記事一覧
清風堂のおすすめ vol.19(2024/2/11)
こんにちは、清風堂書店の谷垣です。
最近『不完全な司書』(青木海青子)を読んでいます。ここのところ読書する時間も気力もまったくなく、こんなので書店員をやっていていいのだろうかとすこし沈んでいたのですが、本書を読み進めるうちにちょっとずつ元気になってきました。青木海青子さんの文章のなせる技なのかもしれません。以前、内田樹さんがこのようなことをおっしゃっていました。
「優しくて、でも時々刺すよ
清風堂のおすすめ vol.18(2024/2/3)
こんにちは、清風堂書店の谷垣です。しばらくお休みをいただいていた関係で、久しぶりの投稿となってしまいました。
サイン本入荷情報『気づいたこと、気づかないままのこと』古賀及子/シカク
『ちょっと踊ったりすぐに駆け出す』の古賀及子さんの最新刊。ちなみに『おくれ毛で風を切れ』(素粒社)もほぼ同時発売しています。こちらは入荷までもうすこしかかるかも。
こちらから試し読みができます。
出版社「さ
清風堂のおすすめ vol.15(2023/12/17)
こんにちは、清風堂書店の谷垣です。
年末の風物詩、じんぶん大賞が発表されましたね。
今年はとにかく『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?』が売れた年でした。発行部数は6万部(!)。当店でも100冊以上売れており、まだまだ売上が止まりません。そして、私が推していた朱喜哲さんの『<公正>を乗りこなす』(太郎次郎社エディタス)は13位でした。正直5位以内に食い込んでくるのでは、と期待していたので
清風堂のおすすめ vol.14(2023/12/9)
こんにちは、清風堂書店の谷垣です。
毎週投稿をつづけ今回で14回目。今週はさすがにもう何も書くことがないのでは・・・と恐れつつ記憶を掘り起こすのが週末のルーティンとなっています。幸いなことに、今週もなんとかなりそうです。
Twitterでは、KADOKAWAの例の邦訳書が問題となり、そんななかでチバユウスケさんの訃報があったり(THEE MICHELLE GUN ELEPHANTは今でも