なぜこんなに好きなのか。
先日、ママ友さんが出ている地元のアマチュアオーケストラの演奏会へ。
メインの曲は、チャイコフスキーの交響曲第5番。
オーケストラの演奏会では、定番中の定番。
何度聴いただろう。
聴きすぎて、飽きて、しばらく経ってふとまた聴くとハマってしまう。
これを高校の時から繰り返している(25年超!?)。
なんといっても、しつこさとドキドキ感が魅力。
最初から最後まで、「運命のモチーフ」と呼ばれるメロディが形やリズムを変えながらずーっと出てくる。
タータタ タータタ ターターが原型(カタカナわかりにくいかもですね…)。
チャイコフスキーは執念深い人だったんじゃないか(わからないけど)。
そう思わされる。めちゃしつこい。
このしつこさは、演歌と通じるものがあるんじゃないか。
海外でも人気だと思うが、日本人のチャイ5愛はきっと強い(わからないけど)。
それでいて、楽章ごとに毛色は違う。
さすがだなと思う。
4楽章は冒頭と、ラスト近くの通称「ドラえもん」※以外、ずっとなんか急かされて追い立てられて落ち着かない。
※ドラえもん…昔のドラえもんのオープニングみたいなメロディがある
私はこの落ち着かなさが、結構好きだ。
リズムもテンポも変わるし、メロディも切羽詰まり出して、追い詰められる。
でも、追い詰められてもう逃げられない!ところからの「ドラえもん」は、やっと安心できる雄大なメロディだし、曲ももうすぐ終わるぞという安堵感と変なテンションに包まれる。
↑44:36あたりから4楽章の通称?「ドラえもん」が聴けます。
YouTubeでもSpotifyでも、ホントたくさんの指揮者&オケのチャイ5が聴ける。
ここの迫り具合はこっちが好み、でもラストの終わりのスピード感はこっち、などと妄想する材料がたくさん。
いつもはスマホで聴く曲を、生で聴いたものだから、頭の中でずっとチャイ5に追い立てられてるこの数日。
落ち着かないけど、悪くない。
私も相当しつこい。
↓2年半前も、思い出と一緒に書いています。