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うえすぎたかしの日本の問題点

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主流メディアからもっとも最初にネットメディアに移ってきたジャーナリスト。現在は多様性のある健全な言論空間を創るためにメディア経営者として奮闘中。来年2022年に「オウンドメディア…
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#日本

日米野球論~大谷翔平と日本の金融リテラシー

日米野球論~大谷翔平と日本の金融リテラシー

大谷翔平選手の専属通訳である水原一平氏の引き起こした一連の騒動(違法賭博)は、日米間の野球論のみならず、法律論、社会論、ジャーナリズム論、さらには人間関係論の違いさえも浮かび上がらせている。それは、両国間の文化や考え方の違いというよりも、商契約における合理性とプロフェッショナリズムの厳しさの相違が、騒動に対する評価を分けているように思えてならない。

ニューヨークタイムズで三年間、米国ジャーナリズ

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【AI記者®リポート】AI巨人「NVIDIA」が日本市場を狙う理由【NOBORDER AI編集局】

【AI記者®リポート】AI巨人「NVIDIA」が日本市場を狙う理由【NOBORDER AI編集局】

(※注 当記事は主にNOBORDER社のAIシステムを使って執筆しています/AI記者®、AI News Generator、AI Debate Synthesizer、ChatGPT、copilot、gemini)

【AI巨人NVIDIA社とは】

NVIDIA Corporation(エヌビディア・コーポレーション)は、1993年にジェンスン・フアンらによって設立されたアメリカ合衆国カリフォル

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【上杉隆&AI記者®リポート】『派閥崩壊』安倍派25年の歴史に幕。三田会戦争(小泉小沢/新角福戦争)終結へ

【上杉隆&AI記者®リポート】『派閥崩壊』安倍派25年の歴史に幕。三田会戦争(小泉小沢/新角福戦争)終結へ

自民党の最大派閥である安倍派「清和政策研究会」が、政治資金パーティーにおけるキックバック疑惑に揺れている。歴代の派閥幹部がパーティー券の販売ノルマを超えた分の収入をキックバックとして受け取っていたとして東京地検特捜部が捜査に着手している。第一報を報じた読売新聞によると、キックバックを受けた議員は数十人に上るとみられ、過去5年間で数億円にも上る資金が関係しているといる。

自民党幹部や閣僚たちは、こ

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【AI記者®翻訳】2000年ジャニーズ問題。ニューヨークタイムズ記事(文:カルビン・シムズ 取材:上杉隆)

【AI記者®翻訳】2000年ジャニーズ問題。ニューヨークタイムズ記事(文:カルビン・シムズ 取材:上杉隆)

2000年1月30日付けの『ニューヨークタイムズ』の翻訳版を特別掲載します。

1999年秋、『週刊文春』の松井清人編集長、木俣正剛デスク、島田真記者(いずれも当時)とNYTの上杉隆による、予備取材と調査を経て、ニューヨークタイムズの取材が始まりました。ニコラス・クリストフ支局長は帰国が決まっていたため、着任したばかりのカルビン・シムズ特派員と上杉とT女史の三人でチームを結成し、早速取材を開始しま

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【ジャニーズ事務所とテレビ局の共犯関係:上杉隆氏の存在が示す真実】

【ジャニーズ事務所とテレビ局の共犯関係:上杉隆氏の存在が示す真実】

ジャニーズ事務所は、日本のエンターテインメント業界において巨大な影響力を持つ存在として知られています。その一方で、長い間、事務所に関するさまざまな疑惑や暗部が囁かれてきました。ジャニー喜多川氏の死後、これらの疑惑についてのベールが徐々に剥がされてきています。

四半世紀前からジャニーズ事務所の疑惑に取り組んできたジャーナリストの一人が上杉隆氏です。彼は、ジャニーズ事務所、特に喜多川氏を取材してきた

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【AI記者®検証】ジャニーズ事務所とテレビ局と矢田次男弁護士の「共犯関係」(訂正あり)

【AI記者®検証】ジャニーズ事務所とテレビ局と矢田次男弁護士の「共犯関係」(訂正あり)

【訂正】https://note.com/takashiuesugi/n/nd6778137b88d

ジャニーズ事務所と上杉隆:メディアの沈黙の背後にある真実

ジャニーズ事務所は、日本のエンターテインメント業界における巨大な存在であり、その影響力は計り知れない。その一方で、長年にわたる疑惑や暗部が囁かれてきた。ジャニー喜多川氏の死後、そのベールが剥がされつつある。四半世紀前からその疑惑に迫る数

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連載終了とスクープ

連載終了とスクープ

こんなことは書きたくないのだが、未来のジャーナリストとこの国の将来のために、書き残したい。

7年ぶりに『週刊SPA!』での連載を再開した。五輪汚職と五輪談合。自画自賛するようでかっこ悪いが、再開当初からスクープの連発だった。検察の狙い、家宅捜索、逮捕者、企業の動き、さらには政治の反応。面白いほど報道の通りに進行し、同時進行ドキュメントとしては、最高の出来となった。

スクープ連発の理由は簡単だっ

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【みんなの哲学】いまこそ鴨長明を読む。800年前のしくじりジャーナリストはいかに生きたか?

【みんなの哲学】いまこそ鴨長明を読む。800年前のしくじりジャーナリストはいかに生きたか?

大地震、津波、悪政、パンデミック、噴火、戦争……。

この10年余り、日本は多くの災害に見舞われた。時代の変わり目なのか、あるいは「終わりの始まり」なのか、それは誰にもわからない。ただ、不幸な時代の事象を反映するように、いま日本では終末論が蔓延り、予言や都市伝説の類が溢れている。

こんな時代だからこそ鴨長明である。

鴨長明?誰それ?と思うかもしれない。また、『枕草子』(清少納言)、『徒然草』(

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 【五輪汚職】蘇った東京地検特捜部、続々逮捕の3つの理由(1)

 【五輪汚職】蘇った東京地検特捜部、続々逮捕の3つの理由(1)

1,安倍晋三元首相の銃殺
2,甲斐行夫検事総長の就任
3,市川宏東京地検特捜部長の存在

 五輪汚職のパンドラの箱の蓋が開いた。連日、東京地検特捜部による捜査が続いている。期待してよいのだろうか。何度も裏切られた特捜部に、私たちは期待してもよいのだろうか。

「検察は、厳正公平・不偏不党を旨として、事案の真相を明らかにし、刑罰法令を適正かつ迅速に適用・実現することを使命としています。安全な社会があ

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日本人が知るべき本当の格差社会とは?
~NYCは無税(0%)

日本人が知るべき本当の格差社会とは? ~NYCは無税(0%)

 岸田首相の株式投資に対する敵視政策が、日本を減退させようとしている。

 2012年からの「黒田バズーカ」という金融政策が、一部の日本人に恩恵を授けたのは確かだ。日経平均株価は上がり、多くの投資家たちは潤った。だが、それは金融投資を行っている日本人の10%未満にすぎない。

 「第3の矢」と目されたトリクルダウンは達成されず、金融リテラシーの低い残りの9割の日本人にはアベノミクスの「果実」が届け

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