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「小金井の桜狩」 ラジオ番組『仙波書房の東京歳時記』連動企画記事 3月分
季節ごとの東京の行事や、文化を文学作品内の描写から紹介するラジオコーナー番組『仙波書房の東京歳時記』は毎月第3土曜日の深夜に放送。
ラジオ連動企画記事として、noteでは番組の概要を掲載。
今回は前回の「梅見」に続き、桜を楽しむ「桜狩」について紹介する。
■文学作品パート
『東京遊行記』「桜の二大長堤」 大町桂月 明治39年
小金井の花の区域は、凡そ二里にわたる。
向島よりは長く、熊ケ谷土手よ
「梅見と東京の梅名所の変遷」 ラジオ番組『仙波書房の東京歳時記』連動企画記事 2月分
季節ごとの東京の行事や、文化を文学作品内の描写から紹介するラジオコーナー番組『仙波書房の東京歳時記』は毎月第3土曜日の深夜に放送。
ラジオ連動企画記事として、noteでは番組の概要を掲載。
今回は梅の花を愛でる「梅見」と、かつての東京の梅名所の変遷について紹介する。
■文学作品パート
『東京遊行記』「夜の臥龍梅」 大町桂月 明治34年
一年の行楽は、梅にはじまる。
東京にては、梅のひらくは、二
蔵造りの「開口部(扉・窓)」について…
今回は蔵造りの開口部にある窓や、扉について紹介する。
蔵造りの2階部分を見ると、観音開きの扉や、木製の格子の窓が見られる。
まずは、観音開きの扉について、紹介する。
川越の蔵造りは土蔵造りの店蔵で、耐火・防火の意味合いで、基本的に壁は土でできていて、開口部は狭く、その開口部にある観音開きの扉部分は土が塗られ、厚く、重い扉になっている。
この扉は建物の内側と扉部分と共に段々になっていて、この段々を
小林家住宅 文庫蔵(小さな蔵の博物館)見学
一般的に蔵造り住宅は奥に長い長方形の敷地に、店蔵、住居、文庫蔵と並ぶ。
川越の一番街にある蔵造り「小林家住宅」も同様で、店蔵は和菓子販売店として、住居部分は和菓子店が経営するカフェスペースとして活用されている。
敷地奥に存在する文庫蔵は家主が蔵の歴史や、貴重な資料を展示する場所として整え、この春から「小さな蔵の博物館」と、年に数回公開されるはこびとなった。
仙波書房はこちらの文庫蔵には書籍『川越