさせる

答えはわかっているが、そこに自力で辿り着かせることで、知恵や技術が体に染み付くことがある。

答えがわかっているから、苦労させることなく、知恵や技術を教え、できるようになる。

そしていつしか難題にぶつかり、誰もその難題の答えを知らないとき、

前者で育った人は、いつかの回り道の途中で経験したことがヒントになり、その難題をクリアすることができる。

後者で育った人は、難題に立ち向かう術がなく、でき

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あんた何様?な中小企業診断士

あんた何様?な中小企業診断士

とある複数の介護事業所を持っている法人。
一部の事業所を除いて業績の悪化が著しい。

ということで、中小企業診断士のコンサルに入ってもらったが、どうも業績の向上に繋がる気配を感じないということで、社労士の方から私にお声がかかった。

中小企業診断士の先生に挨拶をし、自己紹介をすると、なんだか上から目線で、「あんたコンサルできるの?」という雰囲気。

事業所の管理者を集めた会議に同席をさせてもらった

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今は丁度グラデーションの真ん中

今は丁度グラデーションの真ん中

社会の常識の変化が凄い。

おそらく、

2000年まで

2000年~多分2030年

2030年~

で常識のカラーが変わる。
常識にも色々あるわけだが、そこは各々が想像すればいい。

例えばだが

個人情報保護の認識がゆるゆる

個人情報保護の認識が高まり、その情報の取り扱いをめぐって様々な問題が出る

個人情報保護の認識は高いが、守る手段よりも知ろうとしたときの手段の方が強く、守ることは不

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企業の使命

企業の使命

雇用の創出

社会貢献

じゃない?

自社だけでなく、取引を通じて相手方の雇用が創出されてもよし。

納税やら消費やら、商品やサービスが生み出す利便性やらいろいろ。

この2つでしか企業の存在意義は表せないと思われ。

あとは企業の特性によって、この2つを様々な表現で細分化したり、よりわかりやすくしたりすればいい。

それが理念だったりするわけだ。

あとは実際に、その企業の使命のために、組織を

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医療法人社団という新しい顧客

医療法人社団という新しい顧客

民間企業、社会福祉法人、特定非営利活動法人の収益改善を含め、職員研修や組織運営のコンサルティングをやってきたわけだが、ここへ来て医療法人社団からのコンサルティングの依頼が来た。
主に、収支改善と管理職の育成の依頼だ。

法人としては初めてのことだし、所謂病院ってやつなので楽しみではあったのだが、やや拍子抜け。
医療法人社団だからといって、困ってることは同じで、特に難題と言うことでもなさそうだ。

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なるほどね。大人の定義がわかったぞ

なるほどね。大人の定義がわかったぞ

年齢的な大人。

しかし、その大人も大きく2つに区分できるそうだ。

『餓鬼』と『大人』

損得勘定、見返りを求め、与えられることを常に求める。
これが『餓鬼』。
人が集まらず、信頼は得られず、人は育たない。

常に与える。
これが『大人』。
人が集まり、信頼され、人が育つ。

大人の中の大人

大人の中の餓鬼

こう区別すれば世の理がよくわかる。

だそうだ。

派遣会社が社会を壊す

派遣会社が社会を壊す

今、社会が壊れかけている。
いや、既に壊れているのかも知れない。

無数に理由はあるが、派遣という仕組みにも原因がある。
派遣にもいろいろあるが、総じて派遣と言い切る。

正規職員として採用されないから、派遣職を行う。

派遣職を行う人が多くいるから、正規職員が増えない。

さてどっち?

コロナ禍。暇をもて余していたので派遣労働をやってみた。
若い派遣の子は、軒並み正規職員を求めていた。
なぜ正

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独立開業を目指すのはいいんだけどさ

独立開業を目指すのはいいんだけどさ

どんな仕事で起業するのか。

例えば、抜群のセンスでHPを作る技術を持っていても、仕事の取り方を知らなかったり間違えたりしたら、仕事は得られない。

営業・宣伝・広告・口コミ・人づて、など様々な方法で世に知らしめることはできる。尚且つ最近はターゲットにピンポイントでプッシュできるような仕組みまである。

よい商品、よいサービス、よい仕組みであっても、必ずしもそれをお金と交換してくれるとは限らないし

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子持ち様?企業にも多様性があってしかるべきじゃないの

子持ち様?企業にも多様性があってしかるべきじゃないの

『子持ち様』という言葉があるんだとさ。

小さな子供がいると、どうしても突然の発熱などで、急遽仕事を休まなければならないときがある。

それが職場の人に負担をかけることになり、職場での扱いや雰囲気も良くなく、居づらくなり辞めざるを得ないんだと。また、働こうとしても採用され辛いんだと。

こんな意見があった。
そういった『子持ち様』を許容することが社会の進むべき道であり、それが多様性を認める社会にな

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埋もれていた能力が爆発した

埋もれていた能力が爆発した

スーツは着たくない
地元は離れたくない
作業服で現場仕事でいいや

その程度の気持ちで就職先を地元の製造業にした高卒K君。

どつかれしばかれながら、職人として徐々に育ち、一人前の職人になった。

田舎の数十人規模の製造業。
給料が高いわけでもなく、休日が多いわけでもない。
なんとなくその日の作業をこなし、仲よしこよしで今まで通りのことを今まで通りにやる毎日。

結婚をし、子供もできた。
30も半

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あんまり短絡的に起業したいと言ってるとバカだと思われるぞ

あんまり短絡的に起業したいと言ってるとバカだと思われるぞ

バカ同士で会話してるならいいが、少し頭がまともな人なら、

『起業したい』という思いが先行してるやつは既にダメ。

『これをしたい』と、やりたいことが先行してるやつはまとも。

最近の若者は、すぐに起業したいと言い出す。
まともな社会生活を送ったこともないくせにだ。

ごくごく一部、そんな人でも成功する例はあるが、そんな人を見て憧れる。

憧れるだけにしとけ。

否が応でも会社には使命ができる。

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本気になった零細企業の底力

本気になった零細企業の底力

従業員数50人前後。
売上10億円ちょい。

アホな社長に振り回され、令和の時代に昭和の経営。

そして会社の衰退が見えてきた。

がしかし!!!

経営の実権が息子に移管された。

じりじりと経営の近代化が始まった。

居心地のいい昭和経営の上に胡座をかいていた管理職は大慌て。

息子を陥れようとあの手この手で策を施す。

がしかし!

協力な味方が現れた。

改革が加速する。

若手に火がつく

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仕事なんてもんは

仕事なんてもんは

私の場合、学校を出て最初に就職したのは 製薬会社だった。

学生時代に製薬会社で働きたいと全く思っていなかった。

やりたい仕事に就くということを夢見て就職活動をしている人がいるようだが、学校で勉強をして、せいぜいがアルバイトをするという社会経験しか積んでいない人間が、やりたい仕事に就くなんて、一体どういう知識を持って それを言っているんだろうか。

漫画家やドラマを見て、素敵な仕事だと思ってその

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