人気の記事一覧

激動の時代を生き抜く知恵

6か月前

西洋の敗北 - トッド氏が解き明かすプロテスタンティズムの衰退と世界秩序の変容

4か月前

[幕末、明治の激動を生きた家族の記録]磯田道史著「武士の家計簿」レビュー

世間が騒々しい。

4年前

『学習する社会』#4 1.イノベーションから学習へ 1.3 社会変動について (研究的なシリーズエッセイ)

情報化すれば社会がどう変わるのか③。文明批評家のJ.リフキンによれば、IoTの普及により、限界費用(生産にかかる総コスト)がゼロになり、資本主義が終わりを迎えるという。結果として、人々は労働から解放され、共有経済(シェアリングエコノミー)が発達し、自給自足化するという。

情報化すれば社会はどう変わるのか②。未来学者アルビントフラによれば、脱規格化(設計して大量に生産する時代が終わる)、分散化(人口などの都市集中から都市分散へ)が起き、自給自足化(生産者と消費者が同じになることを表した造語)するという。

情報化すれば社会はどう変わるのか。社会学者ダニエルべルによれば、経済ではサービス(情報)中心になり、職業では専門職・技術職が増加し、知識では理論的知識が必要になり、管理では予測・シミュレーションによる社会管理化し、意思決定では確率論理やサイバネティクスに頼るようになるという。