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頁が通った…

9月30日発行に向け、入稿・校正作業中の『川越の建物 蔵造り編』。
ようやく全ての原稿と、カバー、スリップのデータも含め、入稿を終えた。
これまで各建物ごとを紹介する原稿部分はバラバラに作業を行い、掲載順に関係なく、入稿、校正の作業を進めてきたので、各パーツという状況であった。
原稿が揃い、校了し、頁を通すと、ようやく1冊の本としてのPDFデータになった。

本づくりを行っていて、いくつか感動する作業工程があるが、バラバラだったパーツが組み合わさり、ひとつになるこの過程が個人的には好きで、ひとり感動…

さて、埼玉県内の自宅兼、職場と、東京にある印刷会社とのゲラのやり取りは、出版社勤務時代のようなゲラのお届けではない。
時間と送料を加味し、PDFデータの送付で行われている。

来週、印刷会社に出向いての校正作業(出張校正)がある。
その場には、これまでデータで確認していた内容がほぼ仕上がりに近い紙に出力された状況で中身の確認ができる。
それに併せ、カバーの色具合を見る機会があるが、印刷見本を手にするのもだんだんと本になっていくことを実感できる場面。
これもまた感動のシーンになり、今から楽しみである。

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