【ガボール・マテ医学博士】"病でも遺伝でもない" ADHD/ADDと、不安の正体とは:自身も成人ADHDと診断された医師が語る(翻訳)
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注意欠如・多動症(ADHD)と診断される子どもの数は米国で、過去20年急上昇しています。それに伴い、米国で投薬を受ける児童数も製薬会社の売り上げも急増してきました。米国疾病対策予防センター(CDC)の2016年-2019年調査によると、米国では2歳から17歳までの約600万人の子ども(9.8%)が、注意欠陥多動性障害(ADHDまたはADD)と診断されたことがあると推定されています。2016年研究では、成人ADHDの世界的な有病率は2.8%と推定されています。米国における成人ADHDの有病率推定値は様々です。2019年のある研究では、成人ADHDの有病率は0.96%と推定されており、10年前の0.43%から倍増しているとされています。米国における成人ADHDの有病率は2.5パーセント1~4.4パーセントとされており、男性の診断率は5.4%であるのに対し、女性は3.2%とされています。
日本でも、文部科学省によるインクルーシブ教育システムを今後構築していくにあたり、ADHD(注意欠如・多動性障害)のあるとされる子どもが急増している現状や、日本人の成人のADHDは300万人以上とも言われ、成人してから診断を受ける人が増えていると報道されています。
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この動画では、米国のコメディアン兼プロレス解説者からポッドキャスト配信者へと転身したジョー・ローガンが、自分のYouTubeチャンネル PowerfulJRE (Joe Rogan Experience)で、依存症、慢性疾患、精神疾患、トラウマの専門家でありながら、家庭医として、大勢の赤ちゃんを取り上げ、緩和ケアで死にゆく患者の医師もしていた医師、ガボール・マテ医学博士と対談し、ADHD/ADDについて一般人の視点から素朴な疑問を投げかけています。
ガボール・マテ博士は、すでに20年以上前、当時、ADDについて執筆した書籍『Scattered: How Attention Deficit Disorder Originates and What You Can Do About It』(2000)(『Scattered Minds: The Origins and Healing of Attention Deficit Disorder』(2019年版改題)を出版している第一人者。医師自身も50代でADHDと診断され、ADHD治療薬の服用の経験もあるというガボール・マテ医師とジョー・ローガンとの対談をお聞きください。
YouTubeチャンネル PowerfulJRE (Joe Rogan Experience)
オリジナル動画 (14分35秒)
【YouTube抜粋のオリジナル動画(英語音声)で聴きたい方はこちらの「オリジナル動画」からどうぞ】
ADHDって一体何? [0:00]
ADHDが正常(ノーマル)である理由 [2:45]
不安の正体 [9:14]
思考のプロセス[12:10]
⇨ Spotify本編オリジナル動画(2時間24分)(2022/9/14)
なお、ジョー・ローガンのSpotifyの番組は、脳科学者の茂木健一郎氏も公式ブログ内でご推薦、内容のストレートさと中身の濃さで定評があります。
※ 以下、YouTube(Spotify抜粋)オリジナル動画(英語音声/14分35秒)の翻訳になります。
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