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夢毎

東京のお盆は7月。その所為なのか、うたた寝の30分程の時間で不意にこんな夢を見た。

吉祥寺の様な下高井戸の様な世田谷区などによくありそうな商店街を歩いていた。左側には多分カルディみたいな店舗を見掛ける、そして気づけば右側には亡くなった前妻が一緒に歩いている、
いつのまに?姿は、10年くらい前の時の雰囲気。あの世では好きな姿でいられる様だ、羨ましいね、他愛の無い会話をして歩く。そして私の左手には覚えがないが牛乳キャラメルが握られている。
ふと、そのキャラメルを一個ちょうだいと言うので渡そうとしたが、我に帰り、可愛いね、今生きてるの?と聞いてしまった。
その瞬間周りの景色からモヤに隠れるように黒くなっていく、前妻の顔を見ようとしたらもう見えなくなってしまった。あー、しまったと思ったところで夢は終わった。

お盆だし、様子見に来たんだろうな。ちなみにこういったパターンの夢は時たま見ることがあるが、その時どんなに美味しそうな食べ物があっても食べるところまでいかない。
他の世界の食べ物を食べると向こうの世界に引き込まれるのだろう、、と思うことにしている。
まだ私はこちらにいる用事があるみたいだ。
生前、死後に知ることになるが、ひどい事実を知る事となっていながらも最愛であった事は間違いなかったと思う。
ただ、最愛は一つでは無いと思う。過去、現在、未来と最愛はそれぞれある。
無かった事には出来ないが縛り付けられるつもりも無く意思をを持って流れて生きたい。

今は、唄も歌っているし満更でもないよ。
今を、演っていこう。
では。


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