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#117【バックオフィス部門:第一設計部(前編)】設計ならではの着眼点でタカマツハウスを次のフェーズへ!

みなさんこんにちは。
毎月前後編の2回に渡ってお届けしている「インタビューシリーズ」。
今月は営業を支えるバックヤード、設計施工統括本部「第一設計部」の圓山部長と山口次長にインタビューしました。おふたりが働く上で大切にしていることや、タカマツハウスが次のフェーズに進むために不可欠な設計目線の具体的な指標についても注目を! 最後までぜひご覧ください。

【基本情報】タカマツハウス設計施工統括本部「第一設計部」について

―「第一設計部」について教えてください。
〈圓山部長〉設計部は「第一設計部」と「第二設計部」があり、第一が4人、第二で構成されています。第一は男性が私だけなので、女性比率が高いですね。年齢層は、一番若いのは去年新卒で入社した23歳、一番上は私(59歳)なので幅広いです。設計はあまり明るくないというか、黙々とやっている暗いイメージが一般的にはあるかもしれないですが、うちは非常に明るくて、和気あいあいとしている部署です。

(+池田主任もいます♩)

「第一設計部」の4名の業務内容は個々で異なります。私はボリュームチェック。その他の3名は、商品企画、インテリアコーディネート、そして実際に建てる建物のプランニングである「実施設計」をメインで担当しています。

【第一設計部 部長 圓山 浩】仕事はスピード感がモットー

東京本店 設計施工統括本部 第一設計部 部長 圓山 浩(まるやま ひろし)

1965年2月生まれ。A型、埼玉県出身。設計部最年長の59歳。ボリュームチェックを極めたプロフェッショナル。生まれも育ちも、現在の住まいも埼玉の埼玉ラバー。趣味はゴルフ。仕事は「スピード感」がモットー。常に部下を思いやる懐の深さと頼もしさ、陽気な親しみやすさでチームを牽引する。

―仕事内容を教えてください。
ボリュームチェックをメインにやっています。仕入れの方々がもってくる仕入れ予定の土地に対して、それを何平米の家が何戸入るか、あるいは一区画であれば、その区画内に何平米の建物が建つかを検討し金額設定をする業務です。仕入れる物件はボリュームチェックを経由します。そこから建物の大きさで建築費の概算を出し、仕入れ値を決め、事業計画を立てるので、常にスピーディーさが求められます。

―入社経緯を教えてください。
2021年10月入社。10月で丸3年になります。第三販売営業所の小國所長にお声がけ頂き、役員面談を経てリファーラルで入社しました。小國所長とは業務内容が異なるので仕事上の絡みは少ないですが、前職を含め同じ会社に所属している期間でいうと、合算で20年くらいになります。転職時に知っている人がいるのは気持ち的に安心感がありましたね。

―入社時のタカマツハウスの印象は?
入社時の設計部は6人。特に苦労はなく、いい人ばかりだったので慣れるだけでした。大変だったことと言えば、入社半年程経った時に退職者のタイミングが重なってしまい、3人同時にいなくなってしまった時ですね。残った3人(私、山口次長、第二の木俣次長)でフル回転でした。当時は今のような個々が専門で受け持つスタイルではなく、全員が幅広く業務を担当していたのですが、3人でこの状態を抜け出すための一番効率いい方法を考えた結果、個々が専門で受け持つ形に変更してみよう。ということになって。そこから今のスタイルになりました。

―働く上で大切にしていることを教えてください。
ボリュームチェックという仕事の性質上、スピード感を心掛けて日々の業務に取り組んでいます。

【第一設計部 次長 山口 ゆかり】時代と共に変化する市場と行政に常にアンテナを

東京本店 設計施工統括本部 第一設計部 次長 山口 ゆかり(やまぐち ゆかり)

1974年9月生まれ。O型、富山県出身。大学卒業後、就職で上京。壁を感じさせない相談しやすい人柄と、面倒見のよさが絶賛されるバリキャリクールビューティー。女子力の高さにも定評あり。

―仕事内容を教えてください。
仕入れ購入後の商品企画です。月に1〜2件ほど建物のプランニングの「実施設計」も担当しています。

―入社経緯と入社時の印象を教えてください。
求人サイトからエントリーし、2021年の5月に入社しました。丸三年とちょっと過ぎましたね。前職は自社に工事部隊を持つ会社で、外注を使う環境が初めてだったのでその違い、そして注文住宅と建売住

宅、両方実務経験はありますが、考え方がまったく違うことを改めて再認識しました。やりがいや面白みは注文住宅のほうがあるのかなと思うのですが、設計としてやりやすいのは、決定権のある建売住宅かなと感じています。プロがすべてを決定していくという点で、建売住宅は洗練されたものができますね。

―働く上で大切にしていることを教えてください。
商品企画の仕事をメインでしているので、常にアンテナは張っています。流行り廃りはもちろん、政策の動向にも常にアンテナを張っています。建築分野なので、特に国交省の動きも情報を取りに行くようにしています。住宅は金額が大きいので補助金制度や住宅ローン減税などの制度の変動や、部材の基準も常にチェックして、作業時にすぐに取り組めるよう下調べは万全に整えます。性能だけでなく、価格面からも見ないといけないですし、それが本当に市場に受け入れられるのかということもあるので、その辺のアンテナを常に立てながら、バランスのよい企画を心掛けています

【タカマツハウスの魅力】勢いと活気で急成長中!

―タカマツハウスの魅力を教えて下さい。
【圓山部長】
できたばかりの会社ということもあり、入りやすい雰囲気というのが魅力ですね。私も入社当初にすぐに慣れることができました。タカマツハウスの営業職は異業種や未経験者も積極的に採用するので多くいますが、設計部に関しては異業種からの入社はおらず、経験の多い少ないはあるものの、経験者が揃っているところが他部署とは大きく異なりますね。

【山口次長】
若い人たちが元気に働いている、若い会社というのは感じます。それと経営層との距離の近さも特徴ですね。今本社は恵比寿プライムスクエアタワーの15階ですが、私が入った時はまだ10階で、事務所のスペースも今の1/4あるかないか程でした。社員も入社時は40人ぐらいしかいなくて。今は140人位いるので、3年で約100人増。人の増え方からも急成長しているなと、身を持って感じますし、物件の数もかなり増えました。活気のあるいい会社だと思います。

【第一設計部の未来】組織拡大と“タカマツハウスらしさ”を追求

―今後の目標を教えてください。
【圓山部長】
会社が大きくなるためには、やはり人数的にも組織的にも、さらに大きくしていきたいですね。
案件の大小はありますが、設計は担当になってから竣工までの約8ヶ月間その案件を担当物件として保持します。例えば1週に1棟を担当していくと仮定すると、月に4棟。8ヶ月間で4×8=32棟を常に抱え続けることになるんです。ですが人員が増えることで手持ちの案件を減らせたら、物理的に1物件にかける時間がこれまでより確保できるようになります。一概に時間をかければかけるほど良くなるというわけではないですが、ある程度の余裕を持てた方が良い物件ができるのでは、という想いがあります。みんな限られた時間の中でもちろん最善は尽くしますが、再度見直す工程を入れたほうがより良くなる場合もあるかもしれない、と思うことがあるんですよね。でもそこは人が増えないと実現するには難しいです。
組織で言うと、設計部の第一と第二は、それぞれ異なる業務内容を担当していますが、本来は今の第一と第二がひとつのグルーピングで、それがいくつかあるような編成がいいと思うんです。でもまだそこまでは分けられるほどの人数が揃っていないというのが現状なので、今後の組織拡大のために、まだまだ人員確保は必須ですね。

【山口次長】
「タカマツハウスらしさ」のようなものを出していけたら、もっといいだろうなと感じています。現状のタカマツハウスは多種多様な建物や土地を扱っています。だから建物の見た目や大きさにバラつきがあるんです。「タカマツハウスの家ってこんな感じだよね!」という概念が、今はまだないんです。具体的には、見た目のデザインはもちろん、アフターサービスまでといったブランディングも含め、確立していきたいです。でもそれを決めるのはすごく難しいことです。ターゲットを絞るにしても、世の中的に少子高齢化で土地がどんどん余る傾向なので、供給過多になりかねない。とはいえ、土地があるから広い家を建てるのかというと、核家族や独身者が増加傾向にある時代背景からそれも違う。家の形のあり方がどんどん変わってきているんですよね。以前ある大学の先生が「日本人は、住んでいる家をその人に合わせて手直しして、ずっとそこに居付く文化がある。だけど例えば、郊外で子供をのびのび育てた後、2人になったら病院やスーパーなどライフラインが揃った都心で車のない暮らしをする、といった「ヤドカリ」のような、ライフステージに合わせて家を変えていくように今後なったほうがいいのでは?」と話されていたんです。それも一理あるのかなと思って。いずれにせよ、どんな家がこれから求められていくのか、世の中の動向をしっかり見ながら私達も動いていきたいです。

【お互いに一言】尊重し合いながら得意分野でのびのびと

―お互いに求めることは?
[圓山部長→山口次長]
プロフェッショナルなのは充分理解しているので、自由にのびのび、自分の出来る事をやってください。山口次長に限らず、チームのみんなには、それぞれの得意分野で力を発揮していってほしいです。

[山口次長→圓山部長]
極めてらっしゃるので、私も何も求めることはないです。遅くまでやられていることもあるので、しんどいだろうなと心配ではあります。得意分野がそれぞれあるので、下手に立ち入っても…、と見守ることしかできないですが、お身体を大切にしていただきたいです。

【まとめ】

お互いを尊重し合うプロフェッショナルが集った設計部。さらに組織を拡大しながら見据える未来は、タカマツハウスが進む次のフェーズに大きく貢献していくことは必至です。今後の動向が楽しみですね。後編は、おふたりのお人柄とプライベートにも迫ります! お楽しみに♪

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