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音楽あれこれ

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元アマチュアオーケストラのクラ吹き、ミュージカルや映画好きなライターが好き勝手に音楽のことを書いています。 ※楽典や音楽表現など、正確ではないと思いますのでご了承ください^ ^
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のど自慢の楽しみ方

のど自慢の楽しみ方

我ながら、ちょっと悪趣味かもしれない。

実家にいた頃から「NHKのど自慢」の楽しみ方がある。

それは、合格・不合格と鐘の数を予想すること。

よくおじ(←うちの実家が職場を兼ねている)と私とで、お昼を食べながら「これは合格」「これは鐘2つじゃない?」と談義した。

実家に住んでいた頃はほぼ毎週予想していたので、だいたい当たる。

当たらない時は、その日の基準がいつもより甘いか厳しいかだと思って

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なぜこんなに好きなのか。

なぜこんなに好きなのか。

先日、ママ友さんが出ている地元のアマチュアオーケストラの演奏会へ。

メインの曲は、チャイコフスキーの交響曲第5番。

オーケストラの演奏会では、定番中の定番。

何度聴いただろう。

聴きすぎて、飽きて、しばらく経ってふとまた聴くとハマってしまう。

これを高校の時から繰り返している(25年超!?)。

なんといっても、しつこさとドキドキ感が魅力。

最初から最後まで、「運命のモチーフ」と呼ばれ

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まさに別れ際にぴったりな曲を歌われた話。

まさに別れ際にぴったりな曲を歌われた話。

もう15年以上前のこと。

遠距離でつきあってた人とカラオケに行った。

その人は「あまり歌うのは得意じゃないから」と、私が数曲歌って、気が向けばあちらが1、2曲歌うスタンス。

そんな彼が歌った曲が、SMAPの『オレンジ』。

これを歌われたあと、すぐ別れた。

いや、別れると2人で決めた後だったか?(だいぶ前過ぎてはっきり覚えてない…)。

「ちょっと無神経すぎない?
いや、この通り思ってくれ

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どんな時も、負けないように枯れないように。

どんな時も、負けないように枯れないように。

20代も終わる頃。

私は激務とパワハラとで、うつと診断されてトータル約10か月、休職していた。

休職前の生活は結構ハードだった。

ある月曜日。
大荷物を引きずり、ヒールにスーツで朝7時の新幹線に乗り、地方の客先へ行く。

月曜から木曜までは、毎晩12時まで客先の資料を整理したり、銀行向けの資料を作ったり、銀行と飲み会したり。

金曜夜、また東京へ戻る。
土日は会社で作業して、月曜日はまた大荷

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ある曲聴くと当時一緒に吹いてたお姉系トランペットの先輩を思い出す。

本番後「あんた、よかったわよ」が嬉しかったな。

あれはビジネスお姉(モテ過ぎて大変だからわざとお姉言葉)だったんだと気づいたのは卒業後。

普通に話すのは指揮者にだけ。徹底してて気づかず。

元気かな?

映画制作前のほうが熱い!?『グレイテスト・ショーマン』さらにハマる理由。

映画制作前のほうが熱い!?『グレイテスト・ショーマン』さらにハマる理由。

世間から5年以上遅れて、ミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』にハマって数日。

ストーリーには納得いかない部分(主人公が結構勝手な人など)がありつつ、音楽やパフォーマンスに圧倒されて、連日好きな曲を聴いてます。

メイキング動画もたくさん観て、

などがわかるたびに、その過程こそエンターテイメントだなぁと感じて、ますますハマる循環に。

中でも、制作が決まるかどうか、お偉いさんを集めて実際

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いまさら『グレイテスト・ショーマン』にハマった理由

いまさら『グレイテスト・ショーマン』にハマった理由

頑なに観なかったのに、なぜ今なのか。

もう5年以上前に流行った『This is me』。

その曲が入ってるミュージカル映画が『グレイテスト・ショーマン』。

今、猛烈にハマってる。

元々、ミュージカルが好き。

だからなのか、流行りに乗せられる感もイヤで、当時は頑なに観なかった。

ミュージカルはできれば劇場で観たい。
せめて舞台映像を観たい。

原典があるわけではなく、新しいミュージカルを

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春に感じる、懐かしさ。

春に感じる、懐かしさ。

春休み。

近くの高校の吹奏楽部が定期演奏会をするらしい。

そういえば、うちの高校も春休みに毎年、定期演奏会やったなぁ。

昼間に本番で夕方撤収してから、夜中まで打ち上げが続いたのが懐かしい。

当時でもとても硬派な吹奏楽部で、クラシック音楽しかやらなかった。

ディズニーやジブリ、J-popがあるとお客さんを呼びやすいのだけど、Allクラシック。

顧問の先生が自分でもプロの室内楽団を持ってて

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ついついリピート!最近ハマってる曲

ついついリピート!最近ハマってる曲

クラシック音楽を聴くのが好きです。

ついつい考えすぎてパンクしそうな頭をストップしてくれるし、落ち着くのがよくて。

最近ハマってるのが、シベリウスのヴァイオリン協奏曲。

シベリウスは、北欧フィンランドの作曲家(1865〜1957年)。

帝政ロシア時代には、独立運動のさなか『フィンランディア』という国民を鼓舞する曲を作った、フィンランドでとても有名な作曲家。

『フィンランディア』は吹奏楽で

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とことん悲しい気分になりたい時。

とことん悲しい気分になりたい時。

何があったわけでもない、でもなんか悲しい気分に浸りたい。

そんな時に聴くクラシックが2曲ある。

1つは、エルガーというイギリスの作曲家のチェロ協奏曲の1楽章。1918年に作曲。

もっとクラシック好きな人からしたら、1楽章だけ聴くなんて邪道かもしれないけど、今日はお許しを(笑)。

エルガーさんと言えば、堂々と明るい行進曲の『威風堂々』が有名。

でもこのチェロ協奏曲の1楽章はとことん暗い。

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音楽を聴いてしまう理由。

音楽を聴いてしまう理由。

考えるのが好き。

街で見かけた人の考えてることを予想することもあるし、「こういうサービス、やってみたい!」「自分はなんでこんななんだろう…」と思い浮かんだことを考えつづけることも。

先週は息子と私の胃腸炎、今週は火曜から息子の園の学年閉鎖で、夜寝る時間がマチマチに。

いつもならnoteを書く前後に、音楽かけながら体をゆるめてから寝るのに、音楽をかける余裕がなかった。

さらにそのことに気づい

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人は「受け入れられてる」だけでやる気がわいてくる−忘れられない金曜日 Vol.1

人は「受け入れられてる」だけでやる気がわいてくる−忘れられない金曜日 Vol.1

9/22、金曜日。
元々、夜は東京へ行く予定だった。

さらに元々、午前中は息子の参観日だった。

それがあいにくの雨で1週間延期に。

「ダメ元で連絡してみようかな?」
とメッセージをとある人へ。

さらに、SNSでも
「空いてる人、よかったらお付き合いください」と書いてみた(お友達限定で)。

そしたら予定が2つ決まったー!!

充実感とスリル満点のある金曜日の記録の第一弾。

突然のお誘いメ

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音楽の泉と皆川達夫さんと…追悼として

音楽の泉と皆川達夫さんと…追悼として

今日、皆川達夫さんの訃報をニュースで知った。

皆川さんは、西洋音楽史が専門の学者であり1927年生まれ92才。

ついこの間の3月までの31年、NHKラジオ第一の「音楽の泉」でお話(つまり解説)をつとめ、引退されたばかり。

3月末の放送当日、引退と知った時のショックと安堵感(御年を考えると…)とをこの3週間度々思い出してきた。

そもそも、なぜ私はこんなに1つの番組、1人の人に数週間も寂しさ

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動く気にさせてくれる、意志強めヒロインの歌♪So Lauren Becall me~♪Shadow LA~ND

動く気にさせてくれる、意志強めヒロインの歌♪So Lauren Becall me~♪Shadow LA~ND

地下道のBGM。
聞き覚えある曲。

歌詞はなかったので数秒思い出すのに必要だったけど、ミュージカル「EVITA」の♪Don't cry Argentinaだ!

胎教は宝塚のレコードをかけてくれたという母の影響で宝塚やミュージカルが好き。

千趣会のCD集母が高校の時に千趣会(ベルメゾン)の6ヶ月連続届くCD集でミュージカルを買ってくれて。

(↑画像https://aucfree.com/m/

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