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数字のための文章ではなく、思いついたことをなるべく正直に書く
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2023年8月の記事一覧

そして、今度はカナブンがやってきた。

そして、今度はカナブンがやってきた。

 蜘蛛をよく見るとかてんとう虫が何かを告げるとか。そんな話をたまに書いてきた。
 虫によってはスピリチュアル要素が強く、というか、どんな虫でもきっと波動はあるのだろうけど、特に蜘蛛やてんとう虫や蝶やトンボは、ネットでちょっと検索すれば、スピ的にこんな意味があるんですよ~……と語るサイトがたくさん見つかる。

 

 てんとう虫のことを書いた後のこと。

 ………実は、めっちゃめちゃめちゃにイイコト

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自分で書いた文章からの些細な学び(「夏果つの風鈴」おまけ)

自分で書いた文章からの些細な学び(「夏果つの風鈴」おまけ)

「夏の果て、ひと夏の間高らかな音色を奏でてくれた風鈴も、ちょっと夏バテ気味でお疲れのご様子」
昨日書いた「夏果つの風鈴」に、こんな一文を思いつきつつ、入れなかった。

昨日書いたもの。 ↓
ご覧くださった方、ありがとうございます。

その文章を入れなかったのは、夏果て→夏バテ、とただのダジャレを思いついたにすぎず、ひと夏の間によく働いて風鈴お疲れさま、なんて優しい言葉は浮かばなかったから。
しかも

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夏果つ(なつはつ)の風鈴

夏果つ(なつはつ)の風鈴

梅雨明け宣言がされたかどうかがはっきりせずとも、陽射しが短時間で肌をじりじりと攻めてくるようになった頃、津軽びいどろの風鈴を買った。

以前から、どんなものでもいいから風鈴を欲しいと思っていた。
ささやかに、そして手軽に夏の風情のひとつを味わえるのが魅力だから。
そして、風鈴の涼やかな音色は邪気を払ってくれそうだから。

ネットでたまたま出会ったその風鈴は、びいどろの小ぶりなお椀型の外身の上の部分

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好きな人の夢を見た。

好きな人の夢を見た。

眠っている間にみた夢の話を人から聞かされるほど、つまらないものはない。
話している本人は、こんなに不思議なストーリーだったと興奮して饒舌に語る。
けれど、聞かされている方は脈絡のない展開についてゆけず、イメージしても感情移入しづらく、飽き飽きしてくるのだ。

───── と、何かに書いてあった。

確かに、人の夢に興味を持てるのは、夢占いをする人くらいだろう。

そのことを承知で、あえて書かせても

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あるイタリアンとの別れ

あるイタリアンとの別れ

そのお店を知ったのは、コロナ禍になる少し前のこと。

家から自転車で15分ほどの所にある、一軒屋の小さなイタリアンレストラン。
経営しているのは、わたしと同じくらいの年頃のご夫婦。ご主人がお料理を作り、奥様がお料理を運んだりお皿洗いやお会計をしている。

店内の照明は、黄色味が目と心にすごく優しい。

穏やかな色使いの可愛らしいお皿。

お料理は何をオーダーしても美味しい。
外食してもたいてい『

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ドライフラワーの運気に関する雑文

ドライフラワーの運気に関する雑文

最近、お花を手に入れた時に気になること。

かすみ草、スターチスなどは、はっきりと花弁が落ちるわけじゃない。
したがって、ドライフラワーとして使える。
どうなったらドライフラワーと言ってよいのか正直よくわからない。水分が抜けてカサついてきたら、きっとドライフラワーなのだろう。

これらのお花について、お花屋さんやフラワーアレンジメントの先生から、
「そのまま飾り続けて、ドライフラワーとしてと楽しめ

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8月初日のラプソディー

8月初日のラプソディー

早朝の雨は、
暑苦しい地上を潤し
束の間の涼しさを呼んだものの、
すぐにまた、
息をするのも苦しいような
熱を帯びた湿気に変わりました

…と思いきや、
寒気が流れ込み、今度は雷雨に

それが過ぎ、
しとしとと残る雨の向こうには、
青空を垣間見て

─────── と、

天候と気温の変化が目まぐるしい
8月の初日

そして、今は、
わたしを正気付かせるように
蝉達が地上での短い命をかけて
その存

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