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頭から離れないのは。
今回の死の出来事を経て、頭から離れないのはいかなる者も死からは免れることが出来ないという事。
そして、何の為に生きているのかという事。
一つ今確信しているのは、明日なのか何年後なのか、判らないが死んでしまうのなら自分というものを殺してしまうのは無意味だという事。殺さざる得ないタイミングはあるかもしれないが、生きてこそのタイミングであれば構わないし、最後に笑える様にいられる心積りでいれば良いと思う
最後の日の事:その1
朝いつも、先に起きるのは向こう。仕事の関係上、朝早く夜は早い。バタバタと着替える物音の後に、家の猫に話しかけている声が聞こえる。ひとしきり家猫を撫で終わった後、化粧をしながらお茶を飲んでいる。とにかく朝はバタバタしてせわしない。そして、出勤時間になり普段であればそのまま玄関に直行してドアの閉まる音で出かけた事を確認するのだがその日に限っては珍しく、まだベッドで寝ている私のところに来てハグして行って
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