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人間操縦士としての「知りたい」の変化※③意識くんが見た世界【マガジンⅣ】

ボクは正直、
今の『ご主人(私)』の【体】と【心】への配属が決まった時、
どこを目的地にして、
何を行動指針にしていったらいいのか。

長い間それが定まらなかったんだ。

まぁまだやったこともない時点から、
何かを決めて動くなんて無理な話なのかもしれないけどね。

それがやっと見えてきた気がするんだ。



ここ最近まで。
つまり、
「無意識さん」が居なくなったことに気がついて、
探しに行って見つけて戻ってくるまでのボクは、

外の世界(関わる人や物事)を知っていくこと


これだけを目標に、
日々に追われて
思考の処理速度や容量に余裕が作れない中でも、
可能な限りの情報収集を、
結構頑張ってしてきた。

なぜそれをしてきたかというと、
自分の外側の情報を得ることによって、
それに対応する戦略や心構えを、
事前に整えておけるよう準備するため
だった。

ある程度の経験を積むことによって、
様々な事柄や人柄に対しての対応を、
『ご主人(私)』の現在の特性に合わせて
動かしていくことは、
さほど難しいことではなかった。

でも、ある時から意識し始めた。
ボクの操作外での勝手な挙動が確認できるようになってから、
少しずつ疑問が生まれていった。

その通りに動けない性格による行動限界や、
結果に結びつくのに阻害要素となる
普段からの思考言動の癖などを、
自覚して尚且つコントロールできなければ、
いくら対外的対処法を練っていたとしても、
意味がないことはないけれど、
いつまでも実現しない夢物語作戦で
現実に立ち向かっていかなきゃならないんじゃないか。

使い方がイマイチわかってない、
原因不明の誤作動が起こりやすい道具を使って、
思い通りの結果に結びつけるって、
ほぼほぼ無理なんじゃないか
って思うようになったんです。


それは「無意識さん捜索の旅」の道中に確信に変わりました。

ボクの知らないうちに「無意識さん」が設定した、
初回感知不快の自動回避プログラム。
原因不明の挙動の原因。
ボクの心を護るために開発されたので
ボクでは解除が非常に難解なプロテクトがかかっている。

プログラムが働く原因は、
「無意識さん」の痕跡であった
『黒いドロドロしたもの』に触れたら
すぐにわかった。

もう記憶にもない昔に感じた不快感や危機感。
それが「無意識さん」から漏れ出たものの正体。
これを少しでも予見させる要因に直面したら、
極力感じないように反射的に言動に表す。

反射で動いてしまうということは、
考えずに動いてしまうということなので、
言わば
選択肢が一つしかない中で選ぶしかないひとつを選ぶ。
という状況だと言える。

これでは、
何かあるたびに受け止め方や行動が
決まった行動パターンしか出来ないので、
対応力を増やすことをいつまでも更新できないと。


だから、
「無意識さん」が戻ってきてくれてからは、
今までやってきた【外の世界を知っていくこと】は、
もう長年やってきたことだし、
どうせ癖でやってしまうだろうから、
新しい発想を持っていこうと思うんです。

それは、

【内の世界を知っていくこと】
つまり『ご主人(私)』を動かす
ボク(意識くん)と「無意識さん」が、
どんな時にどう思いやすくて、
どんな行動をしやすい傾向にあるか。
現状の自分(現在地)を明確に把握していくことで、
今後なりたい自分や望む道(目的地)に進むための、
準備や行動(経路)をいくつか決めていこう。


これを優先的にやっていこうと、
今は思っています。

人間社会で使っている、
『カーナビ』のようなものですね。

これまでは、
不確定な来るべき未来の可能性に対する準備。

これからはそれをしつつも、
引き寄せたい未来を明確化して、
それに向かうために
今の把握と
今後に向けてやっておくべきことの実質的行動を決める。

未来に対しての2段構えをしています。


ボクは対外的な対応のために必要だと思われる思考。
「無意識さん」は物事をどう受け止めたら自由度が増すかという思考。

アウトプット担当がボク。
インプット担当が「無意識さん」。

この役割分担でやっていこうと決めました。

もちろん、
インプットしたことが土台となってアウトプットの方法が決まるので、
じっくりとお互いが思ったことや感じたことは、
常に細かく見つめ合い、
それを共有する時間は
毎日設けています。


日々忙しく、
瞬間で受け取ったことも、
自分の血肉となって影響されていることが、
もう今はわかっているので、
自分たちを確認することは、
しっかりしていこうと話し合っています。



今日は、
今までとこれからのボクのスタンスについての変化をお話しました!


ではまた!!






次回はボクのパートナーの「無意識さん」が、
ボクが自分でストレスを生んでいたことを
教えてくれた話をしてくれます。

お楽しみに!


私の為に使わせていただくというよりは、 身の周りで助けてくれる人へのお礼として使わせていただきたいと考えてます。 せっかく私の為にご用意くださったものなのにごめんなさいね。 私は余生を、出来る限りの有難うを伝えて過ごしていきたいの。 気持ちを汲んでいただけると嬉しいです。