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福井県は本当に恐竜王国だった。福井駅前を恐竜が闊歩している・・・
二人の孫を連れて、昨年夏にリニューアルした福井県立恐竜博物館(https://www.dinosaur.pref.fukui.jp/)へ出かけました。博物館のある勝山市は恐竜愛にあふれていて、同…
『学習する社会』#10 2.知ること 2.2 知るための媒体 2.2(1)媒体としての身体 (研究的なシリーズエッセイ)
2.知ること2.2 知るための媒体『学習する社会』#7~9では、ポラニー(1966)の暗黙知の議論(主として自律的に知る議論)とギブソン(1979)のアフォーダンスの議論(主として他律的に知る議論)に基づいて、「自律と他律の相互作用によって我々が知る」、ということの論考を進めてきた。今回からは、自律と他律の相互作用の焦点にある「知るための媒体」へと議論を展開しよう。
ギブソン(1979)が提示し
『学習する社会』#8 2.知ること 2.1 知ることの原点 2.1(2)暗黙知の包括性 (研究的なシリーズエッセイ)
2.知ること2.1 知ることの原点(2)暗黙知の包括性『学習する社会』#7において、ポラニーの暗黙知の議論における中核的な主張が「包括性の認知」と「近接項から遠隔項へという知ることの拡大」であることを指摘した。今回は暗黙知の包括性について掘り下げてみよう。
存在の包括性には共時的包括性と経時的包括性がある。共時的包括性は、ある時点における知る対象を諸部分それぞれと諸部分の関係から構成されている全
『学習する社会』#7 2.知ること 2.1 知ることの原点 2.1(1)暗黙知について (研究的なシリーズエッセイ)
2.知ること次男が手を使い始めた頃、ものを持つのに左手をよく使うようであった。左利き用の道具も多くなった昨今、無理に右利きに矯正することもないとは思ったが、右手で書いた字の方が綺麗だろうと右手でペンを持つように矯正した。箸は左手で、ペンは右手で持っていたので、次男はとっさに左右の判断をできるようになるのにずいぶんと時間がかかった。先日、確認してみたところ、大人になった今でもとっさに戸惑うことがまだ
もっとみる『味』について考える。決め手は何か?素材か、見た目か、表象か? 雑記#2
最近、料亭「賛否両論」オーナー兼料理人の笠原将弘さんのYouTube動画「笠原将弘の料理のほそ道」をよく見ていて、美味しそうだなと思ったときには作って、食べています。もちろん、私が作っているわけではありません。先日、「プロの味をおうちで再現!アレンジ無限大の【白和え】」(https://youtu.be/OcKNz6TGDrY)を見ました。冷蔵庫にちょうど豆腐がありましたので、その日の夕食には白和
もっとみる『学習する社会』#5 1.イノベーションから学習へ 1.4「学習する社会」という視座について (研究的なシリーズエッセイ)
1.イノベーションから学習へ1.4 「学習する社会」という視座について『学習する社会』#2から4まででは、「学習する社会」を当たり前の表現のように扱ってきたが、この表現は決して当たり前の表現ではない。『学習する社会』と冠したシリーズエッセイでは、「学習する社会」という視座でイノベーションや社会の変化を論考する予定であるが、このシリーズエッセイを進めるにあたって、今回は「学習する社会」という視座の概
もっとみるミックスナッツを作った。・・・好みのナッツを混ぜて袋につめただけですが。雑記#1
ミックスナッツにはビタミンEやビタミンB1、鉄分、カルシウムといった体が求める栄養素がたっぷりと含まれているといいます。良質な脂肪酸やビタミンEは心臓病予防や免疫力増強に役立ち、食物繊維に富んでいるため、便秘の解消にも効果的だということです。ミックスナッツを食べた際の満腹感により、食事や間食などの摂取量を抑え、ダイエットにも利用できると言われています。健康に良いと聞き、何年も前からミックスナッツを
もっとみる福井県は本当に恐竜王国だった。福井駅前を恐竜が闊歩している・・・
二人の孫を連れて、昨年夏にリニューアルした福井県立恐竜博物館(https://www.dinosaur.pref.fukui.jp/)へ出かけました。博物館のある勝山市は恐竜愛にあふれていて、同じエリアにある県庁所在地福井市も恐竜であふれていました。一泊二日の旅程で、一乗谷朝倉氏遺跡(https://fuku-iro.jp/feature/11)にも足を伸ばしてきました。
孫と一緒にアクティビティ
『学習する社会』#3 1.イノベーションから学習へ 1.2 イノベーションについて (研究的なシリーズエッセイ)
1.イノベーションから学習へ1.2 イノベーションについてイノベーションのような変化が経営学において研究対象とされたのは、それほど古いことではない。経営学の原点は、科学的管理法と官僚制の議論に求められる。人々の行動を組織的に管理できると考え、組織的行動における安定性に言及している基礎的な考え方である。現在でも、安定性を追求することは重要である。未だに科学的管理法の中核である時間研究や動作研究が行わ
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