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メンタルモデルを意識した会話術があると幸福になりやすい

私の勉強不足の影響で先ほど初めてメンタルモデルという用語を知りました。しかし、会話する際に相手の人生の背景や知識、教養を普段から意識することを心掛けていましたので、この無知によって会話上で大きな問題にぶつかることはほとんどありませんでした。

今回は、メンタルモデルの意味とそれを意識した会話術が、仕事の成功や人生の幸福に繋がりやすいことについて書きます。


メンタルモデルとは何か?


最初にウイキペディアの説明を載せておきます。


あまり期待せずにご覧下さい(笑)。

メンタルモデル

少し説明が足りなくてわかりにくいと思います。それで追加で3点の説明で補足します。

次に、ネット上にあったあるサイトの説明を転載します。

メンタルモデルとは、『人間が無自覚のうちに持っている、思い込みや価値観』のことです。

元々は認知心理学という分野の言葉で、人が何かの思考に到る前提として、メンタルモデルが存在します。

例えば、幼少期に犬に襲われた経験がある人は、犬を見たときに「襲われるかもしれない」と感じますが、実家で犬を飼っている等で常に犬と一緒にいる環境で育ってきた人にとっては、「可愛い!」と感じるでしょう。

犬を見たときに、その人の脳が「犬=怖いもの」として処理するか、「犬=可愛いペット」として処理するかは、「過去の体験」によって変わってくるのです。

他にも、私たち日本人は、家に帰ったら靴を脱ぐのが常識とされていますが、海外では靴を脱がすそのままベッドに上がる文化があるようです。

このように、同じ状況下であっても、その人がこれまで育った環境や体験によって、「思考や行動」が変わってきます。それらの裏には、無意識のうちに自身の思考を誘導している「思いこみ」や「価値観」があります。

その「思いこみ」や「価値観」のことを「メンタルモデル」と言います。

メンタルモデルとは?人間の全ての行動と思考の裏に隠された秘密


さらに、私にメンタルモデルについて考えるきっかけをくれた安田正氏の説明を載せます。

メンタルモデルとはその人が持っている知識や経験、価値観であり、人はこのメンタルモデルをもとに情報を理解するのである。

言いたいことが確実に伝わる17秒会話術 P39


なお、この本は2008年に出版されたものですが、私は2017年に中古で購入しています。なぜか今頃になって熟読しています(笑)。


最後に、私のメンタルモデルについての考えを書きます。

私はこのメンタルモデルの意味を以下のように理解しました。

人には過去の積み重ねがあります。その学びや体験、経験の積み重ねがその人のバックグラウンド、つまり人生の背景的知識になります。

人は会話の中で様々な情報を受け取ります。しかし、人によってバックグラウンドが異なりますので、その情報の受け止め方は人それぞれになります。

その違いが大きくなりますと、多くの誤解や認識の差が生まれます。そして、メンタルモデルの差がこそが、複雑な人間関係の問題を生み出す原因になります。同じ日本民族同士でさえこれらの問題で苦しみますから、国家間や民族間の摩擦はそれ以上に困難な状況に陥ります。


メンタルモデルの差を埋めるには?


人間同士の付き合いでは様々な問題にぶつかります。会社における複雑な人間関係だけでなく、夫婦間のトラブルや友人関係などもその代表的な悩みです。

この大きな悩みを解決するための方法として、この
メンタルモデルの差を埋めることが必要だ
と考えます。

その方法とは、ズバリ、
結論を急がず会話を積み重ねること
です。

世の中の問題の多くは、明らかに、コミュニケーションの不足にあります。

ですから、じっくりと会話をすることです。この会話により自分と相手のメンタルモデルの差を徐々に埋めることができるでしょう。とにかく焦らずじっくり取り組むことです。人間関係の諸問題を性急に解決しようとしますと、問題が大きくなって取り返しが付かないことも起こりえます。

私の実感では、充実したコミュニケーションにより、少なくとも問題の8割は解決するはずです。


会話の積み重ねで解決できない場合とその対策は?


しかし、そうは言っても会話だけではどうにもならない場合もあります。最後に、その典型例と対策を書いて今日の記事を終わります。

①相手が馬鹿過ぎる

私の実体験では、そもそも相手の知能が低すぎる場合は、この会話では問題が解決しません。私も30代に2名の基地外に出会いました。その時は、2名とも自分から突き放しました。当時はそれしか方法が思い浮かびませんでした。そして、今同じことが起きましたらまたもや同じ方法を選択します。話が通じない人とは離別するしかないのです。元々そういうタイプの人間はトラブルメーカーである場合が多いです。本人の自覚と成長を待つしかないのですが、おそらく彼ら彼女らは死ぬまでそれらのことに気が付かないはずです。

②会話を嫌がる

そもそもコミュニケーションそのものを嫌がるタイプもいることでしょう。その場合は、もっと上の立場の人と話をするか、同僚と後輩、あるいは仲間を巻き込んで多数決で解決するしかないと思います。知性の低いタイプを相手にする時には多数決の結果が最も説得力があります。


<今日の3行日記>


昨夜は強烈な肩凝りで夜の8時30分に就寝しました。
ところが、今日になってさらにこの肩凝りが悪化しています。
今晩はもう無理をしないで寝ます(笑)。



今日の記事はここまでです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
おやすみなさい。
コメントなどの返信は明日土曜日に行います。




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