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バルセロナで、素敵なのにあまり知られていない美術館
地下鉄の駅、エスパーニャ広場で降り
階段を上がって地上に出ると
真っ青な大空と光り輝く太陽と
真っ直ぐに伸びた大通りの先に見えるのが
カタルーニャ美術館。
そこからまた先に、ミロ美術館がある。
それらは誰もが観光に来ては行ったことがある
有名な美術館だろう。
でも、エスパーニャ広場駅から
一番近くて、素敵な美術館がある。
しかもチケットがとってもお手頃な値段なのである。
それが、今から紹介するCA
小津安二郎生誕120周年記念をバルセロナ映画祭で
バルセロナの街を歩いていたら
あら? なんだか日本人っぽいお顔のポスター?
近づくにつれ、
それが、原節子だと理解できた。
美しい人だ。
はてさて、なんのポスターだろう。
そう思い、もっともっと近づいてよく見ると、
それはバルセロナ映画祭の
ポスターであることがわかった。
そして、そのビジュアルは
小津安二郎監督作品の『晩春』からの一コマだと
webの案内を見て知った。
この映画祭は今年で第8回
初日の出はモンセラがいいという話
海外に住んでいると
日本のように初詣という行動に出ることがない。
それはそうだろう。
ここはヨーロッパ、文化が違うし
しかも神社があるわけではないのだから。
バルセロナ郊外に住んでいる私は
ここの初日の出が朝の8時台だということを知り、
我が家から車で1時間で行けるモンセラなら
そんなに早起きをしなくても
無理せず8時台にそこへ行けるではないかと思い、
去年はじめて夫の車に乗り
初日の出を見にモ
パーティに呼ばれた時は
◇このエッセイは二十年ほど前のバルセロナのお話しです◇
休みの日には
ホームパーティに呼ばれることが多い。
そんな時は、
だいたいワインを一本買って持って行く。
ワインに詳しいフランス出身の子に
美味しいワインの一番のポイントは何かと
たずねたことがある。
それは、スパイシーであることだ!と教えてくれたが
それは試飲してみないとわからない。
知識がない私のワイン選びは
もっぱらラベルのデザインで
バルセロナの『ミロ-ピカソ』展をたずねて 【その1】
ピカソの誕生日は10月25日、蠍座の男だ。
つい先月、その誕生月から始まった『Miró-Picasso』というタイトルの
とってもスペシャルな展示会へ行ってきた。
今年はピカソ没後50年、
ミロ没後40年という記念すべき年で
それをピカソ美術館とミロ美術館の両館で
思いがけないほど数々の二人の作品を観ることができるのだ。
この部屋はミロの作品、ここの場所はピカソと区分されておらず
ピカソとミロ
メトロ。マリア・クリスティーナ駅
ー バルセロナ きらきら太陽の真下のカフェで ー
◇このエッセイは二十年ほど前のバルセロナのお話しです◇
地下鉄マリア・クリスティーナ駅を降りて
階段をトントントンと
上がっていくと
目が痛いほどまぶしい
地上に出る。
まず最初に目に入ってくるのは
青くて広い空に
突き刺すように建っている
縦長の真っ黒なビル。
バルセロナに青と黒の配色は
とてもよく似合っていると思う。
ビルの上をよく見てみ
バルセロナのバルで、食べてほしいお手軽価格の3品
ー バルセロナ きらきら太陽の真下のカフェで ー
◇このエッセイは二十年ほど前のバルセロナのお話しです◇
パエリアはみんなが一番よく知っている
スペイン料理だろう。
その他のおつまみとして
お手軽価格でスペインらしいものを
紹介したいと思う。
まずは、パン・コン・トマテ。
トーストしたパンに
トマトをすりつけて
オリーブオイルをたらし
塩をぱらりと振るのだ。
たったこれだけの料理なのだが
こ
待つことを苦だと思わないバルセロナの人々
ー バルセロナ きらきら太陽の真下のカフェで ー
◇このエッセイは二十年ほど前のバルセロナのお話しです◇
映画館の前で行列ができているのをよく見かける。
そんな日は、まず水曜日だと思った方がよい。
すべての映画館というわけではないが、
普段より安く映画を見ることができるのだ。
行列をつくってまで
並んで何かを鑑賞したり、
食事をするなんて
日本人だけかと思っていたけれど、
バルセロナの人たちも